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2024年12月23日月曜日

[年末恒例] 2024年振り返り! [今後の展開]

こんにちは、生き急いでる感じのNakaDash!!です。

2024年も残りわずかですね。年々時間が流れるのが早く感じますが、振り返ってみれば1年間に色々やったなぁと感傷にひたる本日のお題でございます。

それでは早速いってみましょー。



・第1位:医療行政ライターとして使命を全うする

『現代ビジネス』の編集方針転換により去年末で月イチ連載を終えたと思いきや、8月には『集英社オンライン』からお声がけいただき計3記事を掲載させていただきました。

初掲載記事はこれまでの発信の総集編的なもので、編集部のご尽力もあり完成度の高い「名詞代わりの記事」に。医療改革というテーマでは先陣をきり、多くの後追い記事を触発させました。

同時期に活動量を増していた社会保障の削減的改革を要望する団体「次世代運動」の活動ももりあがり、ついに衆議院選挙では社会保障改革が日本維新の会・国民民主党の主要公約に

選挙終盤では市民税非課税世帯へのバラマキを掲げた公明党 石井前党首の批判記事を書いて番狂わせの一助となり、国民民主党の躍進がいち早くハングパーラメントとなっていることを指摘して政治改革の道標を国民に示しました。

この国民民主党の記事は編集部からの企画の打診から入稿・公開までわずか9時間という早業で、睡眠時間を削った甲斐もありPVとしてもヒットだったようです。

また『減税&規制廃止カンファレンス』では600人規模のオーディエンスに対し、医療人としての医療制度に対する問題意識と、社会保障費は制度の効率化や必要性の精査で減らすことができる、それができないのは政治的な理由に過ぎないという、これまで培ってきた医療改革論を熱弁してきました。

その論調に基づき既に一年前から稼働している政治結社『次世代運動』や、新たに政治団体『社会保険料引き下げを実現する会』など継続的に活動する主体も始動。

以上をもって「医療・年金改革を、タブーではなく普通の話題に」という、ライター活動のオリジンとなる目標は達成となりました。

ここから先は「誰が損をするか」の話になり、それは末席ながら医療でメシを食わせていただいている自分が語ることではないかなと。「あとはみんなで決めてくれ、俺はそれに従うよ」という気持ちです。

そういうわけで今後はあまり多くの記事を出す予定にはなっていませんが、自分じゃないと解説できない、言語化できない政治テーマというのはあるので、ここぞというタイミングで発信していきたと考えています。




・第2位:本業忙しくなる

しばらく前から新規の患者さんも増えていましたが、最近も継続的に増加して最近忙しいです。

20年前に実家バイトしながら抱いていた「このまま新規患者なく客層が高齢化したら、自分が中年になるころにはオワコン歯医者なのでは」という危機感は、お陰様で全く感じることはなくなりました。

じっさい根管治療が多すぎて、俺の右手がブッ壊れそう自分、歯周病の専門医なんだけどな…

他にも親父の高齢化に伴う仕事量の低下など、今後のためにも本業の踏ん張りどころが近づいてきてるような気がしています。

来年早々はついに40年稼働したレントゲン装置を引退させて、デジタルレントゲンを導入します。フィルム式で引っ張れるとこまで引っ張りたかったけど、自動現像機の修理がもうできない。挙動もあやしいので、限界ですな。

特段コレといったイベントもありませんが、ライター活動が減った分がんばるゾイと。


・第3位:バンド活動は新たな展望

今年前半はかなりコミットしてたような気がします。

バンド「ラドリーズ」に巧いギタリストが加入したことで、音を重ねたセッション動画づくりにチャレンジ。そこで導入した動画編集ソフトやDAMでPCに限界を感じたのが、先日のゲーミングPC導入のキッカケになっています。

5月にはセルビアンナイトという大舞台でのセッションライブ。その打ち上げで勝手に決めたバンド解散。(関係者、読んでたらゴメンだけど時効だ!)

その後は集英社からの執筆依頼や上記イベント登壇依頼がはいり、そちらに全力投球。結果、半年間ドラム動画は出せませんでした。

ということでそれらのミッションもクリアしたので、高校からの友人ギタリストと活動開始! 来年はドラム頑張ろうと思ってます!


・結びとして

2022年は歯周病専門医取得で本業が、2023年は微生物学の論文公開で学術が。

そして2024年は前半にドラムプレイヤーとしての、後半に医療行政ライターとしての、どちらも本業以外の活動で大きな実績を残した1年になったかと思います。

40代最初の年にして「やりたいことをやり切った」感がありますが、やや自分の肉体だけでなく、家族にも負担をかけたと感じています。

来年は盛り上がってきた本業 歯科医業にコミットするとともに、家族や音楽仲間と楽しく過ごし、ゲーミングPCを使った新しい発信を模索していきたいと考えています。

本年は大変お世話になりました。それでは、良いお年を!

2024年12月18日水曜日

ゲーミングPC購入! その理由と早速インストールした作品は

こんにちは! 中田智之あらためNakaDash!!です。
(別に以前から使ってたハンドルネームなので改まってない)

先日おもいたってゲーミングPCを買いました!

これまでミニマリストらしく、タワー型パソコンは不要! つかってもパワーポイントまでと考えていたので、RAM:8GBで軽量安価、安定動作のSurface Goシリーズを愛用していました。

ちなみに一番長く使っていたのはSurface Pro 2です。10インチしか勝たん

そんな極端な思想をもったパソコンミニマリスト生活でしたが、最近音楽や動画の編集で遊んでみようとすると当たり前のようにスペックも容量もカツカツ。VRゲームにも興味があったり。

いろいろやりたいことをやるために、20年ぶりにタワー型パソコンを所有することを決めた次第です!


ちなみに妻には

「子供達も小学校高学年。パソコンでやりたいことができたときに、PCのスペック不足でできないという辛い思いはさせたくない。教育のためにもキーボードのついたハイスペックPCを、家族で1台共有してはどうだろうか」

いう建前でご納得いただきました。


そういうわけで開封の儀→起動実験完了!!

光ってる。めっちゃ光ってるよぉおおお!!!(大興奮)

え? ゲーミングPCっていったら光るでしょ?
教育目的なら光っちゃいけない、って?それってアナタの感想ですよね


茶番はさておき、購入したのは購入後サポートが安心マウスコンピューターのNEXTGEAR。

ゲーミングPCがゲーミングPCである要素ともいえるグラフィックボードに最上位クラスのGeForce RTX™ 4070 SUPERを。その分CPUは妥協して必要十分な性能のRyzen7 5700X。RAMは32GBに増設、容量1TB。

VRゲームやAIイラストのローカル生成でも遊べるレベルを狙いました。




さっそく遊びたかったので以下のゲームからプレイ開始!

まずは今年10周年らしいですが、ちょっと見ないうちにめちゃくちゃ進化してたElte Dangeous。

Surfaceだと恒星間宇宙は旅できても、惑星の地表探索はカックカクで無理でした…。不完全燃焼だったので、再びプレイ!

宇宙に点在するコロニーで運送や買付の依頼を受けたり、賞金首と戦ったりといった部分は大ファンだったPCゲーム LUNATIC DAWNを彷彿とさせます。

いまどきめずらしいMMOですが、宇宙がめちゃくちゃ広いのに対してアクティブアカウントはそこそこなので、往年のUOみたいにPKにボコボコにされることはありません

根強いファンのいるタイプの作品ですね! 日本人によるプレイ動画は少ないので、いずれ作ってみたいと思っています。




つづいて『原神』のHoYovarthが今年リリースしたゼンレスゾーンゼロ。

スマホでもプレイできますが文字が小さすぎたので、PCの大画面でプレイするほうが向いているゲームだと思いました。

中国産ながら日本アニメへの理解・リスペクトが深く、キャラクターを大切にする文化など共感しやすいメーカーの企業文化。そこにレトロフューチャーとヒップホップが融合した世界観が居心地の良いハック&スラッシュ風アクションゲームです。




他にも、色々調べながらアプリをインストールしています。

音楽編集は前買った機材に無料ライセンスがついてたAbleton Live lite。

動画編集は慣れているCapCut。

ゲームプレイ動画撮影にGefoce App。

AIイラスト等は調べ中。

このPCを使った動画等の発信も、どんどんやっていきたいですね!

2024年12月9日月曜日

5年ぶりの全員集合! 大学の同級生たちと

先日、大学6年間同じ同じグループ? を作ってた同級生たちと飲んできました。 

グループっていうとなんか気持ち悪いので”?”をつけてますが、ようはなんとなく近い席に座って、メシは一緒に買ってきたり食いに行って、忘れ物があったら貸したり、試験の資料を回したり、たまには飲みに行ったり、結婚式があったら呼び合った仲です。

こうして全員集まるのは5年ぶりですが、楽しく飲めるのは有難いことですナ。

社会保険料は”税”であるが、消費税に置き換えれば万事解決なのか

 厚労省の「お悩み募集」SNS投稿に対し、「社会保険料が高すぎる」と多数の返信がつくなど昨今大いに注目されている社会保険料だが、厚生労働省の資料等では『健康保険料(税)』などと表記され税の一種であることが公認されている。


(画像引用)国民健康保険の保険料・保険税について



社会保険はその半分を労使折半という形で会社側が負担している。一見お得な制度のようだが、この会社が払う分である法定福利費は会計上は人件費に分類され、結局は労働者自身に対するステスル税として手取りを減らす大きな要因となっている。

こうした負担感のごまかしをやめ税制を簡素化する観点から、社会保険を既存の他の税と合流させるのが良いという考えがある。

もともと社会保障費の歳入と支出を明確にするために税と国家予算から切り離された厚生保険特別会計であるが、社会保険税だけでは社会保障支出が大幅に不足するため、消費税など建前上は社会保障目的税や赤字国債などで国庫負担による補填が行われているのが現状だ。

そうであれば既に保険料収入による制約という財政規律を失っているわけであり、特別会計は巨大な公的支出を国民の目から隠すだけの意味しか持たない。

そういった国民へのごまかしをやめ、税制としてきちんと議論していこうという意味も、税への一本化には含まれている。


これらの改革案で代表的なのが、社会保険料の消費税への統一だ。

先にも述べた通り消費税はもともと社会保障目的税である。

また地域ごとに物価や最低生活費、社会的課題も違うため社会保障制度は県あるいは道州単位で行うべきと考えたとき、その地域の経済活動と紐づいている税として候補にあげることができる。

実際に「国は安全保障、地方自治体は社会保障」という役割分担は古くから議論されており、地方厚生局の区割り等は道州制の青写真ともいえる。

しかし現状、赤字分野の社会保障の主役をその責任とともに背負いたくない全国の知事たちが、そういった改革には難色を示しているため議論は棚上げになり続けている。

全国レベルで均質な社会保障を行おうとすると、ある地域では深刻な課題となっているが別の地域では共助でどうになかっている部分もすべて公助で支えることになってしまい、理屈の上では社会保障支出は地域ごとに行うよりも膨張することになる。


ある試算では社会保険料はやめて、消費税を25%に引き上げれば良いとされている。消費税25%とは高福祉で有名なスウェーデンの水準だ。

しかし待ってほしい。20%台の消費税(=付加価値税)がある国の多くのは軽減税率を採用しており、食料品など生活必需品は8-10%の軽減税率となっていることが一般的だ。

25%もの大きな消費税は、ブランド品や高級品などに対して課税されるいわば贅沢税、あるいは消費税導入前の日本にあった物品税のような扱いである。

軽減税率なしで25%以上の付加価値税をかけている国もあるが、そういった国と比較するなら税制全体で論じないと意味がない。同じ理由で、日本の消費税率が他国より小さいからといって引き上げてよいという理屈にはならない。

また日本でも軽減税率は導入されているが、消費税を社会保険料の代替として議論する場合には消費税1%あたり2兆円という概算をされることが多く、軽減税率について考慮されていないと考えられる。

生活必需品も含めて消費税の大増税を行えば、消費税のもつ逆進性(低収入者ほど負担が大きい)が顕著にあらわれ、年金制度等で支援すべき低所得・無資産高齢者を直撃する。

「消費税は高齢者自身も払うから公平だ」という言説もあるが、消費税による税込み価格増によって、生活困窮者が最低限必要となるお金が、大きすぎる消費税によって上振れしてしまっては元も子もない

なぜ基礎控除や累進課税、低所得者に対する納税免除などの制度がなぜあるのか。”所得の小さい人からも税を取って、また配る”のは、非効率だからだ。

そうであれば社会保障費を所得税あるいは市民税といった累進課税に合流させるほうがずっとシンプル。いまの社会保険料も給与に応じて大きくなることから移行において変動する因子が少なく予測可能性の高い税の簡素化ができる。

そういった選択肢も議論の俎上に載せるべきではないか。


また消費税に大幅な軽減税率を導入するとなれば、政治と業界団体との癒着の温床となる可能性も高く、ウリである”公平性”も失われる。

既に新聞に対しても言われるが、軽減税率の対象となるのはともすれば時代遅れのサービスや製品になりがちで、生活スタイルの多様性や革新的なサービスというのは無視されがちだ。

生活に必須という観点でいえば新聞よりスマートフォンのほうが軽減税率対象としてふさわしいという議論もできるかもしれないし、さらに将来はスマートフォンよりももっと生活に密着した何者かが登場するかもしれない。軽減税率はそういった社会の変化、経済成長にブレーキをかけ、時代遅れのやり方を既得権益化して守る。

それにかつて3%だったころは「ま、いっか」で無視できた仕入税額控除(ようはインボイス)や免税事業者(いわゆる益税)などの課題も、10%あるいはそれ以上となると無視できなくなってくる。かつては大手小売り量販店が、増税分を製造メーカーに負担させたなどの問題も生じた。

その結果、なんの収入にもつながらないのに企業会計に多大な負担をかけるインボイス制度が義務化されるなど、消費税の徴税に関する社会的コスト(=民間事業者が負担する法令順守コスト)は非常に大きくなっている。

このように消費税は物流のあらゆる段階で余計なコストを生じるという点を踏まえると、他の税制に比べて劣っているわけでもないだろうが、決して優れてるとは言えないだろう。

少なくとも「消費税は公平だ」というのは推進派のイメージ戦略でしかなく、実際は他の税制と同列にメリットとデメリットを併記して議論すべきだ。

2024年12月4日水曜日

マクロ経済スライド早期終了、3号年金廃止、社会保障加入範囲拡大などの年金議論を見て

11月25日の第21回社会保障審議会年金部会にて将来的な年金改革案が提示された。

直近で導入されそうなのは現状2026年に終了するマクロ経済スライドによる報酬比例部分の調整と関連した、比例報酬部分の調整期間延長と基礎年金調整の早期切り上げによるマクロ経済スライドの2036年終了(21年前倒し)だ。(下図・同資料より引用)

これは要するに「今後の厚生年金の目減りを多くして、基礎年金の目減りを小さくする」と言い換えることができる。そういった改革案は、私たち現役世代にとって有益であるか、反対すべき改悪であるのかを論じてみたいとおもう。結論は個々人違ってくると思うが、判断材料は共有したい。


さて前提のお話として、マクロ経済スライドとはマクロ経済スライド|日本年金機構によると平成16年に決まった制度で、「将来の現役世代の負担が過重なものとならないよう、(略)年金の給付水準を調整」するというもので、ようは将来インフレが起こった場合は年金支給額は引き下げますよという、現役世代の存亡にかかわる素晴らしい制度だ。

この制度があるから官僚たちは「年金制度は100年安心」と豪語する。そりゃ給付を引き下げれば制度は存続するでしょうよ。ウラを返せば現役世代が受け取れる年金は雀の涙ですよという意味でもあるが、とりあえず年金保険料が無制限に上がらないという点では評価できる。

で、当時は想像もしなかっただろうことに実際インフレが起こったため、年金給付水準は引き下げられることが決まっている。だがこのままだと基礎年金が減りすぎるため、国民年金加入者だった高齢者たちの生活が困窮してしまう。そうなるのは自明なのだが、政府の将来予測はいつもガバガバだ。

一方で現状でも低年金・無資産高齢者は年金だけで生活が維持できなくなると生活保護を受給している。

知り合いにインフラ肉体労働系社長がいるのだが、彼の話によると日雇い労働などで私たちの生活基盤であるインフラをマジメに黙々と支えてきた肉体労働者たちは、高齢者になったとき低年金・無資産になりがちだ。高齢になり関節痛や事故等で働くことができなくなった場合、しばしば生活保護申請につきそうという。

そういった観点から考えると、高齢者の困窮を防ぐために重要なのは基礎年金あるいは生活保護であり、厚生年金(比例報酬部分・二階建て部分)はあくまで豊かさである「オマケ」ともいえる。

社会保障審議会の資料によると、基礎年金部分が24.6兆円であるのに対し、報酬比例部分は28.8兆円。「オマケ」のほうが大きいのが現状だ。



もちろん政府は「払った分だけお得」といって厚生年金制度加入を拡大してきた背景があるから、この「オマケ」部分が重要で目減りするのは耐え難いという声は、現役世代からもあがるだろう。

しかし今の年金は賦課方式といって、”いまの高齢者への給付分は今現在の現役世代が支払う”という仕組みになっている。現役世代に支払い側の役割を求めるのであれば、現役世代が不在だった過去に交わされた受給関係について、ちょっと見直してくれないかと声を上げる資格はあるはずだ。

そもそもマクロ経済スライドで基礎年金が目減りすれば、厚生年金加入者の年金も目減りする。どうせ目減りするなら生活困窮者を支えるという本来の目的を尊重したほうが良いのではないか


一方で重大な懸念がある。最初に示した図では基礎年金を維持するために、厚生年金財源の活用あるいは国庫負担率を上昇させると記載がある。これはすなわち増税もしくはサラリーマン厚生年金保険料の増額を示唆している可能性が高い。

現役世代としてはこれ以上の国民負担増 = あらゆる増税は受け入れがたい。もし年金本来の目的を機能させるために基礎年金部分を確保したいならば”増税に徹底的に反対”し、比例報酬部分(厚生年金における二階建て部分)の目減りを加速して対応すべきだと、私は考える。

それを極限まで推し進めた形が、自民党 河野太郎氏が提唱する最低補償年金だ。

全ての国民は最低補償年金(およそ基礎年金と同義)の給付が保証され、二階建て部分はNISAやiDecoへとその役割を譲る

無年金・低年金でも結局は高齢で働けなくなったら生活保護を受給させないわけにもいかないのだから、だれがどれだけ払ったかというのはナンセンスだ。「払った分だけ得をする」というネズミ講そのものの売り文句も、すでにほとんどの労働者が強制加入している現状において役割を終えているだろう。

もし最低補償年金に移行するならば、基礎年金部分よりも大きい報酬比例部分は半減させることができる。その分年金保険料が減額となれば、いうことなしだ。

もちろん今現在年金受給している高齢者や、すでに年金受給間近の高齢者に対する配慮は必要だろう。政府お得意の激変緩和策、テーパリングによるソフトランディングの財源は、年金積立機構がもつおよそ100兆円で良いだろう。

いまの35~50歳代は多少の払い損を生むだろうが、給与所得の源泉徴収の中でも特に大きい年金保険料が減額されるなら、私は賛成だ。

2024年11月20日水曜日

ここが”あの”集英社編集部! 担当編集さんにごあいさつ

11月某日、これまで3記事の掲載をさせていただいている、集英社オンライン編集部にごあいさつにいってきました。

私がライター活動をしている頃には既に、原稿依頼も入稿も電子メールのやりとりで完結する形になっていました。

だから編集さんに会ったこともないまま、良い記事を目指して共同作業をするわけです。

それで気にならないライターさんも多いと思いますが、私は継続してお仕事していくなら一度は対面でお話したい。そこから伝わってくる人となりや考え方もあると思っています。

決して編集部にお邪魔したいというミーハー心ではありません。

ある意味では、普段対面での短いコミュニケーションでお客さんの考えをくみ取ろうとする、職業病みたいなところはあるかもしれませんが。文字に変換できる部分ではない、ノンバーバルなところに本音が現れるというか。

諸事情により詳細は伏せますが、言葉を交わす中で編集さんの大事にしている部分や、仕事を通じてやりたいこと、あるいは私が求められる要点など明らかになったようにおもいます。

ということで帰りがけに編集部入り口で記念撮影!

3年前に生まれたての媒体です。シンプルながらも気の利いたロゴがかっこいいですね!



帰りがけに余裕があったので見回してみると、”あの”マンガ持ち込みスペースらしきブースや、何らかの発表に使うらしきスペースにヒロアカの等身大パネルなどが置いてありました。

ここから名作たちが生まれているんや…。

ということで次のお題もいただいたので、引き続きがんばっていこうとおもいます!









2024年11月5日火曜日

Tax Cut Acton Fes 2024 登壇 ー『重すぎる社会保障負担は人災』で演説!!

秋晴れに恵まれた11月4日、日本教育会館 一ツ橋ホールにてTax Cut Action Fes 2024(減税&規制廃止カンファレンス)が開催。

社会保障改革枠・政治結社 次世代運動ゲスト枠の演者として、代表 北村さんと一緒に登壇させていただきました。

当日会場200人、オンライン配信400人ということで計600人の前でお話させていただいたことになります。このような大集会にお声がけいただき、まことにありがとうございました。

オンラインについては後日視聴可能、またオンデマンドでの対応も検討するようでしたので、詳しくは随時公式サイトをチェックしてください。




ちなみにこの写真、自撮りです。政治家さんたちのように宣材写真はありません(笑)

かっこよく編集していただき、感謝です。

またとない大舞台ということで、身振り手振りあり、ステージ上をウロウロする大演説をブチかましてきました!

あとから考えると右から左にだんだん移動するだけで、舞台の使い方が拙かったなぁと反省ですが、こちとらこんな大舞台はじめてじゃい。しゃーねぇや。

当日は渡瀬さんのアイデアで、衆議院選挙中ずっと医療改革について発信していた日本維新の会支部長 石川まさとしさんに、サプライズゲストとしてご登壇いただきました。

わたし等よりもはるかに医療行政に関してはご専門です。ここでは司会的な役回りも務めました。歯科医だけにね

本当にノープランの急遽だったので、社会保障改革枠の運営メンバーとうまく連携する必要がありましたが、皆さん即意妙答なチームプレイで時間ピッタリで終了。

講演としても枠の運営としても大成功となりました!

サポートしていただいた神奈川減税会さん、風谷葵さん、こじこじさん。すごく頼もしかったです。主催の減税あっちゃんさんならびに運営にかかわった皆様、ありがとうございました!!


登壇後はのんびり講演を楽しみました。

みんないいこと言ってたよ。マジメな話してるのに笑わせることができるってすごいよなー、など。

さいごに、記念写真です。左から渡瀬裕也さん、盟友 北村さん、急遽登壇に応じてくださった石川まさとしさん、そしてテッドみたいなデブが俺です!

この日のためにダイエットしたんだけどな。今日からドカ食いや!

2024年10月12日土曜日

【イベント登壇告知】 11月4日 東京にて 社会保障問題を語ります!【減税&規制廃止カンファレンス】

こんにちは! 自由人なライター 歯医者 中田智之です。

タイトルの通り11月4日(祝日振替)、日本教育会館 一ツ橋ホールにて開催される【減税&規制廃止カンファレンス】において、

社会保障こそ減税せよ ~この重すぎる負担は”人災”~

という演題で登壇いたします。



古典的自由主義 / オーストリア学派 / フリードリヒ=ハイエクの流れを組む「減税と規制緩和(廃止)」を求める政治集会の中では最大規模のもので、

800人キャパの会場で行われる一大イベントとなっています。

詳細およびチケット購入は下記リンクから。一般席およびオンライン視聴ともに3000円となっております。

途中出入りは自由。なぜって“自由主義”のイベントですからね。





今回はこれまでの私の発信を総括&ブラッシュアップ。

一般の方々にとってわかりにくい部分をわかりやすく、誰でも社会保障改革を話題にできるように」という趣旨で、徹底的にわかりやすくまとめました。

この講演を聞けば2024年衆議院選挙でも大きな論点となっている社会保障改革の話題で、後れを取ることはないはず!

最大の公的支出で『ムダおおき聖域』となっている医療・年金の歳出削減の世論を作って、減税と経済成長できる未来を勝ち取りましょう!

2024年9月14日土曜日

小学校で『防災とお口の健康』についてお話してきました

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

先日、戸塚東小の保険委員会にて「災害は小学校にもやってくる そのときどうする?」というテーマで講和をしました。

講和の様子は小学校が動画にしてくださったので、ご関心のある方はぜひご覧ください。



本テーマは今年初頭の能登半島地震をうけて養護教諭の先生が関心をもちいただいたテーマでした。

考えてみれば学校は避難所に指定されているため、災害避難時の口腔衛生について知識は当然必要となってきます。

調べてみると日本歯科医師会や日本学校歯科医会から情報提供されているものの、2023年の大幅変更を始め近年のフッ化物を中心としたむし歯予防法は反映されていないともおもわれました。

それを踏まえ今回、学校で常備していることも多いフッ化物洗口剤の活用など、イマドキのむし歯予防の観点も含める形で再編し講演を行いました。

生徒さん方はもちろん先生方からもご好評いただき、この度動画という形で残していただいたのかなと思います。

今回は私自身も貴重な学びとなりました。







2024年7月27日土曜日

電動キックボード RICHBIT ES1 Proがパンク! 修理 DIY と、知ってほしい原因

こんにちは! 東川口の歯医者、中田智之です。

ご近所ランチ巡りに大活躍の電動キックボード RICHBITが、購入約1年で突然のパンク!!



起こってしまったことは仕方がないとして、修理請け負ってくれる業者も少ない…。

いろいろ調べていくうちに、どうやら後輪タイヤのパンクが多発していることがわかってきました。

その理由は小型廉価モデルゆえに振動を拾いやすく、そのためとくに ”後輪タイヤの空気が抜けやすい” ようなのです。

空気が抜けた状態のまま走行すると、タイヤ内部のエアチューブが裂けてパンクになります。月に1度、300Kpa入っているか確認すべきとのこと。なお、修理後に前輪のタイヤ圧を確認しましたが、こちらはほとんど低下していませんでした。



「タイヤの空気圧を確認するなんて当たり前だ」という声も目にしましたが、そんなん車検の時に「ふーん」って見る程度ですよ!!

みんな違う人生を生きているんだから、知っていることと知らないことがあるのは普通だと思います。

私も「入れ歯は毎日外して洗うなんて知らなかった」とか、「エナドリと缶コーヒー飲みまくるとムシ歯になるなんて知らなかった」とか耳にしても、「そっか、仕方ないね!」で済ませる優しさを持ちたいと思いました。まる。

もちろん知った以上は、月1空気圧チェック、やっていきたいと思います!


で、当初はもちろん修理屋さんにお願いしようと思ったのですが、近所の自転車屋さんでは請け負っておらず、

メーカーに問い合わせて最寄りの修理屋さんを紹介してもらいましたが、

問い合わせが多く順番待ちとのこと。



実は車検が近く、代わりの通勤手段としてRICHBITをアテにしていたので、あまり長くも待てずタイヤ修理DIYを決意

そこでこんどはメーカーサイトからタイヤチューブを購入しようとしたところ、品切れ



仕方ないからせめて修理パッチで一時しのぎを…と修理道具をそろえていたところ、翌々日には再入荷のお知らせ! 購入後ソッコーで品切れになっていたから、ラッキーでした。


修理器具としてそろえたのはタイヤレバー3本とパッチがセットになった修理キット2000円、圧力のわかる空気入れ3000円、後輪用タイヤチューブ1100円で、合計7000円程度。

電動キックボードの修理請け負っているところが少ないこともあり工賃は高止まりしているということなので、依頼すると1万ちょっとになりそうかなと思います。

もろもろ、下記のサイトが非常に参考になりました。




素人仕事で一番苦労したのは、タイヤをリムに嵌めるとこですね!

Youtubeで調べて上図のように靴で抑えるのがコツだと知るまでは、汗だくだくになりながらあーでもないこーでもないとやっていました。

ここめっちゃパワーが必要でした。もしかしたらブレーキディスクちょっと歪んだかもしれません。走るとビミョーにシャリシャリいう…。
ということで元に戻して作業完了、用事もないのに試走。

うおー! 快☆適!!

最近どうもスピード上がらないなーと思っていたんですが、タイヤの空気圧のせいでした。



もはやRICHBIT、私の日常生活には欠かせない相棒です。

修理道具もそろったし、月1空気圧チェックするし、これからもバンバン乗り続けようと思います!



※本記事は思い出深い出来事の記録であり、電動キックボードの修理を自力で行うことを推奨するものではありません。DIYは正しい知識と自己責任の下で行うものとし、可能であれば専門家に依頼をしましょう。

2024年7月19日金曜日

トレンド入りした”ダブル歯磨き” せっかくだからネタにしてみた

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

動画づくりにハマってます。いろいろ体制を整えたら制作労力がものすごく小さい…。

ということで、トレンドも拾っていきたいとおもいます!





以前どなたかが言っていたことに、「くだらないことは広まって、高尚になったら狭い世界になる」という説。

日本ではマンガは長くくだらないものにカテゴライズされてきましたが、だからこそ自由な発想同士が熾烈な競争を繰り広げて発展してきたとも考えられます。

一方スウェーデンではマンガに補助金がでて文化保護を受けていますが、子供向けと風刺的なものに二極化しているとのこと。これは「高尚」であるからこそ発展性を失った姿ではないか、と。



そういうわけで私の個人活動としては、「学術論文・エビデンス・ソースを”くだらない”レベルに持っていく」ということを意図しています。

こんなくだらねぇ動画でもエビデンス・ソースが明示される。じゃあお高くとまっている既存の新聞やテレビのその情報、ソース明示できないんですかぁ? とハーレクインみたいなベロ出しあおり顔で挑発していきたいんですよね。

だがしかし結局はどんな意図があってもPV回すやつがエラいので、面白い動画を作れるように日々精進していきたいと思います。

異世界スーサイド・スクワッド おもしろいっす!

2024年7月13日土曜日

AI生成+読み上げソフトで歯科知識と医療政策を語るオリジナルキャラクター作ったった!

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

いきなりですが歯科公衆衛生の普及って難しいですよね。

風邪や皮膚の問題に比べて関心が小さく、これまで様々な活字媒体で執筆してきましたが、単に歯科テーマだけをかいてもあまり読んでもらえません。 PVを伸ばせるのは、時事ネタにこするか、エンタメにしたときだけ。

といっても医療をエンタメにすると「意外性」を求めて、必然的に似非医療に寄って行ってしまいます。最初はまっとうなことを言っていた医療などの専門家が、メディア露出を続けることが目的化して似非医療や陰謀論に染まっていくのは何度も見てきました。


そういったことにならないように、私が目指しているのは「知的好奇心を満たすエンタメ」です。特に指針としているのはアメリカの週刊誌で、何かを論じる際には冒頭にズラッと統計情報としての数字が羅列されます。

私が執筆してきた記事はどれもソースとして公的機関や学術論文の統計情報を明記し、「エビデンスに基づく議論のあり方」を大衆紙ベースにまで普及するよう努めてきました。


ということで作ってみました! AI生成キャラクターです! 名前はまだない


ベースは私が中学二年生のころリレー小説掲示板で活躍させたオリジナルキャラクター。

イマドキのキャラクターデザインに変更しつつ、以下の特徴を具備するものとしました。

①オレンジからパープルにグラデーションした髪のメカ少女。

②鎌状の武器は超大型Ultrasonic Scalerで、ピエゾモーターから発する高周波振動によって接触した対象を粉砕する


で、先週もとりあつかったVOICEVOXでしゃべらせてみました! 歯科情報イラストはうさっぱさん(@usappa_)のご厚意で使わせていただきました。

今後も歯科情報や医療行政問題などを話してもらおうと思います! ぜひチャンネル登録・高評価、よろしくおねがいします!!




2024年7月5日金曜日

[ゲームプレイ動画] 初老ゲーマーがアーマードコア6をプレイ!

こんにちは! アニソンドラマーのDash! です。

今後の発信法を色々考えている中で、動画やりたい気持ちがどんどん高まってきまして。

そんなときスマホでお世話になっているCapCutのWin版が無料で使えるというので、さっそくダウンロード!

最初は自分で声吹き込んでみたんですけどどうしても気持ち悪くて、ずんだもん様にしゃべらせたらこれが楽チン&快適!

やはりライティングの民には読み上げソフトですわ。

ということでこんな動画が作れましたー!





動画冒頭にもアセンブリは載せましたが、じっくり見たい方のためにこちらにはトクベツにスクショを載せておきます!

軽めの中量足で極力消費ENをおさえつつ、ブースト性能・射撃性能・姿勢安定性を重視。

軽量ジェネレータでもしっかり動きつつ、高火力と最低限の防御性能を確保した構成にしました。

ACシリーズずっとやってるけど、いつもこんな感じのアセンになってしまいますね(笑)

つかってて気持ちいい機体で遊ぶのが一番なのだ!



2024年6月14日金曜日

歯科衛生士さんもホントはわからない! マウスウォッシュはいつ使う?

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

昨年厚労省オススメの”公式”歯みがき法が大幅改定され、クリニックや学校などでその普及にいそしんおりますが、

その中で多く寄せられる質問が「マウスウォッシュはいつ使ったらいいの?」というものです。



これは現場の衛生士さんたちどうしたら良いのか迷っている部分なので、だれかがしっかり指針を示していかないとならなそうです。

また”公式”歯みがき法についてたびたびブログで発信してくださるおざき均整 @浜松市中央区初生町にある整体のお店からも同様のご質問が。歯科以外の専門家の方からも普及にご協力いただけるのは、大変ありがたいことです…!

そういうわけで今回はむし歯予防の中でマウスウォッシュをどのように使っていくか、まとめてみました。




まずこれまで繰り返し発信しております、”公式”歯みがき法については下記および下図のとおりです。

「1日回、分間の歯みがきで、センチほどのフッ化物配合歯みがき剤1400-1500ppmFを使用する。その後うがいはしないか、15mLほどの少量の水で1回だけうがいをする(*6歳以上の場合)。」


これを実行することで歯みがきが上手にできない方も含め、およそ30%のむし歯予防効果が発揮されると分かっています。





一方でマウスウォッシュに関してはすべての成分に関して、医療統計的に十分な健康増進効果が観測されたものはありません

もちろん実験室内で殺菌効果があったとか、歯肉細胞を活性化させたとかいう報告は無数にあります。ただ人間集団を対象とした長期研究で、公衆衛生として推奨できる効果量を示したものはなかったということです。


洗口剤の出番は、せいぜい手術や事故による外傷がお口の粘膜にあるときの感染予防くらいでしょうか…。




誤解してほしくないのは、マウスウォッシュを禁止するつもり全くないということです。

スッキリ感やピリピリ感が好きな方もいらっしゃると思うので、 健康増進効果はないけど使うのは個々人の自由だと思います!




ここでカンの良い方はお気づきだと思いますが、”公式”歯みがき法の中でフッ素配合歯みがき剤を使用した後に過度にうがいをすると、むし歯予防効果のあるフッ化物が洗い流されかえってむし歯効果が損なわれる懸念があるわけです。





そこで注目したいのが、”公式”むし歯予防法における「15mLほどの少量の水で1回だけうがいをしてもよい」という部分です。

元々はフッ化物をお口の中の隅々までいきわたらせるための「少量の水でのうがい」ですが、研究の結果これはやってもやらなくてもむし歯予防効果に変わりがなかった。じゃあやらなくてもいいよね。公衆衛生はラクなほうが普及するよね。という経緯があります。



逆に言えばこの「少量の水」をマウスウォッシュに置き換えたとしても、フッ化物配合歯みがき剤によるむし歯予防効果は減弱しないと解釈することはできそうです。



ここで”少量”についてですが、文献的には「ペットボトルキャップ1杯分」と表現されてきました。

正直これもちょっとわかりにくいので15mLの目分量として良いものはないかとしらべてみたところ…

ちょうと”大さじ1杯 = 15mL”という説を発見しました。これはわかりやすい!





そういうわけで結論。

”マウスウォッシュは、歯みがきのあとに大さじ1杯の分量で1回だけ使用してもよいのではないか。”

ご指摘や異論などありましたらSNSなどで寄せていただけると勉強になります!

2024年6月6日木曜日

オレが感銘を受けたV-tuberオリジナル曲を紹介する!!

こんにちは! 東川口のアニソンドラマー 中田智之です。

音楽と映像』という組み合わせの良さは、古くは”King of Pop”マイケル=ジャクソンによるMV革命から始まり、アニメ作品におけるたった90秒間のOP映像に至るまで、強いメッセージ性と感動を生み出してきました。

そして今、若い才能たちの集まる新しいカルチャーとしてV-tuberの評価が高まりつつあります。


もちろんキャラソングの範疇に収まるものが多数派ですが、今やV-tuberもゲーム配信しているばかりではなく、様々な個性やスキルで勝負する時代。

その中にはシンガーとして真剣に勝負していこうと考えるV-tuberおよびプロダクションもいます。

かつてニコニコ動画という”ゆりかご”からYOASOBIや米津玄師らが登場したように、いずれ時代を背負うビッグスターが現れるかもしれません。

というわけで今回は歌唱力・楽曲・動画クオリティともに、私がとくに感銘を受けた歌い手V-tuberトップ3をご紹介。いままでV-tuberカルチャーに触れてこなかった皆様も、ぜひイッペン聞いてみてよ!






1,星街すいせい

V-tuber事務所最大手ホロライブが、本気でメジャーでの成功を期してプロデュースしているのではと目される、”彗星のごとく現れたスターの原石”。

転調を繰り返す難解なメロディラインに応える歌唱力、そして映像技術が融合した『ソワレ』は、歌い手V-tuberの”今”について最も説得力をもつだろう。

他のオリジナル曲も名曲ぞろいだが、キャッチーな最新曲『ビビデバ』と、企業無所属V-tuberとしての下積み時代の転機となった『天球、彗星は夜を跨いで』をピックアップした。後者は紅白出演したシンガーソングライター キタニタツヤ氏の作曲。


2,花譜

ハイトーンかつスモーキーという個性的なトーンをもつ花譜は、なんと中学生時代から活動。彼女のプロデューサーは当時無名だったその歌声と出会ったことで、KAMTUBAKI STUDIOの設立を決めたと言われている。

2022年の「うる星やつら」リメイクアニメのEDとして採用された『トウキョウ・シャンディ・ランデヴ』と、最新曲『ゲシュタルト』をピックアップした。


3,HIMEHINA

2019年の1stオリジナル曲から歌唱・ダンス・映像演出のすべてがハイクオリティなMVを発表し続ける2人組。長く田中工務店という個人事務所が運営してきたが、現在は様々な小規模事務所を傘下に収め急拡大するBrabe groupに属する。

昨年大ヒットした『愛包ダンスホール』と、活動初期の熱量が伝わる2nd『ヒバリ』をピックアップした。

2024年6月1日土曜日

[地域紙掲載] “普通”がいちばん!? 歯みがき剤の選び方

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

先日、地域紙「マイシティじゃーなる」の歯科医師会掲載枠に記事が載りましたので、ご紹介いたします!(以下本文)


薬局やスーパーにずらっと並ぶハミガキ剤。自分にぴったりのものを選びたいとおもっても、有効成分は聞き覚えのないカタカナばかり。生薬由来とか芸能人コラボなどの文字をみかけるとホッとする、そんな体験もあるかもしれません。

実はハミガキ剤の有効成分で本質的に健康増進となるのは、むし歯予防のフッ化物と、知覚過敏症を抑える成分の2つだけ。消毒薬や腫れ止め薬などは一時的な効果は見られても、むし歯や歯周病の進行を防ぐことはできません。

そういうわけで知覚過敏症対策が必要な方を除き、いちばんハミガキ剤で重視して欲しい成分は“フッ化物”です。明確なむし歯予防効果が観測できているのは含有濃度1000-1500ppmのもので、市場流通品の37%が上記に該当します。

注意したいのはコラボ商品などに多い「化粧品」に分類される歯みがき剤。これらはイメージ戦略やネームバリューに頼った販売戦略ゆえに、フッ化物を入れるために必要な医薬部外品の審査を受けないケースがほとんど。

一方、各ハミガキ剤メーカーで大量生産される主力商品は開発費用も潤沢。特にフッ化物を歯の表面に長く滞留させるための基剤の研究は、並々ならぬ情熱をもって日夜行われています。そういうわけで“昔からある普通のハミガキ剤”のほうが、皆さんの健康に寄与できることが多いかもしれません。


2024年5月22日水曜日

[ドラム演奏・コラボ動画] 『第ゼロ感』初めての音楽編集に挑戦! 練習成果をカタチにし次へ

こんにちは! 東川口のアニソンドラマー 中田智之です!

先日参加した決め曲セッションライブで演奏した曲を、動画化しました。

今回は音源については未編集、画面エフェクトだけ盛った形で出しています。
You shook me along all nightについては権利関係で元音源を流せないので、ドラム音だけの動画になります。

動画をとることで、練習に区切りをつける。その時の成果をカタチにする」というのは、最初のドラムの先生(シマムラ楽器池袋店のドラム講師)の教えですね。








つづいて、『第ゼロ感』に関しては以前一瞬だけバンド組んでたつよつよギタリストNOMUさんとオンラインコラボさせていただきました!

今までは単に動画を重ねてただけなのでNOMUさんに「もうちょっとタイミングを…」と苦言を言われていたのですが、今回はAvelton LIVEという動画編集ソフトを使ってばっちり ”整え” ました!




いやしかし、音の波形が見えると自分の粗が良くわかりますね…。

子どものころピアノぜんぜんマジメにやらなかったのが、こういう音楽的素養の残念さにつながっております。自業自得。

過去を悔いてもしかたないので、編集で見えた粗を次の課題にする、編集が最小限で使える演奏をする、それでも行き届かないところは編集すればいーじゃん、というスタンスでエンジョイしていきたいと思います。

なんで音楽を練習するのか。それはもっと音楽を楽しむためさ

Averton Libe 操作画面。最初はちんぷんかんぷんだけど、わかるようになると早い

2024年5月15日水曜日

決め曲セッション「川崎ミュージックプレイヤーズ」に参加しました!

こんにちは! 東川口の休日ドラマー Dashです。

5/12に川崎セルビアンナイトというライブハウスで行われた、
川崎ミュージックプレイヤーズといういわゆる ”決め曲セッション” に参加してきました!

決め曲セッションとは、事前にSNS等でやる曲と担当パートを決めておき、本番1発合わせする形式のライブイベント。

練習日などをバンドメンバーと合わせる必要がなく、参加費や集客に関しても出演者で賄えるため、あまり趣味に時間を取れないアマチュアプレーヤーに人気です。

自分もなかなかバンドを組んでメンバーと日程を合わせて練習するというのが難しいので、こういうイベントがあると助かります。

特に川崎ミュージックプレイヤーズは ハードロック居酒屋 Fuel さん主催で会場も大きく、出演者のレベルも高いので、Fuelでの打ち上げでは色々な学びがあります。

決め曲セッションはスタジオの大部屋などで開催されることも多く、ライブハウスで開催してもらえるだけでもテンションがあがりますね。

ライブハウス貸し切りということは音響さんも照明さんもお仕事するということなので、一般的な参加費に抑えるためには参加人数を増やさないとなりません。

ということで今回出演者60人超、イベント時間6時間の超長丁場です!

さすがに中抜けするよね。仕方ない。

今回エントリーしたのは2曲で、当日まず演奏したのはAC/DCの『You Shook Me All Night Long』。フィルインのパターンを体に入れるのに時間を費やしたくらいで、ドラムはわりとシンプル。リズムギターとベースとしっかりグルーヴを合わせる、これが今回の参加の主題でしたが、満足感ある結果を得られました。

もう一曲は10-FEETの『第ゼロ感』。昨年の紅白曲ですね。ブレイクが多く大苦戦でしたが、最近はじめたレコーディングでもリズムは課題だったので、それとしっかり向き合う機会になったかと思います。正直事故った。

幸いなことに序盤で出番終わったので、休憩時間にこの辺りが地元の相方ベース氏におススメのランチを教えてもらいました。昼飯は喉をとおらなくて3時頃だったのですが、それでも数名並んでいました。空腹と出番後の解放感補正も込みだとおもいますが、ガチで旨かった。ラーメン 環2家 さいっこーです。

仕合(セッション)相手の方々、運営の皆さま。楽しく、刺激的で、有意義な一日でした。ありがとうございました!

2024年2月3日土曜日

[ドラム演奏] ついに到達した演奏技術の目標地点! [クラクラ / Ado /SPY×FAMILY 3期OP]

こんにちは! 東川口の休日ドラマー 中田智之です。


ついに到達しました。自分の目指していたレベルに。

いや実際それほど大げさな話じゃなく、プロ目指しているわけでもないので楽しくやれればいいわけです。

それでも「楽しい」って思えるために必要な技術というのがあると思っていて、それを叩けない自分は「イケてない」とおもうので、もっと上手くなりたい!という気持ちにつながるわけです。

が、しかし、ついに自分自身が「イケてる!」と思うレベルに到達しました!


【見どころ】

1,Aメロ、スネア高速連打 & パラディドル

2,Bメロ7バース、コンビネーション×2

3,サビ17バース食い、手首スナップでの右クラッシュカップ狙い←大注目!

それではどうぞ!





これ以上を目指そうとなると最低限このレベルをキープしなきゃならないわけで、そうするためには練習量が今のままじゃ足りないのです。

アマチュア趣味ドラマーなんだから自分が満足するレベルで叩けるなら、あとはライブや動画づくり等の発表を重点にして楽しんでいきたいと思っています。

具体的にはこれまでの選曲は自分の技量を高めるために、自分のレベルよりもちょっと高い曲を選んで、ストイックに攻略するというアプローチを続けてきました。

そうではなくて、もっと単純に好きで叩きたいという気持ちを大事にして選曲していきたい、という意味です。


だってこの曲、菅野よう子ですよ!? SEATBELTSですよ!?
Dr.佐野康夫ですよ!?

かの有名なジャズの名曲扱いされてるアニソン、Tank!と同じオケなわけですよ!


もうアニソンで流れているレベルのドラムなら、(一部のアホみたいな技巧派を除き)再現できるかはともかく何やってるかは分かる、くらいにはなっています。

もー俺、満足です!

これからはエンジョイ勢でいきます!

楽しいドラムライフが俺を待っている!

2024年1月20日土曜日

歯ミガキ指導が終わらないと治療開始にならない!? 理屈では正しいけど…

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

今回は歯医者さんからご質問をいただきました。
「日本歯周病学会の認定医症例では、今でも初期治療の完了の指標としてプラークコントロールレコード(以下PCR)を重要視しているのでしょうか。開業医などでもPCRが20%以下にならないと本格的な歯周病治療やむし歯処置など先の治療へと進めない先生もよくききます」

本件について、ブログだから許されるメディアでは言えない話も交えて解説してみたいとおもいます!



1,PCRをなぜ測定するか

PCRとはいうなれば歯ミガキスコアで、みがきのこしに色をつける検知液を使って測定します。

全ての歯にみがきこのしがある状態を100%、まったくみがきのこしがない状態を0%となります。

おおまかな目安として歯科衛生士さんで10%台で、一般のかたは20~30%程度。重度歯周病の場合80~100%からスタートすることが多いという個人的な印象を持っています。

一般的には20%をゴールと設定して歯ミガキ指導をしていきますが、PCRを改善して歯ミガキ習慣を定着させるというのは、患者さんと医療側双方にとって大変困難な作業といえます。

ほんとうに歯ミガキ習慣を改善させたいと思うなら毎週歯ミガキ指導を行い、PCR=20%を達成したのちは月に一度の歯ミガキチェックを半年から1年程度継続し、その後生涯にわたり年に2~4回のチェックを継続する、くらいの関わり方が必要になります。

歯ミガキ指導の内容はおよそ3か月で忘れられてしまうとわかっているので、年に数回といった散発的な歯ミガキ指導は、実際はあまり効果的とは言えません(Soderholm & Egelberg 1982)。

むし歯予防に対してであれば歯ミガキ習慣を変更するよりも、フッ化物の使用法を教えたほうがずっと定着しやすいので、より確実性の高いむし歯予防法であるといえます。具体的な方法は下記リンクをご参照ください。

一方で歯周病治療に関しては歯ミガキ習慣の改善は必須であるといえ、代替可能な方法は現時点では発見されていません。



2,PCRは歯周病治療のすべての段階で重要な指標

間違われやすいのは、歯ミガキ指導は歯周病治療の”序盤のみ”で行うのではないということです。

たしかに歯周外科手術を行う前にPCR=20%を達成しているのが望ましいですが、先に歯石取りをしなければ磨けない部位というのもありますし、歯周外科手術後では歯肉の形態が変化するため、改めて口腔衛生指導が必要になります。

歯周病認定医症例においては、歯周基本治療終了時、歯周外科治療後メンテナンス開始時、メンテナンス期間中のPCRおよびプラークチャートを提示する必要があり、PCRは”常に”歯周病治療の重要な指標であるということができます(Magnusson 1984)。

具体的な臨床へのおとしこみ方としてはメンテナンス毎の評価としてPCRをとり、患者と共有するというやり方です。短期評価をPCR、長期評価を歯周組織精密検査と位置付けています。

実際にはSPT毎にPCRをとるというのは私もやりきれてはいませんが、可能な範囲で実施します。それだけ歯ミガキ習慣の定着は困難な挑戦であり、歯周病治療にあたってはマンパワーを最も注ぎ込むべきところだということができます。



3,PCRが20%にならなければ治療開始できないのか

たしかにPCRが高値で、例えば50%を超えているお口の中というのは、いつむし歯や歯周病がみつかっても不思議ではない状況だといえます。

口腔衛生状態という”モト”を正さなければむし歯はどんどん増えてしまうので、1本や2本治療したところで意味がないと考える歯科医師も実際おられます。

しかしこれは理屈としては正しくても、私は”主訴をないがしろにしている”のではないかと感じます。

患者さんにもいろいろなお仕事やプライベートの事情があるので、継続して通院することが難しい方は大勢います。そして歯ミガキの改善というのは上記のように多大な労力を伴い、患者と医療人双方にとって困難な作業です。

「歯ミガキくらいできるようになってよ」というのは、言うは易し行うは難し。衛生士さんに丸投げでは、わからない部分です。私は無理なので、衛生士さんに最大限のリスペクトを払いながら、宜しくお願いしています。


その一方で最初から歯ミガキ指導をおろそかにして「歯周病が治らない」という話を聞いても「そりゃそうだ」としか思わないわけです。

PCRがどういう状態であるのか検査数値がなければ、歯ミガキができていなくて歯周病治療がうまくいっていないのか、それとも歯周病治療の反応が悪いのか、原因を分析することすらできません。

つまり原則としてガイドラインどおりに治療は進めるべきだけれども、ガイドライン通りに治療が進まない患者がいるのが現実というわけです。ではどうするか。



4,治療計画は修正するもの

ここで”治療計画の修正”というキーワードにつながります。

歯周病治療でいうならば、歯周基本治療として歯石とりと歯ミガキ指導を平行して行いますが、それが終わった段階で歯周組織検査を行います。

この場合典型的な歯周病治療の進行の場合は、「PCR<20%かつPD>6mmの部位が残る」となるので、歯周外科治療を行うという”治療計画の修正”をします。


一方で全員が歯ミガキ指導によって歯ミガキが上手になれるわけではないので、「PCR>50%かつPD>6mm」となっている場合もあり得ます。

こうしたときは「歯周ポケットの減少によるセルフケアの確立」という一般的な歯周病治療のゴールから、「とりあえず痛みがない状況を作る」や「プロフェッショナルケアを中心に管理する」など妥協的なラインへと”治療計画の修正”を検討します。

この治療目標の変更にあたっては患者さんがどういった主訴で治療を開始したかが重要になってきますし、状況を説明したうえで一緒に意思決定をしていく必要があります。


近年になって歯科医院が口腔衛生状態の改善を強く意識するようになったのは素晴らしいことではありますが、”PCRを20%以下”を意識しすぎて治療開始のタイミングが遅くなる、あるいは通院をあきらめてしまうなど、患者さんの不利益につながってはいないかと危惧しております。