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2023年1月30日月曜日

次年度の臨床研修医募集について

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

当院は日本歯科大学附属病院 歯科医師臨床研修 外部協力施設に位置付けられており、年間最大2名の臨床研修医を受け入れています。

歯科医師として1年生である彼らですが、患者さんへの治療レベルの担保こそが指導医の責務と考えています。研修医の技量に応じたチェック・修正は指導医の役割で、研修医が処置を行うまでに十分な知識と技術を備えているか判断して仕事を割り振るものまた指導医の職務であると考えています。

歯科医師免許がなければできない仕事の中には、ベテランであっても難しいものから、知識さえあれば行為自体は誰にでもできるものまで様々です。すべての処置をベテランが行うのは安心かもしれませんが効率的ではなく、簡単なものから段階を踏んで研修生に任せることで、ベテランはより難しい処置に集中でき、一方の研修生は経験を積んでいきます。

そういったJob on the trainingが日本のひいては地域の歯科医療水準を将来にわたって維持する礎となると考えています。

さて私は「教科書通りこそエビデンスに裏付けられた王道」と考えています。研修施設の中では臨床技術重視なところ、最新医療を追求するところもあるかと思いますが、私は「最も基礎的で、普遍的で、あらゆる場面で役立つ」ことを教えたいと思います。

だから教科書をしっかり読み、実習を真面目に受けてきた方ほど、いままでやってきた努力が報われる臨床研修施設だと思います。当院で学ぶ内容は、将来開業する場合、大学院等に進学する場合、インプラント等先端医療を学べる就職先を目指す場合など、あらゆる進路を進む上で重宝することでしょう。

もし臨床研修医を見かけたら、一生懸命に取り組む彼らを温かく見守っていただけると幸いです。また、真剣に地域歯科臨床に取り組みたい、真面目な研修生の応募をお待ちしております。

2023年1月25日水曜日

ヘビロテ不可避! 近所の旨いモノご紹介 ー 東川口 戸塚下ヶ戸公園付近

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

今回は趣向をかえて、私が週1かそれ以上お世話になっている重要な補給ライン。こと近所のグルメについてご紹介しようと思います。

東川口エリアにはすごくおいしいところは沢山あるのですが、昼休みの休憩時間も限られている…! いろいろ規制緩和されてる電動キックボードを購入してもっと遠くのグルメにも足を延ばしたい!とは思っていますが、とりあえず今回は徒歩数分圏内のお店ということで。


・らーめん みずさわ

脅威のリピート率! (当社比) 病みつきになるラーメン店です。

幅広い世代に人気の生姜醤油ラーメンは、見た目以上にしっかりとした旨味。そして常に高カロリーを求める俺も大満足、背脂醤油ラーメン!

チャーシューや唐揚げなども期待のその上を行くうまさで、ボリュームもあり大満足間違いなしです!

私は背脂醤油太麺+醤油唐揚げ1コです。胃に自信のない方は生姜醤油ラーメンにしといて!


・ダタール

インド人のカレー屋さん。だいたいインド人がやっているところは美味しいですけど、その中でもダタールはハズレなしかと思います。

特に毎日やっている食べ放題は文句なしでしょう! チキンカレー・キーマカレー・日替わりカレーの3種、さらにサラダ・ナン・タンドリーチキンまで食べ放題となれば、もう文句ないでしょう。

私はいつも限界に挑戦しています!

取りに行くのがめんどうなほど消耗しているときは単品で頼むこともできて、カレーも夜メニューから好きなものに変えられる(+料金)なので、ビジネスランチのチキンチッカマサラ変更でやってます。


・ひろ鮨

おじいちゃんと息子さんでやってる寿司屋です。

一見普通の価格帯ですが、先付け・あら汁・食後のコーヒーがついて、想像以上の満足感があります。特にコーヒーカップがレトロな感じで、もてなされた~って感じになりますね。

昔ながらにテレビがついていて、野球かサッカーが流れているので好きな人にはなお良しですね。私はスポーツ観戦しないのでよくわかりません。

2023年1月21日土曜日

インフォームドコンセントかパターナリズムか

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

今日はちょっと興味深いツイートがあったので、考えてみました。


ご存知ない方のために簡単に説明すると、インフォームドコンセントというのは病状についてしっかり説明し、治療方針について選択肢を示した上で合意を得てから治療しましょうというものです。

一見当たり前のことを言っているように感じるかもしれませんが、ほんの半世紀前まではパターナリズム(父権主義・温情主義)という、治療方針は医者が決め、病状も場合によっては秘匿するのが医療だとされてきました。

極端な例でいうと、癌告知がされるようになったのもこの20~30年のことで、それ以前は「癌告知してしまうと絶望して生きる意欲をなくしてしまうので本人には知らせない」ということが「当時としては正しい医療」として行われてきました。


とうぜん患者さんはこういった医学教育の変化はしらないわけで、ご高齢のかたほどパターナリズムでの対応が一般的なものと認識する傾向が強いように思います。

わたしは個人的に自己決定権を最大限尊重したいという考えをもっているので、最大限インフォームドコンセントを重視した病状説明と治療方針立案を行いますが、やはりご高齢の方には少し戸惑いを感じられることが多いように感じます。

一方で同年代以下だと権利意識やコスト意識が強く、十分なインフォームドコンセントを期待してくる傾向を感じております。ただしこれは私のクリニックにそういう新規患者さんが集まってきているというバイアスかもしれませんがー。

そういうわけでスムーズなコミュニケーションをするためにある程度相手のニーズを読みながら説明していますが、最近は共通した流れが作れているような気がします。

①歯科医としてお勧めの治療法 → ②病状説明 → ③治療の選択肢と未来予測

言い方は十分に配慮しますが、まず結論からいって相手の興味を引きます。もし私が第一選択肢に考えた治療法に対し異論があるほど、年齢を問わず病状説明や選択肢をしっかり聞くようになります。逆にこの時点で「それでいい」的な反応があったら、後の説明はかなり短縮する場合もあります。

私としてはここでインフォームドコンセントがしっかり得られることが、もっとも治療がスムーズに進行する秘訣だと考えています。

そういえば大学院でたての頃の私はそれを、「ゴールの共有」とか「患者と歯科医で同じ方向を向いて治療を進めたい」とか言っていた気がします。そうしたほうが、患者さんの協力を最大限に引き出せるような気がしています。



2023年1月16日月曜日

[トン歯ス更新告知] 日本のフッ化物公式推奨が画期的更新! &オンライン飲み会大盛況でした

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

今日は歯科医師7人+歯学生1人によるエビデンスに基づく歯科情報提供チームの活動について。

年始、歯科専門家の間で話題になったのは、長年更新されず世界の基準と乖離がみられたフッ化物によるむし歯予防推奨の基準が、ようやーーーーーーーーーーっと更新されたことでした!

詳細は下記記事をご確認いただきたいのですが、いままでよりもずっと覚えやすく、日本人にもわかりやすい表現へと更新されました。

その解説記事を出したのは、おそらくトンバスが最速!

素晴らしい発表内容に対する興奮からか、リーダーの気まぐれさんが一晩で書き上げ、Akinaさんの図表作成や他メンバーのチェックもスムーズに進んだ結果かと思います。

むしろこのような重要な発表を我々専門家もツイッターで知ったという、歯科医師会および学会の告知の弱さはむしろ浮彫になったような気がしています。

であればプレゼンや告知というところは我々有志が公衆衛生活動として民間で取り組まなければならないと、より一層つよく感じるところではありました。



そういうチーム連携での良い成果を伴ったまま、年末から予定していたオンライン飲み会へ。

今回はゲストとしてむし歯予防や乳児の口腔機能発育で名高い山田翔さんと、専門誌『歯科衛生士』で大好評連載中の歯科医師×漫画家 うさっぱさんにご参加いただきました!

話題も業界裏話から、トンバスのこれからの発信、キャリアについてなどなど…。

昨今あまりおおっぴらに飲み会できていない中、久しぶりに”充実した” 飲み会になった気がします!


2023年1月14日土曜日

今年の抱負!

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

新年初更新です! 本年はウサギ年ということで「飛躍」らしいですね。

そういうわけでいまの自分の立ち位置を見直して、どういう方向にジャンプしていこうか考えてみたいと思います。


1,情報発信


ブログお読みの皆様には私の情報発信のお仕事が一番関係しているとおもうので、こちらから行こうと思います。

まずわたしが情報発信に取り組んだのは、インターネットの発展によってデマ医療情報が非常に増えたからです。

これはデジタルネイティブである私たちでしか、事態の重大性は理解できないし、解決することもできないと考え、既存メディアに巣食うデマ医療と戦える発信力を身に着けたいと思いました。

具体的には〇レジデントの歯科記事があまりにもひどかったので、プ〇ジデントは俺に書かるべき、と考えていましたね(本気)

そして昨年末ついに現代ビジネスさんで継続的にお仕事させていただけることとなり、私としては十分戦えるだけの橋頭保を確保できたかなと考えています。

もちろんお仕事としてやらせていただいている以上、しっかり成果を残さないとなりません。いままで3年間ウェブメディアで発信してきて、「読まれる記事の出し方」というのは掴めている気がします。これを活かしていきたいですね。

一方で新型コロナ関連の騒動もあり、急速にデマ医療に対する社会の防衛力は高まったように感じます。

問題視していたプレ〇デントも、信頼する歯科系情報発信者Speeさんがコーディネーターに就いて改善したように思います。

みんな頑張った成果が、同じようなタイミングで結実したというのであれば、喜ばしいことかなと思います。



2,歯科医師・専門医・臨床研修指導医として


30代最後の歳、アラフォーとして歯科医療の主戦力としてだけではなく、後進育成にも力を入れていきたいと思います。

院長がまもなく70才ということで診療時間を大幅に削減していく中、ユニット7台の設備を回すためには歯科医師2名体制が必要なので、数年以内に代診を雇用したいと考えています。(*まだ募集していません)

歯科医の人生をざっくり俯瞰すると、現役で卒業すると臨床研修が終わるのが25才。そこから30才までは歯科医としてビギナー。30代で一通りできる前提で得意分野の開発。40代で得意分野をもつ歯科医として主力。50代でピークアウト。60代で衰えながらも現役。70代で診療体制縮小しできる仕事を担うという感じかと思います。

そういうわけで、専門医取得した以上もはや技術研鑽するつもりはなく、それをどれだけ地域医療へ提供するか、後進へ伝えていくかというところへシフトしていきたいと考えています。

もちろん知識のアップデートや、臨床経験の増加による技術向上は生涯学習という位置づけです。これまでのようにプライベートや診療時間を削って勉強会や研修会に参加して、新しい技術を新規開拓していくのは一段落とする、というギアチェンジのイメージです。人生の半分大学に通ってるわけで、もうええわ。

そういうわけで来年度は久しぶりに臨床研修歯科医も迎え入れ、診療体制拡充に努めていこうと思っています。



3,ドラム活動


昨年のライブを経てできることが本当に増えたなぁと感じています。その一方で少し頭打ちしてきた感もあるので、宮本師匠のドラム教室にまた通うことにしました。

それとある程度自信もついたので、セッションライブに参加していこうかなぁと思います。

今月一発目がありますが、うまくできるといいなぁ。