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2022年12月24日土曜日

[年末恒例] 年間ブログPVランキングで今年を振り返る!

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

中田歯科医院は26日(月)通常営業、27日(火)午前のみ営業で本年の診療を終了いたします。新年は1月5日から通常営業となります。

本年はたくさんのご来院、誠にありがとうございました。



さてお堅い話はここまでで、この更新が本年ラストのブログ更新となります。

早速年間PVランキングを見ていきましょう!

ジャジャン!


うっわPVすくな…

メイン発信をオンラインメディアに移したからというのもありますが、1位を過去記事に持っていかれたのは遺憾ですね(笑)

それではかいつまんでみていきましょう。


2021年4月の記事。知る人ぞしる魔法のお薬「今治水(コンヂヅイ)」の記事ですね。ちょっとお年を召した薬剤師さんに歯痛で相談すると売ってもらえます。

だいたいお薬の効果に頼って悪化しまくった状態で来院するので、歯医者にとっては心象の悪いお薬ですが、別にわるいものではないので使い方次第。

重要なのはあくまで対処療法薬であって、原因除去・治療薬ではないという注意喚起をした記事でした。

今治水について歯科医療の観点から冷静に論じた記事が少ないから、いまでも読まれ続けているのかもしれませんね。



第2位:歯周病治療は年齢によってゴールが違う

2022年4月ということで、歯周病専門医試験を終え、結果発表が間近に迫っていた頃の記事でしょうか。

3位の記事もそうですが、ツイッターで話題になったことを取り上げた記事です。「記事のネタはツイッターが運んできてくれる」というのが私の執筆業スタイル(笑)

直感的にも後期高齢者に歯周外科治療が最適解となることは稀、というのはご理解いただけると思います。ただ多くの歯科医が、「外科治療をしないと判断することへの罪悪感」を感じているだろうとも思います。私もそうでした。

この件について学術的に、歯周治療ガイドライン2022のグレード評価に基づいた治療の判断として記事にしました。

非常に良いテーマだったので、たくさん読んでいただけたのは嬉しいですね。



第4位:[報告] 日本歯周病学会専門医となりました! [感謝]

2022年6月、私の人生の転機の一つですね。

もともと大学院に入ったころは「認定医までとれればいいや」と考えていたのですが、その後執筆業をしていく中で専門医が欲しくなったという、ヨコシマな気持ちで取得しています。

博士・専門医と並んでいれば臨床医としてそれ以上のものはないので、どんな方とも肩を並べて発信できます。もちろん教授とかリサーチフェローとか学術としてもっとイケてる肩書はあるでしょうが、私の人生の中で無理しすぎず届くものは取ったかなと。

専門医のタイトルをみてご来院くださる患者さんもいくらかは増えましたし、認定医のときの知識量以上にしっかりとした専門的歯周病治療ができるようになったので、地域医療への貢献はしっかりしていきたいと考えています。



第7位:トンデモ歯”スターズで勉強会を主催。システマティックレビューに挑戦!? 

実は今現在も歯周病学講座の勉強会でシステマティックレビュー作りを仕切っています…。1年で2回もやるとは思いませんでした(TT)

とはいうものの、作業の振り分け方などノウハウは蓄積されているので自然体にやっています(笑) 「この状況は昼下がりのコーヒーブレイクと何ら変わらない平穏なものだ」(強がり)

そんな中でも同年代の初学者が興味をもって一生懸命取り組んでくれるのは嬉しいですね。教え甲斐があります!

今回もそうやっていますが、すべてメールやチャット等オンラインコミュニケーションのみでシステマティックレビュー作りのすべてを体験していただくことができます! もしご関心があるかたはDM等でご連絡ください、一人1万円、3人以上から勉強会開催いたします!(ダイマ)



それでは今年一年間、ご関心および応援をいただき誠にありがとうございました。
良い年をお過ごしください!

2022年12月21日水曜日

憧れの出版社編集部へ潜入! 講談社にご挨拶に伺いました

こんにちは、東川口の歯医者 中田智之です。

先日の現代ビジネス掲載からのご縁で、週刊現代編集部にご挨拶にうかがいました!

学生時代から憧れていた出版社編集部に行きたかっただけではない

これまで掲載となった3記事のフィードバックを受け、その上で来年からどういう形でお仕事させていただけるかの打ち合わせをしました。

結果として現代ビジネスに月1掲載、おおむね今までと同じようなテーマやフォーマットでの発信と言う形で活動させていただくこととなりました。

講談社さん、ならびに担当編集さんありがとうございます!! 出涸らしになるまで記事作ります!

編集部の入り口にあるナゾの大漁旗… 歴史(?)を感じますね

しかしさすが日本を代表する大手・講談社…。

一見トラディショナルな門構えに見えますが、編集部のある高層ビル棟はちょっとしたホテル並みのゴージャス感。受付からして人材のレヴェルがちがってビビる…

とはいってもエレベーターからでて編集部に入ると、そこはテレビドラマでみるような「絵にかいたような出版社編集部」でした(笑)

担当編集さんは話しやすい穏やかなかたで、ついつい長居してしまいました。

そういえば現代ビジネスってけっこうエグい政治ネタにも自然体で切り込みますよね。「撃つぞ! 撃つぞー!!」騒ぎ立てる文春と対照的です。

何にせよ誹謗中傷以外は自由にやってオーケー!みたいなユルさが好きになりました。

そういうわけで、来年も医療行政の話題を中心に、規制改革や税の使途、公衆衛生情報などを発信していこうと思います。

今後とも応援よろしくお願いいたします!

2022年12月15日木曜日

今年2度目のシステマティックレビュー仕切り

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

12月に入って記事のリリースが少なくなっていますが、歯周病学の勉強会の負担のためです。論文読んで抄読つくって発表という予定が重なっていたため、日程が空くように調整していました。

しかし予想外だったのが、システマティックレビューの仕切りをやらなきゃいけなくなったことです。

歯周病学の勉強会では年度末にむけてリサーチセミナーという「自分で実験計画を立案してみるトレーニング」があります。3チームに分かれてうち2チームは原著論文の実験計画をたてるのですが、残りの1チームはシステマティックレビューをやってみるということになります。

認定医を取ってから4年間所属していますが、原著論文の実験計画に関しては大学院でトレーニングしてもういいやって感じなので、毎年システマティックレビューを選んでいます。


しかし、例年システマティックレビューチームには勉強熱心な大学院生が1人は入り仕切りをするパターンになっていたのですが、今年は大学院生ゼロ。

そしてチーム分けで欠席裁判のごとくいなかった聴講生(開業医でお金をはらって勉強会に参加している方々)全員がシステマティックレビューチームにブチこまれるという展開に。

はい。私が仕切るしかないですよね。

もう専門医とったから勉強会は卒業しますと教授・講座長にはお伝えして、残り半年消化試合でおとなしくしているつもりだったのに!

大学院生ども、おぼえていろよ


とはいえこれまで3年間、院生OBとしてシステマティックレビューのアドバイザーポジション、そして夏にはトンデモ歯”スターズ開業医+学生チームとシステマティックレビュー作りしてきた経験は伊達じゃなく。

身構えていたよりめちゃくちゃスムーズに進行して、うるさがた聴講生の皆様にも好評。

なぜか説明用資料バッチリ揃っているんですわ。

歯科医の皆さんでシステマティックレビュー作りを体験することで、もっと読めるようになりたいと思う方はDMしてください! 3人集まれば勉強会開きます! 

1人1万円くらいでどうでしょう!?(わりと本気価格)

2022年12月8日木曜日

「本当は健康じゃないのに」健康に良い印象付けする商品にご注意

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

先日記事が現代ビジネスに掲載になりました。

今回の記事は歯科医チームトンデモ歯"スターズうさっぱさん協力の元書いています。いつも大変お世話になっております。



日常診療においてもお口の中にプラークがほとんど付着しておらず、それなりの歯みがきができているにもかかわらずむし歯の多い方というのはいらっしゃいます。

そういう方にお話を伺ってみると、やはり食生活週間に問題がある場合が多い。

甘い物を食べた後に歯みがきをすればむし歯予防できると考えるのは間違い、今の日本の公衆衛生にすっぽり抜け落ちてしまっているのが、食事頻度によるむし歯コントロールの考え方です。

ともすればむし歯が増えてしまうのは歯みがきの回数や技術が足りないからと、誤った根性論のような指導になっていないか注意喚起できればと思います。

やはり小児科医の先生方には共通の問題意識があるようで、共有していただきました。

ヤフコメなどには記事を全然読まずに「飲んだら歯みがきすればいい」などというコメントが多く見かけられましたが、そうではないんだという話が広まっていって欲しいと考えています。


そんな中、記事中でも指摘したグリコ「飲む育」キャンペーンがまさかの再開。


6ヵ月からジュースを習慣的に飲ませようというのは、明らかに健康を害する行動。むし歯や肥満のリスクが高まるだけでなく、肝心の食育についてもジュースでカロリー補填されてしまうと食べる意欲を減じてしまいます。

ここで論点としたいのは「健康に良いと印象付けて、健康に悪影響のある習慣を推奨する」ことです。これは公衆衛生に反するキャンペーンなので、職務としてしっかり苦言を呈していく必要があると考えています。


2022年12月1日木曜日

コミティアで「うさコレ」ゲット! うさっぱさんにも会えました!

こんにちは、東川口の歯医者 中田智之です。

先週日曜日、同人誌即売会「コミティア」に日頃おせわになっているうさっぱさんが参加するとのことなので行ってきました!

過去2回ほどコミケにはいったことはありますが、コミティアは初めてです。なんでもありの最大のお祭りコミケとの違いは、コミティアは二次創作はナシでオリジナル作品の同人誌を取り扱うお祭りというところです。

だから参加者もアニメファンの典型的オタクというより、クリエイターな人たちが多い印象を受けました。コミケではグッズを買い漁るため血走った目で高速で歩き回るオタクどもがいてほどよくカオスなのですが、ティアはクリエイター同士の交流という雰囲気で居心地がいいですね。

入口のメインスペースではアシスタントのための背景の書き方というどニッチな講演会が開かれ、出版社の出張編集部に持ち込むクリエイターさんも大勢いました。

そんな様子を横目にお目当てのブースを探して…

あえましたー! うさっぱさん(の手)です!

この手から数々の作品が生み出されるわけで、本体といっても過言ではありません!

というわけでお買い上げ。

この冊子、「うさコレ」と「歯医者さんあるある」両面使用なのですが、なかなか面白くて妻にも好評でした。

うさっぱ人形も可愛いですね。

他、巧みなトークで買うことになってしまった懐かしの90年代ガチファンタジー風作品や、実在するファンタジー風な風景を集めた写真集など買わせていただきました。

購入には至りませんでしたが、いろんな着眼点・アイデアに大変感銘をうけました。

ということでうさコレを診療所の待合室に飾ってみました。

これを読めば歯医者の生態がわかる!持ち出し厳禁!

じっさい「うさコレ」は待合室に置いておきたい作品です。みなさんもこの機会にぜひ、うさっぱワールドに触れてみてはいかがでしょうか。

うさコレ Kindle版はこちらから!