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2023年12月30日土曜日

[年末恒例] 2023年振り返り、そして来年へ向けて…

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

本年も残り少しということで振り返りをしてみたいとおもいます。
ちなみに原稿企画2本かかえて煮詰まっていますが、煮詰まっているからこそブログ記事を書いて気分転換をしようという魂胆です!
発信系でプロ活動している人はたぶんみんなそう。

それでは行ってみましょう。


・歯医者さん(本業)

生きるために必要不可欠な本業にして家業(4代目)。博士号と専門医をとり、国家認定資格的にはこれ以上のものはないところまで極まっている。

もちろん歯科医師会でもっとエライ人もいれば、歯周病臨床医としてもっとウマイ人、研究者としてスゴイ人はゴマンといます。
でもボクはもう歯医者としてこれ以上ウマくもスゴく、ましてやエラくもなるつもりはありましぇん!

普通に患者さんたちは満足してくれているし、リピートしていただけているし…。

専門医になってから一年以上が経ちますが、歯周病治療目当てで来ていただける方は増えましたね。
認定医じゃなくて専門医ってとこの違いは大きいように感じます。取ってよかった。

ペーペーの20代、研鑽の30代を乗り越えて、円熟の40代としてしっかり地道に日常診療を積み上げていきたいと思っています。

40代後半には代診を雇うことになるだろうから、今から考えないとなぁ…。



・ライター業(副業)

漫画家を目指していた少年は、絵の才能があまりなかったのでラノベ作家志望に転向し、寓話で伝えたいことを表現するのがまどろっこしいと感じたのでライターになりました。

形は変われどそれは「やりたいこと・できること・求められること」の解像度が上がっていった結果。
好きなことで仕事して、ちょっと家族にうまいものを食わせられるくらいの臨時収入が得られるのは、とてもありがたいことですね。

昨年末からは”あの”出版大手、講談社の現代ビジネスさんからお仕事をいただき、月に1本計12本の(通算15本)記事が公開されたのが、一番大きな業績となりました。

特に医療費・年金・介護費における、それぞれ数兆円規模の歳出削減可能性を示した記事は、これまでの「社会保障費は高齢化のため削減することはできない」という既成概念を打ち崩し、下半期における社会障改革の議論の一助となったと考えています。

他にも給与ありで書かせてもらっている仕事が1件、あたらしいライティングの依頼が1件来ているので、来年はさらに充実したライター業ができそうです。

ただ自由に書いて月に6本とか上げてた無給時代と違い、さすが大手出版社ということで与えられる課題もしっかりしています。
少々負担を感じるところはありますが、継続こそ勉強と考え、本業も含めたライフワークバランスを考えつつやっていかないとなぁと思うところです。

また、社会保障改革のテーマも維新・国民が声を上げ、島澤諭 経済学教授や、津川友介 医学部准教授など私よりはるかに専門性の高い論者が自由に論じられる環境になったので、ファーストペンギンとしての自分の役割は終わりつつあるようにも感じています。

いまいちど「持続可能な社会保障」「ネット時代におけるインフォデミック対策」というセルフテーマを見つめ直し、次の一手を考える時がきたのかもしれません。



・休日ドラマー(趣味)

だいぶ前のことで忘れかけてましたが、今年の始めには念願のセッションライブデビュー

またアニソン演奏してみた動画勢としても、葬送のフリーレンOP 『勇者』のYoutubeショート動画、TikTok投稿がそれぞれ300PV到達、プレイを評価するコメントをいただけるなど、演奏動画勢として自信を深められた一年でもありました。

技術的にも目標としていた水準に片手が届いてきました。とくに三連符系の6ストロークロールやダブルパラディドル、RLKRLKコンビネーションができるようになって、グッと表現の幅が広まったように思います。

一方で確保可能な練習時間と維持可能なテクニック水準を鑑みるとそろそろ限界かなと感じており、上記テクニックをしっかり使いこなして自分のイメージをアウトプットしながら、ちゃんとアンサンブルをリードできるプレイという目標を目指したいなと考えています。

そういう意味でも、来年はもっとステージにでていく年にしたいですね。


近頃は1ヶ月があっというまに過ぎていきますね。

子供らも成長して、出かけるにもオムツいらず、上の子はお留守番も出来るようになってきました。

ほんの一年前は、こんな1年間になるとは全く考えていなかったわけで、人生窮極的には出たとこ勝負だなと実感します。

これからも目の前に訪れる兆候”サイン”を見逃さないように、したたかに楽しんでいきたいですね!

2023年12月8日金曜日

時代はオンライン倍速視聴!? 保険医集団指導でも

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

先日6年毎の保険医集団指導を受講するようにと通知が来ました。管理者(いわゆる院長)も私に変更したので何らかの指導はあるだろうなぁと思っていたので、個別ではなく集団だったので安心しました。

驚いたのはオンライン・オンデマンド視聴で良いということで、コロナ問題を経て講義学習に関しては一気にデジタル化が進んだように感じます。

そこで初めて体験したのが、メディアなどでも話題になっている倍速視聴です。

いまどきの学生たちは講義なども倍速視聴で時短、タイパ重視の価値観がどんどん広まっているようですが、日本全国でも特にタイパ重視で生きてきた私がこのチャンスに飛びつかないはずがない!!


そういうわけで期せずして今話題の倍速視聴を体験してみる機会に恵まれたわけですが…。

いやーーーーー。快適。マジこれだわ。

講義って受講者を置いてけぼりにしないように”間”があったり、早すぎないようにスピード調節しますよね。私が講義する側でも、いつもそうやっています。

しかし私はそのペース感に堪えられず、どうしても講義を聞いていると眠くて仕方がなくなってしまう習性がありました。

ところが2倍速視聴では、一瞬でも聞き逃すと話題が過ぎ去っていきます。この緊張感よ。

分かりづらかった部分は適宜撒き戻し、停止して図をよく見るなど、私は動画があれば講義はいらないと感じるほど感銘をうけました。



そういうわけで視聴完了し、指示通り「視聴完了ボタン」を押したのですが…。

よくありがちなミニテストもないしイマイチ”ちゃんと終わった感”がない…。

視聴履歴を見ると倍速なので動画時間の半分で表示されており、行政のノルマって「〇〇分の受講」とかあるから本当にコレで大丈夫なのか不安になってきました。

まぁ、きっと大丈夫なのでしょう。たぶん。

2023年11月29日水曜日

[地域誌掲載] 歯の着色は自分で落とせる? 悩んだ時の選択肢

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

地域誌「マイシティじゃーなる」に歯科医師会活動の一環として寄稿したものが掲載となりましたので、ブログでもご紹介いたします!   


歯についたクスミやヤニをどうにか取れないものか。多くの方がどうにかしたいと悩みつつ、長らくガマンしている印象があります。クスミやヤニはコーヒーや麦茶等といった着色しやすい飲食物が原因になるだけでなく、体質的にも付着しやすさが違ってきます。

着色を除去する最も簡単な方法は、研磨効果の強いハミガキ剤を使う事です。国内で市販されているものは歯にダメージを与えないよう日本歯磨工業会によってルールが定められているので、少なくとも一時的に使用する分には問題ありません。万が一冷たいものがしみる等の症状が現れたら、すぐに使用を中止してください。

別の方法として“ホワイトニング”などの名称で歯の着色物を分解する効果のある薬剤を使用するサービスがありますが、結果としてはハミガキ剤で研磨するのと効果に違いはありません。注意として、髪の毛を脱色するのと同様に歯そのものの色を白くする“ホワイトニング”は、同じ名称でも歯科医院でしか受けられない医療行為ですので、区別が必要です。

これらのセルフケアで十分な効果が得られない、あるいは不安なときは、歯医者さんにご相談ください。お口の健康チェックにもなりますし、プロの手による歯石および着色除去後は、多くの方が鏡を見て大喜び。何か問題がなければ足が遠のきがちな歯医者さんだとは思いますが、皆様の笑顔に貢献できれば嬉しいです。

2023年10月6日金曜日

電動キックボード[RICHBIT ES1 PRO] 乗り心地と公道デビューまで

こんにちは! 東川口の歯医者、中田智之です。

7月に池袋のシェアサービス利用で感動して、その日のうちに注文をいれた電動キックボードがようやく届きました!

製造が追いつかないという理由の順次発送で9月末には届いていたのですが、そこから市役所でのナンバープレート取得、郵便局での自賠責加入など手続きを終えて、ようやくの公道デビューです!

役所でも郵便局でも「初めての対応」ということだったので、これから電動キックボードを所有してみたいという方のために、その時の様子を踏まえてお伝えしたいと思います!

まず電動キックボードの入手法ですが、家電量販店に売っているといっても基本売り切れ、専門店はあまりアクセスしやすい立地にはないということで、通販を頼ることが多いと思います。

試乗して比較などしてみたいところですが、今の流通環境では難しい模様。イベントなどに参加すれば機会があるかもしれませんが、とりあえず電動キックボード自体体験してみたいというかたはLUUP等のシェアリングサービスを利用するのが良いかと思います。



さて、電動キックボードが届いたらまず役所に行ってナンバープレート取得するのですが、総合受付に行くと「たぶん…〇階の○○番窓口…だと思います…」という感じで自信なさげ。明らかに動揺が見られます。まぁ、仕方ないですw

一方の窓口のオバチャンはベテランで、見知らぬ申請に一瞬眉をひそめたものの即座に所管業務だと判断。新入りっぽい若者二人にテキパキと指示をだして書類をまとめ、その場でナンバープレートをくれました



難航したのが加入必須となる自賠責保険で、事前調査ではコンビニでOKとのことでしたが、店員さんに聞くと「コピー機のサービスにあれば? あると思います?」と言う感じ。

で、自分でコピー機のセルフサービスメニューから選ぶのですが…。原付の自賠責は見つけたけど、小型特殊自動車(電動キックボードのこと)の項目は無し。

法改正で別枠になったんじゃなかったんでしたっけ? 違うものを買ってしまうとあとがめんどそうだったので、郵便局で手続きする作戦に変更しました。



さて郵便局について保険の窓口で「電動キックボードの自賠責加入したいんですけど」と聞いてみると、「取り扱ってません」と回答。

なんとなく想定していた事態だったので、「いや国交省のウェブサイトで郵便局で申請できるって書いてありますよ」とスマホで見せながらゴネると、「確認して参ります」とのこと。

その後「私どもも初めてで…」と丁寧な対応をしていただいたので全然大丈夫なんですけど、たぶんここゴネないと進まないとこだなと感じました(笑)



そういうわけで市役所でもらったナンバープレートに附属していたネジがRICHBITの取り付け穴に入らずデイツーに走るとか、昼下がりのコーヒーブレイクと何ら変わらない程度の些細なトラブルはありましたが、無事公道にでる準備はできました!



さて公道にでてどこに行くかですが…。私は数ある東川口グルメをお昼休みに楽しむために電動キックボードを買ったのでした!

目的地は既に決まっています。東川口のスペイン料理の名店、サブロッソ!! 1000円以内で食べれるビーフシチューパスタは知る人ぞ知る逸品です!

そういうわけで写真はお店の代表料理パエリア用のパンをあしらった看板オブジェクトとともに、許可をいただいて撮影しました。


さて、RICHBIT ES1 PROは希望小売価格69,800円のエントリーモデルに分類されるキックボードで、LUUPで試し乗りしたものよりもかなり小型です。

私の場合右足を軸足にして左足で地面を蹴るのですが、キックボードに左足を乗せるのは若干窮屈で、添える程度につま先を引っかけるか宙ぶらりんのまま走行してます。

実際にRICHBITで走行してみると、最高速度20km/hをだすとガタつきとハンドルの不安定感が大きい。これらはLUUPの大型機ではない部分でした。

一方で重量はかなり軽く、LUUPの大型機だと方向転換もしんどいくらいの重量になりますが、RICHBITはわりとクルクル取り廻せる感じ。電動アシスト付き自転車と比べるとかなり軽いので、RICHBITのほうが明確に差別化できているのが好みです。



こうして比較してみると何を取るかだと思いますが。LUUPは最高速度20km/hで長距離走行する機体、RICHBITはハンドルが安定する15km/h前後の走行を軸に必要に応じて20km/hまで加速させる機体だと感じました。

個人的な性癖で「もっとスピードが出せそうなのに制約がかかっている」よりも「機体の限界性能を引き出すと不安定になるけどその分いらないものが削ぎ落されている」ほうが好きですし、使用目的や想定走行距離とも合致しているんで良い選択をしたなと思っています。



ところでRICHBITには6 / 10 / 15 / 20km/hの4つの走行モードがあるのですが、起動時は必ず6km/hになっており、20km/hを出すには電源ボタンを3回ダブルクリックしてモードを切り替えないといけません。これがめんどくさい。

6km/hモードは自転車走行可能歩道を走るために必要なのですが、そうであれば2モードでよかった。あるいは電源オフにしたときのモードを次回起動時にも維持してほしかった。

メーカーさんソフトウェアアップデードしてくれませんかねぇ(無理)



それと電源ボタンを5回連続で押すと、何かがオフになったような謎のビープ音がなります。もう一度5回押すと、やはり何かがオンになったような音が。なんだこれ。説明書にも書いてないんで分かりません。裏コード ザ・ビーストかな。

冗談はさており、想像ではオートクルーズのオンオフかなと予想しています。一定時間同じ速度で走行するとアクセルレバーから手を放しても同じ速度で走行するというものですが、私は危ないかなと思います。

自転車以上にいつでも止まって足を地面につけられるのが電動キックボードの強みですし、走行する時もこまめに加速・減速して周囲の状況をよく見ながら走ったほうが安全な乗り物だと感じます。



細かいところに要望はありますが、電動アシスト付き自転車よりも圧倒的に軽く、それ以上のスピードが出る電動キックボード、私はすごく可能性を感じています。

今後ものりまくって、気づいたこと等レポートしてみたいと思います。次のオフにはちょっと遠くまで行ってみたいですね!

2023年9月1日金曜日

夏休みと、ブログ更新頻度について

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

夏休みはハワイ! …アンズ(スパリゾート ハワイアンズ 福島県)に行ってきました。
コロナ明けの夏と言うこともあり、大賑わい!

流れるプールもさながら洗浄消毒される芋洗いといった感じでした(笑)

初夏にいったサマーランドは容赦ない冷水でしたが、ハワイアンズは全部温水なので快適。

午前中にプールで遊び疲れた子供たちが、午後もプールといいながらお昼寝をして、夜まで起こしても全然起きない感じ、なんかいいですよね。

そんなこんなで夏休みが終わったらブログも更新しようかなと思っていたところ、夏休み明けも激務…!

営業再開をお待たせした皆様には申し訳ありませんでしたが、たくさんのご来院をいただきありがとうございました。



そういうわけで少し空いてのブログ更新となりましたが、この機に更新頻度を見直して、月に1回以上という形にしようと思います。

その理由は、様々なお力添えもあって原稿料ありでのお仕事が増えたから

中には公表されないものもありますので詳細は伏せますが、いずれも代金を頂いて書かせてもらっている以上高いクオリティでお返ししなければなりません

コロナ騒動も一段落して来院患者も増える中、十分な執筆時間をとる必要があります。



もう1つの理由は、ブログの役割の変化です。

当初、鳥師匠(こかりまいさん)の薫陶をうけて週2回更新で始めたブログでしたが、主目的は歯科医院HPのSEOとして、集患活動の一環としてでした。

この目的は達成できませんでしたが、ありがたいことにいつの間にやら来院患者数としては医院ポテンシャルに対してほどよい水準まで増加。積極的な集患活動は必要なくなりました。

ひとえに明るく真面目なスタッフたちのおかげ様です。

今後はより一つ一つのブログ記事で紹介する歯科医療情報のクオリティを高めつつ、TikTokなどと連携してPV増を目指そうと考えています。

旬なアニソンのドラムプレイに有益な歯科医療情報をのせてブログに誘導するという作戦で行こうと思っている。

2023年8月3日木曜日

[地域誌掲載] 入れ歯で我慢していませんか? メンテナンスで快適に

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

執筆した記事がメディア掲載しましたので、ご報告です。マイシティじゃーなるは読売新聞折込の地域情報誌で、川口歯科医師会で掲載枠を持っています。

ーーー以下本文ーーー


最近、入れ歯がゆるくなったり、咬みづらくなったりしていませんか。歯に直接接着する被せ物や詰め物と違い、入れ歯は完成しお渡ししたあとの調整とメンテナンスが重要です。

なぜなら、ほとんど形の変わらない歯と違い、入れ歯の支えとなる顎の骨や粘膜は数年単位で形を変えていくから。これは自然な加齢現象としてだけではなく、歯を抜いてすぐに作った入れ歯だったり、あわない入れ歯を使い続けていたりすると大きなズレが起こりやすいです。

そういう時は歯医者さんにご相談ください。ある程度のズレであればバネを締めたり、浮いているところを埋めたりして入れ歯を体にあわせることができます。これらの処置をすると多くの方が「ピッタリ吸い付いて外れにくくなった」「しっかり咬めるようになった」とご実感いただけます。

さて入れ歯がゆるい、あわない時に市販の入れ歯安定剤を買い求める方も多いと思います。市販の安定剤には様々なタイプがありますが、硬めのクッションタイプやシートタイプはかえって入れ歯の位置がずれて顎に余計にダメージを与えるリスクがあります。ゲル状になるクリームタイプや粉末タイプにはそのようなリスクはありませんが、ベタベタしてしまうデメリットが。いずれにせよ市販安定剤は短期間の使用にとどめ、歯医者さんで調整してピッタリした入れ歯を使う方が、より快適で健康にも良いでしょう。


2023年7月26日水曜日

LUUPで電動キックボード体験! 購入を決意した理由とは

こんにちは! 東川口の歯医者、中田智之です。

今日は以前から気になっていた電動キックボードが7月の法改正でさらに使いやすくなったことを受けて、電動キックボードシェアリングサービスLUUPを使って体験試乗してみました!

最初は自動車と同じように売り場等で商品実機をみながら、できれば試乗などして決めようと思っていたのですが、どこも品薄!!

専門店はアクセスの悪いところばかりで、電気量販店などで実機をみることができましたが、法改正前の機体が1~2台置いてある程度で選べるような状況ではありませんでした。

じゃあLUUP乗るしかないな! ぶっつけ本番で公道デビューじゃ!!

LUUPのアプリを電車の中でインストールし、そこに表示されるマップで池袋某所のポートへ…。

ビルの合間のちょっとしたスペースに、ひっそりと3台の電動キックボードがおいてありました。

どこのポートもこんなスキマに!? という場所にあるので、知っていると街を見る目が変わりそうです。普段通勤している路上にもあったのは驚きです。

アプリはまず支払いのためのクレジットカード登録を求められますが、それだけでは乗れません。

自動車免許の表裏撮影と、11問の交通安全クイズに合格する必要があります。

わたしは初見で9問正解。問題はなんども挑戦出来て内容も変化しないので、身構える必要はありません。

ただし私は炎天下のポートでこれらの手続きをやっていたので、良い子のみんなは事前にやっておきましょうね!

それらが終わってスマホに電動キックボードのQRコードを読ませると、”ギュイーーン!”という起動音とともに光ってロックが解除されます。

ガ〇ダムかお前は!

ぶっつけ本番で公道なので緊張しましたが、まぁ自転車乗れれば大丈夫ですね。

最初は細い道を低速で走って慣れましたが、いよいよ幹線道路にさしかかり…。

ビビリなので降りて横断歩道わたりました。

いやこういう乗り降り自由なとこは便利ですよ!?

横断歩道わたったあたりから覚悟を決めて、自転車レーンを全速力で走行。

正直「え? こんな太い道路の車線はしっていいの?」とか「きっと車にとっては邪魔だろうなぁ」とか思いながらも、全速力(20km/h)ノーヘルメットはかなり気持ちいい!

と、そんなことを思いながらニコニコ走行していたら警察官がガン見していました! してないかもしれないけど、ぼくはそう感じました!

プルプル! ぼく悪いおデブじゃないよぅ!

…別に何も注意されませんでしたが、緊張の一瞬でしたね。

ちょっと珍しいのか、交通整理のおっちゃんとか道行く人と目が合うので、

「今日初めて乗るんですよー!」「たのしいっすよー!」と他愛もない会話をしつつ、ノープランで道を進む…。

停車してマップで調べると巣鴨の近くまで行ってたみたいですね。

ちょっとクラクラして頭痛がしてきたので、熱中症になる前にコンビニ休憩。

LUUPアプリで一時停車を選ぶと、機体がロックされます。これで盗難の心配もありませんね。便利!

そろそろ昼飯時ということもあり、池袋近辺のポートをゴールに設定し直して帰路へ。

やはり幹線道路はちょっと怖いので、自転車走行可能な裏道を中心に戻っていきました。

私が地元東川口で使う時も、幹線道路を走るというよりも一般車道をチョイ乗りする感じが中心だとおもうので、そういった使い方なら安全で便利かと思います。

もちろんその気になれば幹線道路を走れますし、全速力を出すのも気持ちいいので、気が向いた時はやってみてもいいかもしれません。ただ私個人としては、夜とか混雑時とかは避けると思います。



そういうわけでめちゃくちゃ気持ちよく、利便性も確信し、なによりも乗りこなすのに苦労はしなそうだったので、購入を決意しました。

そんなわけで池袋の家電量販店をハシゴしたのですが、ここで買おうと思うような品揃えはなく…。

それよりネットで調べて、自分の好きなものを買ったほうが良さそうでした。

納品は9月ごろになりそうですが購入したのはRICHBIT ES1 Proという国内生産の廉価製品。たぶんトヨタと関係のある会社なのかな? しらんけど。

ナンバープレート取得も最寄りの市役所で、自賠責保険加入はコンビニでできるようなので、この辺も大丈夫そうです。

つかえるようになったら、そこそこ距離があっていけなかったサブロッソや豚珍館といった東川口グルメにランチを食べに行けそうです!

そう、購買動機は食欲! 食欲こそがテクノロジーを進歩させる!!

2023年7月21日金曜日

小学校保健委員会で講演! コスパタイパ最強のむし歯予防

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

先日、川口市立戸塚東小学校でむし歯予防に関する講演をしてきました。

ご依頼時の学校側の分析のとおり、お口の健康に問題のない大勢の方の中に、複数以上のむし歯を持ち検診後の受診もしない少数の方がおられるという現状。

これを受けて、わたしのほうからは「話を聞くだけですぐ実践できる」最新のむし歯予防法でボトムアップを図るのが良いのかなと考えました。


これは歯科業界としても昭和のむし歯大洪水時代に歯科医院が一気に増えた頃の常識から、エビデンス重視の方法へ転換しているホットなテーマでもあります。

諸外国では1990年頃に普及した話題なので先駆的な歯科医にとっては「今になってようやく」なのかもしれませんが、日本では世代交代を待つ必要がありました。

この話を理解するためには科学的思考が必要なこともあり、小学生に対しEvidence Based Medicineの基礎を語り始める学校歯科医(39才)


常日頃より私は義務教育の中でクリティカルシンキングは触れるべきと考えていますので、それの野望が実現。川口市戸塚地区の小学生は統計疫学の始めの一歩を習得したと言えるでしょう


当日は5・6年生の保健委員の生徒1クラス3名、6クラス分それぞれの発表のあと私の講演というかたち。

お話しするむし歯予防法は歯科医院で患者さんにお話ししていても驚かれることが多い内容なので、小学校の先生や若干名の保護者、他校の養護教諭の方に説得力を持って説明できるかは心配でした。

しかし小学生たちの発表がきちんと最新のむし歯予防法に則っており、その後に話す私の内容がどうして昔と今と変わったのか補足説明・答え合わせになる形でガッシリかみ合い、全体として説得力のある講演となったかと思います。


フィードバックとしては「なんで昔と今でむし歯予防に違いがあるのかよくわかった」「具体的な方法や分量の説明がありすぐに実行できそう」などの声をいただき、こちらの目標は達成したかなと思います。

作図はうさっぱ先生から作品「うさコレ」の図の使用許可という形でご協力いただきました。確認のためスライドもみていただいたところ好評だったので、今後何らかの形で再構成したものを公表していきたいと考えています。


本番は緊張で硬くなってしまい、用意していたアドリブも十分に入れられなかったのは残念ですが、スライドを作る中で私自身もう一度復習することができましたし、小学生たちの発表に助けられる形ではありましたが、しっかりお伝え出来た手応えを感じています。

いただいた貴重な経験に感謝し、今後も地域公衆衛生に貢献していきたいと考えております。

2023年7月12日水曜日

[セッションプレイ] Walking with you / Novelbright を高校時代の塾友とあわせてみた

こんにちは、ドラマーのNakaDASH!iです。

過日バンドのボーカル(みょんさん)に「バンドじゃなくてでいいからDASHのドラムと合わせたい!」と、嬉しくて脳が沸騰するありがたいお誘いをいただき。

じゃせっかくだからなんか合わせたいねといってた塾友(20年来のつきあい)ギタリスト(みっつん)を誘って、3人でセッションしてみようということになりました!


スタジオ2時間のところを4テイク1時間で録音し終わり、残り時間はみっつん+DASHのフリーセッション、みょん+DASHのうろおぼえCORE PRIDE (UVERworld) セッションなど遊び、一通りやったし酒でも飲むかとFRIDAYS池袋店のバーカウンターへとなだれ込みました。

ここのバーカウンター、突発&定時でボトルやシェイカー等で行うジャグリングのような芸、フレアカクテルショーが見られます。

以前たまたま目にする機会があり、また仲のいい人と一緒に見たいなぁとおもっていたのが実現。

フレアカクテルの競技ではできあがったカクテルの味も含めた審査となる、歴史のあるアーツとのことです。


なにはともあれ、自分たちなりに満足できる演奏で遊んだ後の一杯は格別ですね!

そういうわけでこんな感じの演奏動画が撮れました! 個人的にはシックスストロークロールがキマってるのがポイント!



2023年7月6日木曜日

はりぃさん@トンバスメンバーが見学に来てくれました!

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

先日、トンデモ歯゛スターズメンバーで一緒に勉強したり記事をつくったりしてきた仲間、歯科医師のはりぃさんが中田歯科医院の見学にきてくれました!

はりぃさんは凄く勉強熱心で、対外的な交渉なども積極的に取り組んでいただける重要なメンバーです。


とはいっても専門的歯周病治療をやっている以外は、なんの変哲もない一般的な歯科クリニックである当院。

ある意味、普通の歯科クリニックを見学したい、参考にしたい、そういうとこで臨床研修を受けたい、治療したい!というニーズには応えられるのかもしれません。

”普通の治療を受けたい”というニーズはばかにならないとおもっていて、歯科クリニック乱立でHPではアレもできますコレもやりましょうと言う中、「フツーにやってフツーに治ればそれがいい」と考える方は、けっこう多いと感じています。


まぁじつはその「フツーにやってフツーに治る」って実は簡単な話じゃないというのは歯医者側の理屈で、それがシレっとできるように研鑽しておくのが真摯な態度ではないかな、などと思ったりもします。

患者さんが来院前に思い描いていく病気の原因と治療法のことを”解釈モデル”といいますが、それを大幅に変更しなくてはならない時は注意深く言葉を選び、十分な時間を費やす必要があります。

逆にいうと”解釈モデル”のとおり「フツーの治療をする」のであれば、長々と説明せずとも患者さんが不安を覚えることはありません。

そういう意味では、わたしは”正確さよりもスムーズな理解”を重視して、「解釈モデルに乗っかったフツーの治療」を選好しているかもしれません。


そのあたりが何かのご参考になればいいなとおもいつつ、うさっぱさんにひきつづきはりぃさんも超ボリュームのダタールのカレーでお腹いっぱいになっていただいて、お見送りしました。

お土産おいしかったです! またいつでも遊びに来てくださいね!

2023年6月21日水曜日

[上半期総括] この半年間を振り返り、何を得て何処へ行くのか

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

なんだかんだ2023年も、まもなく半分が過ぎますね。

ここ最近は学会発表ブログバズり勝負記事現代ビジネスで最高4位とかいろいろありましたが、少しおちつける状況になりました。7月には小学校で講演が控えていますが…。

そういうわけで色々得たこの半年を経て、どういう方向へ進んでいくか考えてみました。


・現代ビジネス

厳密にいうとマネー現代だったりしますが、境界線は曖昧なんですよね。現代ビジネスのランキングにはマネー現代の記事も含まれて、ランキングがあがると現代ビジネス扱いになります。そして編集さんの所属としては”週刊現代”。うん、よくわかりません。ナゾ。

昨年10月末に鮮烈なデビュー(少なくとも編集部では)を果たしてから、1月より月1ペースで概ねコンスタントに記事掲載してきました。デビュー記事ほどのPVはなかなかだせていませんでしたが、6月7日配信の年金記事で巻き返し。マネー現代3位、現代ビジネス4位までPVを伸ばしました。

コレがヤフーニュース転載なしだったからすごいと思います。ヤフーニュース転載だと大炎上だっただろうから筆者のメンタルが焼け焦げてたかもしれませんが。一命をとりとめた。

続いて今週月曜掲載の歯科記事も、AIネタかとおもいきやメディアリテラシーやエビデンスベースドメディシンに深く関係する記事になっています。キャッチーなテーマ選びで読者をひきつけ、医療の本質を読後のお土産とする構成としては、しっかりやりたいことができたと思います。

この最新の2つの記事は、わたしが長年ライターとしてやりたかったことができた記事として、一種の達成感を感じています。



・ブログ

日本小児歯科学会からポジションペーパーが出されたミディキュア・シダキュアの件。その直前には歯科医師会内で注意喚起がされるなど、大きな話題を呼んでいました。

事故などという形で一般メディアが報じる前に、業界内でポジションペーパーをだして明確化した周知を行えたのは素晴らしいことで、ご尽力いただいた多くの先生方に感謝いたします。

その論点整理のたたき台として私のブログが読まれたらしく、2回目の万バズをいただけたのは大変ありがたい出来事でした。1回目の万バズはコロナ問題初期のクラスター対策にかんする解説記事で、日本維新の会 足立康史衆議院議員にリツイートしていただけたのがきっかけですね。

開始当初週2回→毎日更新→現在週1更新と紆余曲折あり、歯科医院のメインページから別室的な歯科医院公式ブログへと変遷を遂げてきましたが、細々とでも続けてきてよかったなぁと考えています。

現代ビジネスでは歯科単独記事はあまり書かない分、しっかりと歯科医療情報・地域情報を伝えるブログとして運営していきたいと考えています。



・マイシティじゃーなる

数ヶ月に1度の寄稿ですが、私の活動で唯一コンスタントに紙媒体としてのこるので、医院に掲示するのに重宝しています(笑)

ネタとしては現代ビジネスやブログと重複しますが、より少ない文字数で読みやすく伝えるという趣旨で必ず全文書下ろしで取り組んでいます。



・専門医と学術

認定医時代以上に”歯周病専門医”をたよってご来院いただけることが多くなったと感じます。でもたいがいそういう方は軽症ですね(笑) よいことではありますが。

先月の学会で、一気に「ひと区切り」を迎えたように感じます。専門医取得後の学会での症例発表と、10年間関わった学術論文の公開ですね。詳しくは直近のブログをご参照ください。

とりあえず私が現役でいられる今後20年間くらいは地域の専門家として頑張れるような気がしているんで、しっかり日常診療と向き合って患者さんにとってのベストを追求していければいいなと考えています。

あんまり家業でリスクの高い稼ぎ方はしようと思っていないんで、真摯に安定した診療に取り組んでいこうと考えています。リスクテイクは現代ビジネスでお腹いっぱいだ。



・ドラム

”セッションライブにいつでも出演できる腕前になる”という目標は達成し、ライブやりたかったらいつでもセッションにエントリーすればいいという生活に入りました。

上半期は大学での実習があるので活動できませんでしたが、秋以降でなにかできればいいなと考えています。

でも以前よりはバリバリ上手くなろうっていうより、一曲と丁寧に向かい合いたいって気持ちが強まっています。



・まとめ

そういうわけで主な文筆業3つ、歯科キャリア、音楽で合計5つにやってきたことはまとめられるかなと思います。いずれもやりたいことをやって「ひと区切り」ができる状況になった上半期だったと思います。

”チャレンジして上昇” から ”安定飛行” といった感じで、少しペースダウンしつつ、客足も増えつつある本業を頑張っていこうと考えています。

そんな中で次の野望がありまして…。実は…「印税収入」というドリームを抱いています。

これまで培ってきたことを活かして、あれこれチャレンジしてみたいと考えています。こうご期待!

2023年6月15日木曜日

保育園児のむし歯ができやすい部位と、仕上げみがきの最初にすること ー 保育園健診いってきた

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

先日、たいよう保育園東川口園/戸塚東園へ園児たちの検診へ行ってきました!

東川口園は3~5才児が中心で道場もある保育園。先生たちの連携も見事で、園児たちの元気な挨拶が印象的です。そして戸塚東園は0~2歳児が中心で、少人数のアットホームな保育施設となっています。

今回拝見した限りでは、ほとんどの子供たちがまっしろな綺麗な歯をしていました。

若干名のむし歯に関してはほぼ全員同じ部位で、上の真ん中の歯の間。ここはまさに乳歯期で最もむし歯が高い部位です。ちなみにその次にリスクが高いのは奥歯の咬む面で、その他の部位がむし歯になるのは一般的にはその後だと言われています。


この上の真ん中の歯の間ですが、若干歯みがきしづらい部分。そのすぐ上には上唇小帯という、唇と歯肉を結ぶヒダがでており、ここを触ると子供は嫌がります。

保護者の方が歯みがきをしてあげる際は、ヒダの位置を確認しながらブラシを細かく振動させるようにして、歯と歯の間の汚れが落とせていることを確認してください。

未就学児には950ppmのフッ化物入りハミガキ剤の併用が推奨されますが、この時も最も濃いフッ化物をむし歯リスクの高い部位に供給したいので一番最初に上の歯の真ん中から歯みがきをはじめてください。

続いて2番目にリスクの高い奥歯の咬み合わせ部分(全部で4カ所)をブラッシングし、その他の部位はむし歯リスクが低いのでお子様の集中力に合わせてできる範囲でかまいません。

これがリスクコントロールに基づいた歯みがき法で、”全ての歯を順番にしっかり磨かないと”と考えるより、ずっとラクになると思います。

むし歯予防は毎日やることなので、最新の科学に基づいて合理的な方法、ラクして効果が大きいやり方をオススメします。

2023年6月5日月曜日

10年越しの論文公開! 恩師へ御礼参り、夜行フェリーで大阪大学へ

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

先日、長らく携わってきた微生物学講座での研究が、ようやく学術論文としてパブリッシュされました!

もともと学位論文となっている動物実験がうまくいかなかった場合のバックアップという位置づけで進めていた論文ですが、指導教官が基礎系教授ということもあり、論文としてはこちらのほうが洗練されているかもしれません。

指導教官の異動など諸事情があって公開が大幅に遅れましたが、このように形になったことが大変嬉しいです。

内容としては細菌に405nmの可視光を照射すると殺菌作用があることはわかっていたのですが、その不透明だった作用点について歯周病細菌を用いて明らかにしたものです。具体的には細菌内部における呼吸の最終反応酵素を失活させていることがわかりました。


そういうわけで指導教官に御礼を伝えるために、異動先である大阪大学へ。

学会場の高松から夜行フェリーで三宮へ、在来線で大阪へと旅してきました。

旅の前に腹ごしらえせねばと、高松で最後の夕餉です。やはり最初に食べた海鮮がおいしかったので、港近くにある食堂でいただきました。

場所柄旅行者向けというより地元の方が仲間たちと飲み食いするような雰囲気ですが、お店自体は移転からまもないようで新築住宅のようなキレイさでした。

もちろん海鮮はどれもボミューミー&リーズナブル。これで高松は味わい尽くした!


フェリー乗り場には高松駅からシャトルバスがでてるのですが、駅の近くで夜の11時近くまで時間を潰すのが味気なく感じたので、徒歩で向かいました。

犬も歩けば棒にあたるではないですが、歯周病学会認定衛生士の第一人者ともいえる大学病院衛生士OGの方にお会いして、講義に関する打診をいただいたり。

地本の高校生集団と和やかに絡んだり。

スマホの充電が切れそうで快活クラブに駆けこんだり。

いろいろあってフェリー乗り場に到着しました。


普段学会参加では好んで夜行バスを使うのですが、そうすると交通費がやすいだけでなく、宿泊費と移動時間をまるっと節約できるタイパコスパ最強移動手段なんですよ。

今回も何か合理性に特化した面白い移動手段がないかなと、学会の講演をききながらポチポチスマホで調べて見つけちゃいましたね!

ほら、公共スペースもイマドキできれい!

料金を少しだけ上乗せして個室にしましたが、ぜんぜんくつろげましたね!

布団がないのだけがしんどかったですが、まぁこの程度想定の範囲内です!(夜行バスは毛布があるので甘く見てた)

ガッツリ眠れるとも思っていなかったし、大坂→埼玉の新幹線で睡眠時間を確保できると踏んでいたので、夜の瀬戸内海や、明け方の神戸三宮港の景色を堪能して過ごしました。

三宮港から駅まではシャトルバス。そこから在来線とバスを乗り継いで大阪大学到着です。

指導教官の古西教授にお会いするのは数年ぶりでしたが、全くお変わりなかったですね。

異動してからも現役の研究者として様々なお仕事に携わり、その中で阪大に新しい研究所が設立されたお話など伺いました。グーグルの社屋と同じデザイナーということで、イケてる会社風の研究棟ですね! 室料がバカ高いらしい…。

近況報告に花を咲かせ、昔話を懐かしみ、70歳近くなっても変わらず活発な教授にたくさんの刺激を頂いて、埼玉への帰路へつきました。

専門医・学術論文、ともに大学院卒業のあとに宿題として残っていたことが一区切りとなった旅でした。

次の学会はもう少し近いところがいいと思います!

2023年5月29日月曜日

高松の学会で症例ポスター発表! 予約なしノープランでどこまで楽しめるか

こんにちは、東川口の歯医者 中田智之です。

先週末、香川県高松市で開催された歯周病学会学術大会で、症例ポスターは発表をしてきました。

歯周病専門医は5年毎の更新申請において、学会での症例発表が求められています。ようはノルマなのでやらなきゃイカんというわけです!

もうちょっと近場の学会なら交通も楽なのですが、「やらなきゃいけないことは速攻片づけておきたい」性分なので、四国まで行ってきましたよ。


コロナ騒動でオンラインではないリアルの学会参加も久しぶりです。普段はコスパタイパ最強の交通手段夜行バスでいく私ですが、あいにく14時間もかかってしまうようなので、今回はさすがに飛行機で行くことにしました。

国内だとどんなに長くても2時間で到着しちゃうので、どうにも味気ないんですよね。

とはいってもすごく久しぶりのフライトだったので、わりとはしゃいで乗ってました。

自分、学会ごときで旅の計画をしたくないんで、どうしても必要な部分以外はノープランを楽しむ派なんです。

やはりまず必要なのは宿ということで、安心チェーン店のドーミーインに行き「今晩あいてますかー?」とドラクエスタイルで宿確保!

つぎに飯と言うことで、繁華街を徘徊して適度ににぎわっていて、かつにぎわいすぎていない店に飛び込んでみました。

その結果… やヴぁい、旨すぎる!! そして安い! 後ろの寿司5巻で1200円ですよ!

これは讃岐うどん食ってる場合じゃない

またこの地域では地酒も良いらしく、あまり全国には流通しないものをお勧めされて頂きました。これは受け売りなのですが、酒について詳しくなるなら日本酒がもっともコスパ良いです。

普段もビールよりカップ酒派だったりします(笑) 仕事やお付き合いで飲むときは酔っぱらわないためにビール飲んでることが多いですが。


到着早々、サイッコーに旨いもん食って上機嫌のまま一泊目、学会もずっと座りっぱなしでは味気ないので、午前中は観光することにしました。

スマホで調べてみるとなかなか見所がありそうな公園が宿の近くに。もっと港寄りに宿とっていたら行っていなかったと思うのでまさにノープラン旅のだいご味ですが、この公園観光も大当たりでした。

江戸時代につくられた自然を生かした庭園、栗林公園ーー。庭園というと人工的な狭い土地を思い浮かべますが、ここはちょっとした遊園地くらいの敷地に、中国日本の神話上の名勝を再現しようという野心的なものでした。

ミシュランガイドでも「ここを見るために旅行を決めても良い」と位置付けられているようで、本当に言ってよかったです。下は私の撮影ですが、公式サイトと同じロケーションなのでここが一番景色がいいんだろうな。

歩くのに1時間ほどかかりますが、造園・森林浴・滝と岩・湖畔・茶屋と千変万化な風景を楽しめました。


途中、これは欠かせない讃岐うどんをいただきながら学会場へ。

現地のかたがたにとってうどんはファーストフードの一種という認識らしく、はなまるうどんのようなセルフ形式が基本。その中でも良さげな店構えのうどん棒さんへお邪魔しました。

先日海鮮でおいしい思いをしたので、ここでも海老のかき揚げを追加。かき揚げの中の海老なんて小エビ中の小エビというのが海なし県埼玉の感覚なのですが、海に近い高松では小指サイズの海老がいくつも含まれており大満足でした。

この日は専門医更新のためのノルマの講演を聞き、夜は出身講座での会食へと赴きました。


なんか准教授と一緒に泥酔して新入生に絡んでいた記憶があるようなないようなですが、特に二日酔いということもなく症例ポスター発表当日に。

発表した症例は専門医試験で出したものですし、その予演会も講座内で行っているので、もう論点も見所も出尽くしており、気合入れてGo!って感じでもありませんでしたが…。

それでも3名の先生にご質問をいただき、いずれも有意義な勉強をさせていただきました。

わかりやすいエピソードだけ記すと、となりで発表していた60代の先生に「手術うまいね!」と言っていただけたのが素直に一番うれしかったです。矯正的なアプローチでもう少し頑張れた部分があったなとも気づかされました。

今回歯周病学講座の所属を外れた(聴講生への課金をやめた)こともあり、大学関係者枠ではなく個人開業医並びのところに配置されたのですが、とても良いお隣に恵まれたなと感じました。ありがたいことです。

また今回歯周病学講座からは、私を含めたアラフォー専門医3人が奇しくも同時に発表となり、「これからを担う専門医3人の発表」との声も。酒のノリと忖度だとしても素直に良い気分です。


そういうわけで、久しぶりの現地参加の学会はたいへん充実して過ごすことができました。

このまま埼玉へ帰還…ではなく、旅は後半へと続きます! おたのしみに!

2023年5月24日水曜日

学会が公式見解発表! 舌下免疫療法薬シダキュア・ミティキュアと歯科治療に関して

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

先月業界内で大きく話題になり、いち開業医の私のブログがよくまとまっているということで業界内で共有された結果万バズした舌下療法薬シダキュア・ミティキュアに関してですが、ついに日本小児歯科学会から公式見解が発表されました!

発端はツイッターの問題提起ですが、確実に学会が先手を打つべき問題だと考えて個人的にまとめ、地域歯科医師会の保険医療担当にも共有し、支部会機関紙等にも書かせていただきました。

このように学会公式の見解が作られたことで、今度はウェブメディアで一般向けに記事を書くことができます。ポジションペーパー策定にあたり尽力された全ての関係者・研究者・歯科医の方々に、敬意と感謝を表したいと思います。




さて非医療関係の読者の皆様に上記見解に関して簡単に解説すると、留意していただきたいのは以下の2点かと思います。
・歯科治療を受ける際に、舌下免疫療法薬を使用していることを申告する。 
・抜歯や外科治療あるいは強い腫れがある場合、薬剤の使用について処方した医師か歯科医に相談する
いまのところシダキュア・ミティキュアと歯科治療に関連して大きな事故は起こっていませんが、不快症状の増強などは考えられます。

歯科治療の際に、いま使用しているお薬について申告するのは、どんな病気に関しても重要です。その一環として舌下免疫療法薬についてもお伝えくださいますよう、ご協力いただけると幸いです。

2023年5月19日金曜日

[歯の妖精] うさっぱ 襲来 [漫画家さんの取材]

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

先日、現役歯科医師にして漫画家・うさっぱさんが、中田歯科医院の取材に来てくれました!

うさっぱさんの漫画は月刊雑誌「歯科衛生士」や歯科オンラインメディア「ホワイトクロス」などで好評連載中。”誰よりも歯科医療現場がわかる”漫画家として大注目されています!



次回作に向けて全国歯科医院行脚をしているうさっぱさんは、「ツイッター等で知り合った歯科医院を取材にいくと、ネットを介しては知りえないその歯科医師の日頃の診療姿が見られる。それが宝物のように貴重なものと感じる」と話していました。

そんな中で築40年の当院を見て何か得るものがあれば良いのですが…。お昼ご飯などを一緒に食べながら、以下のような感想をいただきました。


・古くはあるけど隅々まで清掃が行き届いて清潔感がある(スタッフのおかげです)

・衛生士リーダーを中心に良い雰囲気で働きやすそう(スタッフのおかげです)

・診療室の床板がとてもいい雰囲気がでている(スタッフに意見を聞いた後、全部無視して私が独断で決めました)


そういうわけで、うさっぱさんとお話してスタッフのモチベーションがとてもあがりました。ありがとうございます! 私の良いところは床板です(^^)v

そしておなじ出版界に片足つっこんでいる者同士いろいろ聞きたいこともあったので、フルコースのディナーにお誘いしました。お店は下記。


漫画とライターとの違いはあれど、出版社との関りという点ではうさっぱさんのほうがはるかに先輩で、編集さんとの連携のしかたを始め色んな事を教えていただきました。

感覚的には学生時代創作仲間だった女性の先輩に、久しぶりに会って励ましてもらった、みたいな? そんな先輩を持ちたい人生だった(男子高出身)

なんか圧倒的なお姉ちゃん力にやられた。うさっぱはまり姉(にごリリ)だった!?(錯乱)


うさっぱさんの全国歯科医院行脚はまだまだ続くみたいで、既に20件近い取材をしているとのこと。もはや歯科医院歯ソムリエや!

この先の旅路の無事を祈り、それらを糧として生まれるうさっぱさんの新作を期待しています!!


*ご指摘をうけ一部訂正しました(23/05/20)

2023年5月13日土曜日

なぜカンタンで効果的なフッ化物ハミガキコによる虫歯予防法が周知されないのか

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

今週ツイッターで標題のテーマが話題になりましたので、私なりに論考してみたいと思います。

まず最初に、最新のむし歯予防法については下記画像をご参照ください。

このむし歯予防法の優れているところは、大昔の「ひたすらみがけ」的なむし歯予防法よりも、ズボラでもなんでも効果があるところです。

私、自他ともにみとめる大変なめんどくさがりですが、めんどくさいと思う心が人類を発展させ、仕事を効率化させると確信しています。

今日も誇りをもってめんどくさがりで生きるわたしがオススメするのだから、ほとんどの人は「やることが減って楽になった」と感じるはずです。

さて前置き(むしろ本題)はここまでにして、本筋にもどりましょう。

(図)Akina@トンデモ歯゛スターズが作成

1,学会と厚労省のアップデートがおそかった

この歯みがき法は20年前には欧米で採用され効果を挙げていましたが、日本での普及は遅れました。

陰謀論的な裏話はあんまり詳しくないですが、ともかく日本の「権威」はアップデートが遅く、普及に積極的とは言えませんでした。


2,学校教育で重要視されていない

むし歯は予防が有効な疾患なので、フッ化物ハミガキコを含む口腔衛生指導は重要なのですが、学校教育でそれを強く意識づける学習や実習はされていません。

その理由は、この分野を担当する歯科衛生学の守備範囲が広すぎるからです。

歯科衛生学には制度や法規までも含まれるため、労働環境と関連した水質や騒音に関してや、介護制度に関する知識まで教えなくてはなりません。

実習もそういった内容が含まれるため、学生の意識づけとしてはどうしても小さくなります。

対策としては、むし歯学(カリオロジー)を独立させるか、保存修復の範囲でしっかりと取り扱うべきかと思います。


3,臨床現場で普及が遅れている

また病院実習や臨床研修においても、上述のとおり「権威」が積極的ではなかったため、そういった口腔衛生指導にたいして指導的立場の歯科医の重要性の認識が不十分だと感じています。

上述のようなアカデミーに関係する歯科医ですらそうなので、卒後に知識のアップデートを怠っている歯科医はなおさらです。

さらに具体的に言えば、フッ化物でむし歯予防してもそれは診療報酬(売上)にほとんど関係せず、削って埋めたほうがお金になるという現実もあります。

これは政府が一元的に価格決定をしており、どういうサービスに対してどれだけの対価を求めるか、現場で決めることができないために生じる制度バグです。

わたしは削って埋める「切削介入」も、フッ化物でリスクのある初期虫歯の進行を防ぎ経過を追う「非切削介入」も、同じだけの価値があるとおもうのですが。




2023年5月6日土曜日

全部準備済みで快適テント泊! モビリティリゾートもてぎ

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

GWということで栃木県にあるモビリティリゾートもてぎへ行ってきました。

この地域は本田技研のおひざもとのようで、広大なサーキットに宿泊施設やアトラクション等が併設してあるテーマパークです。

サーキットとは縁がない私ですが、遊具には4階建て迷路施設や巨大アスレチックなど、幼稚園~小学校低学年の子供たちが楽しめそうなものが揃い、宿泊客にはディズニーランドのファストパスのような優先券も配布され、おおいに楽しむことができました。


宿泊施設としては通常の温泉付きホテルやグランピングなどの選択肢もある中、私たちは手ぶらでOKのテント泊で利用しました。

5組限定ですが十分にお互い距離をはなしてテントが予め設営されており、夕食には食材が用意してあるかたちでバーベキューを楽しみました。

火起こしは自分たちでやるのですが、手順は初心者でも出来るように整えられ、子供たちも小枝折りなど遊べる要素が取り入れられており、うまく楽しい部分だけ満喫できるようになっていました。


バーベキューでは普通のお肉に加えてイノシシなどのジビエ要素や、チーズフォンデュや焼きマシュマロなど色んな楽しみ方が用意されていて、ボリュームも満点

ムシがテントに入ってくるとか想定の範囲内のハプニングはありましたが、実に快適なテント泊に子どもたちも大満足だったようです。

わたしもアウトドアの道具立ての参考になりましたし、ゆるキャン△ファンの皆さんもいろいろ触発されるものがあると思います。

唯一の失敗は、歯ブラシを忘れたことですね! ま、1日歯みがきしなかっただけでムシ歯にはならないので大丈夫でしょう! 帰宅後ムチャクチャ歯みがきした。

2023年4月28日金曜日

小学校歯科検診へ行ってきました

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

今週、戸塚東小学校の歯科検診がありました。私の担当は1~2年生と特別支援学級が担当です。

これら学年の生徒はまだまだ「子供らしい」感覚を持っているので、「一緒に楽しいことしよう!」というスタンスで応じればスムーズに進行できるようです。

これは3才児検診での対応と共通しており、同じノウハウを使えると感じています。

ある意味、それ以上の年齢になるとそういった対応は相応しくなくなってくるかもしれませんね。

また私はスタッフの歯科衛生士を帯同していくので、歯式の読み上げが爆速です(笑)

子どもたちにとってはテンポよく進み、飽きないうちに終わるのが一番スムーズということもあるので、それらがかみ合ってうまくいったなと感じます。

健診の所感としては、いつになくむし歯もみがきのこしも少なかったように思います。

2023年4月20日木曜日

実習・部活、概ね正常化へ。なつかしい光景とゼロベースからの再指導

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

4月より微生物学実習が始まっています。今年度は新型コロナ対策も大幅に縮小し、ほとんど従来と同様の実習を行うこととなっています。

もちろんアルコール消毒等の基本的な対策は続いていますが、だいぶ「元の風景」に戻ったと実感できます。

昨年度はともかく、一昨年などはかなり不自由な環境でしたので、こちら側も「やる気」が沸いてきますね!


また、担当になった学生たちから話を聞くと、大幅に縮小していた部活動なども次第に再開となっているようです。

ちょうど1世代分稼働していなかったこともあり、ゼロベースからスタートという部活も多いようです。

ある意味、歯科国家試験の低合格率化や、臨床実習前CBTの始動など、歯科教育も20年間で大幅に変化してきました。

それに伴い「伝統的な部活のやり方」というものの是非に直面していた世代だったこともあり、この機にゼロベースで再構築していくのはある意味「良い機会」なのではないかと感じています。

OBとして懐かしい気持ちはありますが、あまり口出しせず、今まさに現役の大学生たちに任せたいと思いました。

とりあえず、ドラマー不足だということだったので、俺も混ぜろと言っておきました!(笑)

2023年4月10日月曜日

歯科医師に自由主義を語るナゾのオンライン飲み会(笑)

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

先日いつもお世話になっているトンデモ歯゛スターズのメンバーから、私がWebメディア等で発信している”自由主義”について聞きたいとするオファーがありました。

といってもオンライン飲み会なので酒飲みながら適当に話せばいいかとおもっていましたが、思いのほかガチで語ることになってしまいました。予習しといてよかったです(笑)


色々とお話していく中で、自由主義のどこが誤解されやすいかというのも明確になってきたように思います。

そうすると記事にしたくなるのが物書きの心情といったところで、日本では希少なちゃんとした自由主義経済学者である蔵研也先生などにお伺いしながら、公共選択論や2対1ルールといったところをまとめたいなと思いました。


やはり飲みながら色々アイデアが沸いてきて、良いですね。

トンバスで取り組むおもしろい企画もできましたし、今後の発信をご期待ください!

2023年4月1日土曜日

歯科医院の管理者変更届を川口保健所に提出してきました

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

桜がきれいに咲いた中迎えた新年度、中田歯科医院も手続き上ではありますが運営体制を変えていきます。

わたくし中田智之は、3月31日(大安)づけで中田歯科医院 管理者となりました。

開設者は医療法人社団誠晃会 理事長 中田裕之から変更ありません。


書類上は私が院長、父が理事長ということになりますが、父も長年「院長」と呼ばれてやってきたので、実務的に変更するつもりはありません

いままで通り父の受診を希望する場合は「院長いますか」、私の場合は「若いほうの先生いますか」と聞いてくれれば大丈夫です。若くありませんけどね!(アラフォー)


…この日は娘をおばあちゃんに預かってもらうために同行していたのですが、なにか手伝ってもらおうと思って免許証の入った筒をもっててもらいました。

見事に歯科医師免許&臨床研修修了証を保健所に置き忘れる娘!

やってくれたな! 期待を裏切らないw

途中で電話をうけてトンボ返りをしましたが、ちょっとした娘とのお花見ドライブができました。

あたたかくなりましたねぇ。

2023年3月23日木曜日

[地域誌掲載] むし歯が減らない時は「悪玉糖」との付き合いかたにご注意!

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

読売新聞の折込となっている川口市地域情報誌”マイシティじゃーなる” に、執筆記事が掲載しました。 許可を頂いているので、こちらでもご紹介いたします。毎月、川口歯科医師会の仲間が持ち回りで執筆しておりますので、ご関心頂けると幸いです。

ーー以下本文ーー


一生懸命ハミガキをしているのに、むし歯になってしまう。毎日欠かさず行っているむし歯予防が報われないように感じるのは、大変心苦しいことです。そんなときにお伺いするのは、ハミガキ一本打法のむし歯予防になっていないかどうか。実はむし歯予防には「ハミガキ・フッ化物の活用・シュガーコントロール」という3つの柱があり、どれも同じくらいの大きな影響力を持っています。

この中で特に見落とされがちなのがシュガーコントロール。いまは以前のように「お菓子禁止」など、日常生活の楽しみを奪う窮屈なことは言いません。WHOは世界中の歯医者に、「善玉糖」の消費を促進して「悪玉糖」のみを制限する指導を求めています。

善玉糖とは全粒穀物・果物・野菜に含まれる糖分のこと。これらはお口の細菌が糖分を酸へと分解する速度が遅く、よく咬むことで唾液や食物繊維で洗い流されるため、むし歯になりにくいとされています。また人体への吸収も遅く、肥満や糖尿病も予防。牛乳や母乳も、善玉糖に分類されています。 一方で悪玉糖は(果汁100%を含む)ジュース・乳酸菌飲料・スポーツドリンク・キャンディ・クッキー・菓子パンに含まれる糖分で、長時間お口に滞留してむし歯になりやすい環境をつくります。悪玉糖を間食として1日3度以上口にしている場合、むし歯リスクは増大。間食回数を減らすか、善玉糖であるフルーツやヤキイモに置き換えるのは、よりよい生活習慣と言えるでしょう。

2023年3月13日月曜日

初参加セッションライブ! LiSAとアニソン

こんにちは! 東川口のドラマー 中田智之です。

先月の話ではありますが、セッション会、セッションライブに初参加してきました!

まずはセッションってどんなかんじ? という偵察&記念受験的に、LiSA曲限定のセッションに参加。みんな大好き「紅蓮華」を叩いてきましたよ。

あとでわかったことですがこのLiSAセッション、原曲の難しさと知名度から、各方面の猛者が集ったイベントだったようで…。

すんばらしい演奏を堪能してきました。普通に金払える。

私はというと相当テンパっていましたが、なんとかやり遂げました。猛者の一人のベーシストがしっかり支えてくれたり、上手いドラマーが「ここはこうしたほうが良いよ!」と合図をくれたり、本当にありがたい&暖かかったです。

そしてどちらかというと私にとっての「本番」であったのが、その後に参加した「アニソンセッション」! こちらはヒロアカOP「スターマーカー」とぼっち・ざ・ろっくOP「青春コンプレックス」にエントリー。残念ながら異世界おじさんOP「Story」は成立しませんでした…。

LiSAセッションは音楽スタジオの大部屋を借りてやりましたが、アニソンセッションは小さいながらもライブ会場! 長年部活ライブやってきた私としては、舞台と証明があるほうがテンションがあがりますね!

こちらのほうが多少ユルい感じでしたので、演奏もある程度リラックスして行えました。

まだまだ他のプレーヤーの音を全部聞いて… という余裕はありませんが。ベーシストガン見(笑)

こちらではライブ後の打ち上げも参加出来て、中華料理を食べながら盛り上がりました。禁煙席になぜかドラマーが集結しての、セッションあるあるおもしろかったー!


春からはまた大学の実習で忙しくなるのでドラム活動はしばらくお休みですが、「セッションでもなんとかやっていける」と味を占めたので、またどんどんと参加していきたいと思います!

2023年3月8日水曜日

勉強会さいごの発表! 聴講生だけで作ったシステマティックレビュー

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

専門医を取得したこともあり、日本歯科大学 歯周病学講座の勉強会を今年度で卒業する(聴講生を更新しない)予定です。

半年ほど前に教授に意向お伝えした際には、「そうだね、長年お疲れ様」とあたたかく受け止めてくださったのは、大変ありがたいことだと思います。

そういうわけで昨日の勉強会での発表が、つごう14年間関わった勉強会の、本当にさいごの発表になりました。内容としてはオリジナルシステマティックレビューの発表と重い物でしたが、うまくチームビルドして本当に素晴らしい発表ができたと思います。

勉強会仕切りの関野先生からも「きれいに整っている」と評されましたし、沼部教授からの最後の質問にも的確な打ち返しができて「そのとおりだ」といったような頷きをいただけたので大成功だったと思います

そういうわけでフライデーズ@池袋でおひとり様パーティーを敢行しました!

さて話を少し前に戻すと、日本歯科大学歯周病学講座の勉強会は参加することで認定医・専門医取得条件を満たせるため、多くの開業医の先生が聴講生として参加しています。

毎週火曜日に抄読会や症例検討会などを行いますが、毎年度末恒例として、システマティックレビューの自作か、実験計画立案のどちらかを3チームにわかれてやってみるという取り組みがあります。

秋ごろにチーム分けをして、私は毎年もシステマティックレビューに立候補したのですが…。

例年はやる気のある大学生が1人か2人システマティックレビューチームに入っていたのに、今年はゼロ!

聴講生(開業医・勤務医)6人だけでシステマティックレビューを回すことになりました!! うち2人は勉強会参加歴も短く、手取り足取り教えながらとなり…。

最初こそだれが仕切るのか擦りあいがありましたが、途中から割り切ってブン回していくスタイルでやりました(笑) それで最適な役割分担、全員見せ場あり、アウトプットは(内情はともかく)いいかんじ、となったんだから、よく頑張ったよ俺!と思います。

ちゃんとEZRまわしてメタ解析までやったもんね!

・フォレストプロット


・リスクオブバイアス


流れは夏ごろのトンデモ歯゛スターズ システマティックレビューやってみよう会とおんなじ。年に2回もシステマティックレビュー教えながら回した一般開業医って世界でも珍しいのではないでしょうか。

システマティックレビューを実際に作ってみるのが、論文の読み方を一番理解できます。1人1万円、最小催行人数3人でレクチャーしますので、いつでもご連絡ください(ダイマ)


そういうわけで重役を終えた解放感そのままに、「フライデーズで腹いっぱい食べる!」という夢を叶えに行き…

ふはははは! 見たか!
骨までしゃぶりつくしてやったわッッ

これで満腹だとおもった?
ちがうねッ!!
足りねぇなぁ、熱量(カロリー)がよォオ!!!

え、セロリ添えるとか聞いてないんですけど。育ってきた環境が違うんからしょうがないよね。
んー、がんばってみるよ。

そういうわけで気が済むまで暴飲暴食(ソフトドリンクおかわり自由)してきました。

明日から粗食で暮らします。

おまけ:アニメイトめっちゃかっこよくなってるやーーーん!!!(寄った)