こんにちは! 歯医者の中田智之です。
本日は日本歯科大学歯周病学講座の定例勉強会に参加しました。
もともとは別テーマだったのですが、急遽変更で関野先生が統計についてレクチャーする回となりました。
やはりこの統計への理解度が関野先生の論文読解の基盤の一つであると感じます。
一般的に大学で医療統計の授業となると、数学の先生が担当して、難しい計算式が出てきて関数電卓つかってウンウンやるというのが相場です。
しかし、論文読解に関しては計算式までは必要となりません。
メジャーな解析法の仕組みを理解してどういう特徴があれば知っていれば、ほとんどの学術論文を理解し、問題点を指摘することができるかと思います。
その点、関野先生の統計のレクチャーは数学的なめんどくささを抑えて、歯科医師的に必要十分なところを教えてくれるので、超よい講義でした。
…しかし卒業して10年、だいぶ忘れてますね!!
流石にANOVAとかt検定はいいんですけど、標準偏差を求めるエクセルコマンド忘れてたり、かなり劣化しています(笑)
(講義はエクセルでの実習付きでした)
Kruskal-WallisとMann–Whitneyのどっちがどっちだったっけ、とか!
現役時代はロジスティック回帰分析までは読めてたのに…。ぐぬぬ。
あと大学院生の「PIはノンパラメトリックではないか」という質問には、イイネを送りたいと思います!
(パラメトリック扱いで一応いいということでした)