3月中旬で本年度の臨床研修も終わりました。法定の有給は消化させるようにと通達があるので、研修医の3月末はいよいよ本格的に始まる歯医者生活に向けての準備期間、といったところです。
今年は8か月と長期間研修に来てくれましたが、彼の次の活躍場所も既に決まっており、さらなる研鑽を目指して勉強を続けていくことだろうと思われます。
振り返ると昨年はコロナで特別な対応をすることも多く、十分なJob on the trainingとなったか、心残りな部分はありますが、自信をもって伸ばしたといえる分野もありますので、世相を鑑みてできるだけのことはしたのではないかなと思います。
そして研修医自身の努力もあり、ポートフォリオ賞を受賞しました!
これで2人連続(昨年度は研修医おらず)の受賞となります。
さて早速ではあるのですが、次年度の臨床研修の手続きで忙殺されています。
4月はじめには早速、外部研修施設説明の予定が入っています。ここで如何に胸をうつスピーチができるかというところが問われていると思います。
うちのクリニックは残念ながら待合室にピアノがあったり、写真映えするような内装でもないので、今年もあえてのNoスライド、語りだけ一本勝負で行こうと思います(笑)
数々の施設自慢、症例自慢をするライバルたちが、インプラントやってますとか、審美修復の極みを目指しますとか言っている中で、普通に虫歯治療できるのが大事なんじゃないのと国家試験合格して浮ついている連中にガツンとかましてこようかと思います。
普通に治療ができる、というのが一番ニーズのボリュームがあるし、それができなくて悩んでいる中堅を大勢見ています。それができれば代診として就職に困らないし、分院長として十分に役目を果たせるので、堅実な収入のルートになります。インプラントなんて首都圏じゃやりつくしてるよ
その上で地域のニーズを呼んで、どんな専門技能で訴求すればよいか考えれば良いことと思います。「普通の治療」技術を研鑽することは、たいへん重要なことであると、いまからスピーチ原稿を書こうと思います。