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2022年1月28日金曜日

歯医者でいつマスクを外すか

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

埼玉でもオミクロンの影響でで蔓延防止重点策が適応となりました。

その是非はさておき、新型コロナ蔓延以降で非常に多いのが、

歯医者にいっていつマスクを外すのかわからない

と言うテーマです。


当然ながらマスクを外さないと歯医者の治療はできません。これには多くの歯医者たちも戸惑っており、マスクを外さない患者に対し「何しに歯医者に来たんだ」などゴチるという声も聞こえてきます。

しかし、私としては歯医者側からマスクを外す指示をするのが適切な手順だと考えています。



特にマスク装着に関して厳格なのが教育現場で、いまの1~2年生は「指示があった時以外はマスクを外してはならない」と小学校入学の時点から教育を受けています。

給食も黙食で、マスクを外した状態での会話はご法度。これが彼らが一日の大半を過ごす、学校という場所でのルールです。

大人であっても勤め先によっては厳しいでしょうし、介護看護や保育で働く親は常日頃から厳密なマスク着用を求められていることでしょう。



こういう状況であれば自ずと医療機関であればマスクを外すのは憚られる。医療の専門家である歯医者から、適切なマスク着脱の指示があるのだろうと、待ちの姿勢をとるのが、一般の方々にとっての最適解となるのでは。



そういうわけで我々は、マスクを外した後は極力発声しない、説明はなるべくお互いマスクをした状態で済ませておく、という配慮を前提として、処置に入る直前に満を持して「それではマスクをお外しください」と指示を出す、という態度を求められているのだと感じております。

めんどくせぇ!

さしあたりバレンタインデーまでの蔓延防止対応とのことですが、マスク生活は否応にも当分続きそうな気配です。

我々が何を求められているかを見直し、ニーズの変化に則った対応をしていきたいものですね。