コロナワクチン接種が始まっていますが、他国の状況を見ると国民の半数に接種したあたりで新規感染者数が減ってくるようです。
ところが現状の接種体制は最大で1日30万人。このままでは全国民に打つのに一年ちかくかかってしまいます。
アメリカやイギリス同様のコロナ早期終息を狙うなら、1日100万人程度の体制はほしいところです。
もちろん歯医者や薬剤師、看護職も協力していくのがいいと思います。
私も歯科医師会から募集があればすぐに協力したいと考えています。
一方で様々な理由で歯科医師会に参加しない非会員が大勢いるのですが、わたしは今回の国難に際しては歯科医師会から有志をつのり、ともに協力するのがいいと考えています。
そうするなかで歯科医師会にとっても非会員にアウトリーチする機会になります。国民も、医療関係者の垣根のない協力を期待し、それに答えるのが有資格者の責務ではないでしょうか。
すでに隣の越谷市では歯科医師のワクチン接種協力の段取りが具体的に進んでいるようです。
協力するにあたり法的裏付けや免責事由の整理などは重要です。組織にあたっては現場スタッフに仕事をしてもらう環境を整えるのがリーダーの務めと言われています。
多くの自治体において十分な接種体制が早期に整うのを期待しています。