こんにちは! 東川口の歯医者、中田智之です。
7月に池袋のシェアサービス利用で感動して、その日のうちに注文をいれた電動キックボードがようやく届きました!
製造が追いつかないという理由の順次発送で9月末には届いていたのですが、そこから市役所でのナンバープレート取得、郵便局での自賠責加入など手続きを終えて、ようやくの公道デビューです!
役所でも郵便局でも「初めての対応」ということだったので、これから電動キックボードを所有してみたいという方のために、その時の様子を踏まえてお伝えしたいと思います!
まず電動キックボードの入手法ですが、家電量販店に売っているといっても基本売り切れ、専門店はあまりアクセスしやすい立地にはないということで、通販を頼ることが多いと思います。
試乗して比較などしてみたいところですが、今の流通環境では難しい模様。イベントなどに参加すれば機会があるかもしれませんが、とりあえず電動キックボード自体体験してみたいというかたはLUUP等のシェアリングサービスを利用するのが良いかと思います。
さて、電動キックボードが届いたらまず役所に行ってナンバープレート取得するのですが、総合受付に行くと「たぶん…〇階の○○番窓口…だと思います…」という感じで自信なさげ。明らかに動揺が見られます。まぁ、仕方ないですw
一方の窓口のオバチャンはベテランで、見知らぬ申請に一瞬眉をひそめたものの即座に所管業務だと判断。新入りっぽい若者二人にテキパキと指示をだして書類をまとめ、その場でナンバープレートをくれました。
難航したのが加入必須となる自賠責保険で、事前調査ではコンビニでOKとのことでしたが、店員さんに聞くと「コピー機のサービスにあれば? あると思います?」と言う感じ。
で、自分でコピー機のセルフサービスメニューから選ぶのですが…。原付の自賠責は見つけたけど、小型特殊自動車(電動キックボードのこと)の項目は無し。
法改正で別枠になったんじゃなかったんでしたっけ? 違うものを買ってしまうとあとがめんどそうだったので、郵便局で手続きする作戦に変更しました。
さて郵便局について保険の窓口で「電動キックボードの自賠責加入したいんですけど」と聞いてみると、「取り扱ってません」と回答。
なんとなく想定していた事態だったので、「いや国交省のウェブサイトで郵便局で申請できるって書いてありますよ」とスマホで見せながらゴネると、「確認して参ります」とのこと。
その後「私どもも初めてで…」と丁寧な対応をしていただいたので全然大丈夫なんですけど、たぶんここゴネないと進まないとこだなと感じました(笑)
そういうわけで市役所でもらったナンバープレートに附属していたネジがRICHBITの取り付け穴に入らずデイツーに走るとか、昼下がりのコーヒーブレイクと何ら変わらない程度の些細なトラブルはありましたが、無事公道にでる準備はできました!
さて公道にでてどこに行くかですが…。私は数ある東川口グルメをお昼休みに楽しむために電動キックボードを買ったのでした!
目的地は既に決まっています。東川口のスペイン料理の名店、サブロッソ!! 1000円以内で食べれるビーフシチューパスタは知る人ぞ知る逸品です!
そういうわけで写真はお店の代表料理パエリア用のパンをあしらった看板オブジェクトとともに、許可をいただいて撮影しました。
さて、RICHBIT ES1 PROは希望小売価格69,800円のエントリーモデルに分類されるキックボードで、LUUPで試し乗りしたものよりもかなり小型です。
私の場合右足を軸足にして左足で地面を蹴るのですが、キックボードに左足を乗せるのは若干窮屈で、添える程度につま先を引っかけるか宙ぶらりんのまま走行してます。
実際にRICHBITで走行してみると、最高速度20km/hをだすとガタつきとハンドルの不安定感が大きい。これらはLUUPの大型機ではない部分でした。
一方で重量はかなり軽く、LUUPの大型機だと方向転換もしんどいくらいの重量になりますが、RICHBITはわりとクルクル取り廻せる感じ。電動アシスト付き自転車と比べるとかなり軽いので、RICHBITのほうが明確に差別化できているのが好みです。
こうして比較してみると何を取るかだと思いますが。LUUPは最高速度20km/hで長距離走行する機体、RICHBITはハンドルが安定する15km/h前後の走行を軸に必要に応じて20km/hまで加速させる機体だと感じました。
個人的な性癖で「もっとスピードが出せそうなのに制約がかかっている」よりも「機体の限界性能を引き出すと不安定になるけどその分いらないものが削ぎ落されている」ほうが好きですし、使用目的や想定走行距離とも合致しているんで良い選択をしたなと思っています。
ところでRICHBITには6 / 10 / 15 / 20km/hの4つの走行モードがあるのですが、起動時は必ず6km/hになっており、20km/hを出すには電源ボタンを3回ダブルクリックしてモードを切り替えないといけません。これがめんどくさい。
6km/hモードは自転車走行可能歩道を走るために必要なのですが、そうであれば2モードでよかった。あるいは電源オフにしたときのモードを次回起動時にも維持してほしかった。
メーカーさんソフトウェアアップデードしてくれませんかねぇ(無理)
それと電源ボタンを5回連続で押すと、何かがオフになったような謎のビープ音がなります。もう一度5回押すと、やはり何かがオンになったような音が。なんだこれ。説明書にも書いてないんで分かりません。裏コード ザ・ビーストかな。
冗談はさており、想像ではオートクルーズのオンオフかなと予想しています。一定時間同じ速度で走行するとアクセルレバーから手を放しても同じ速度で走行するというものですが、私は危ないかなと思います。
自転車以上にいつでも止まって足を地面につけられるのが電動キックボードの強みですし、走行する時もこまめに加速・減速して周囲の状況をよく見ながら走ったほうが安全な乗り物だと感じます。
細かいところに要望はありますが、電動アシスト付き自転車よりも圧倒的に軽く、それ以上のスピードが出る電動キックボード、私はすごく可能性を感じています。
今後ものりまくって、気づいたこと等レポートしてみたいと思います。次のオフにはちょっと遠くまで行ってみたいですね!