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2026年6月27日土曜日

恩師教授の退職記念パーティーに参加して

 こんにちは、東川口の歯医者 中田智之です。


先日、大学院でお世話になった沼部教授の退職記念パーティーに参加いたしました。

この日のことは約一年前に伊藤准教授から聞いており、門下3期生としてラストイヤーを見届けたいという思いで、主なイベントにはすべて参加。

春の歯周病学会の食事会は沼部教授・伊藤准教授ともに最後となるので、久しぶりの参加。そういう事情のため学会主催の懇親会を早めに切り上げてきてくださったようで、沼部先生の講座への想いを感じました。

また最終講演は通常定員200名の九段ホールで行われることろを、定員400名の富士見ホールで敢行。外部からのご来訪や、学部の部活関係者まで大勢が参加し盛況でした。多くの花束が贈られ山のようになったことは、退職記念パーティーでの中原理事長のお話の中でも触れられていました。

沼部教授就任から3年連続で入局した大学院生ですが、私のあと2年間新入生がなかったということもあり、1~3期生+わずか2期で廃止になった社会人大学院生で「当時のメンバー」というのが私の認識です。

私と入れ替わりで倉治講師(現在)が入局してきたので、それ以降は新たな世代、違う雰囲気となったように感じます。

ちなみにワタクシ、沼部教授門下の中で一番早く歯周病専門医を取得しており、2番目か3番目かにインパクトファクターの高い学術雑誌に論文掲載してるんで、けっこう大学の業績に貢献してるとおもうので、後輩たちはもうちょっと敬ってくれたほうがいいと思っています。


話題が飛びましたが、退職記念パーティーは恒例のえらーい人たちの挨拶ののち、沼部教授の持ち時間としてパワーポイントを使った振り返り講演。

沼部教授といえば歯周病学会で初めてパワーポイントで研究発表を行い、賞を取ったということでパソコンに強い、筋金入りのアップルユーザーという側面もあります。出し物としてパワーポイントスライドショーをここで持ってくるのは、締めくくりとしてふさわしいように感じました。

内容としては「最終講演と同じ」といってましたが、約30%ほど新規スライドがあり、既に見た人たちも楽しめました。

途中からほぼ同期、0.5期先輩の社会人大学院生と乾杯していたらいつのまにかヘッドロックをかけられていたので、すべてを神妙に見ていたわけではありませんが、感想としては教授は足が長い(ジーンズの裾を切ったことがない)、スポーツはなんでもできる、平均男性からとびぬけた体力お化け(36時間働ける)なんだなと。

大学院時代「どうしてキミたちは全力をださないのか」的な視線を感じていましたが、教授の体力が一般男性の平均値を大幅に超えているのを自k(文字数)。


その次の出し物は、関野准教授の”本番”、いわゆるギターソロ・オンステージ! 『蛍の光』のソロアレンジといった形で、しっとり聞かせる部分とメタル的な早引き部分が交互に登場する、見ごたえのあるステージでした。

なお関野准教授は50本以上のギターをもつギターコレクターであると同時に、ギター速弾き選手権連続優勝→殿堂入りの実力者です。パーティーの格式にふさわしい名演奏だったと感じています。

なぜ俺はドラムを叩いていないのか、そんなことを考えながら帰り道ばったり会った稲田納子大学教授(現役ボーカリスト)と一緒に、世空に向かって「打倒関野!」と叫んだ、というバンド魂あふれだすサイドストーリーは話がそれるので省略。


大学院を卒業してから13年。それこそ10年ぶりに会うような方も多かったですが、当時の関係性のまま楽しくお話ができました。

沼部先生は今後も特任教授として大学にて研究や指導を続けていくそうですが、ひとまずご退職ということで私にとっても何か区切りになったように感じます。

これからの歯周病学講座がどうなっていくか楽しみであるとともに、うまいこと絶妙な距離感で絡んでいきたいと思っています。

ひとまず、教授の長年にわたる大学生活、研究者・指導者としての生きざまに思いをはせて、「お疲れさまでした、ご退職おめでとうございます」

2026年6月13日土曜日

小学校講話、院内勉強会、焼肉慰労会をやりきった1日

こんにちは、東川口の歯医者 中田智之です。


小学校の歯科講話、思った以上に盛り上がってミッションコンプリート。

今回は「お口ポカン(口腔閉鎖不全症・口腔機能発達不全症)」がテーマで、診療報酬拡張もあいまって学校・歯科双方にとって話題性があるなか、学校からのリクエストで決定。

今回は保健委員だけでなく、5年生全員への講話ということで規模も拡大。

ただこの分野、エビデンスというにはちょっと貧弱で、改めて勉強すると小児の3~5割という統計も「疾患か関係なく、何らかの非正常があればカウント」なので大分盛ってるよな、と。

それはそうと(税使途の話ではなく)注意喚起すること自体は保健指導としてアリだと思うので、一生懸命やらせていただきました。

お口ポカン対策の一つ「正しい咀嚼・嚥下」のところでは遊離糖と食物繊維の話もまぜて、むし歯予防・肥満予防・糖尿病予防、そして食育まで話題を広げたので、先生や保護者ら大人にとっても聞きごたえのある内容だったはずです。

むしろ「お口ポカン」より「遊離糖」のほうがエビデンスサポートされた話題でなので…。

そして養護の先生が企画してくれた「あいうべ体操」では、実践映像の音がでなくてトラブっていたら5年生たちがまさかの大合唱。講演会は一種のライブだと思ってるんで、こういう現場のテンションで盛り上がるのが一番楽しいですね。


そして診療所に戻ってからは診療を早めに切り上げて院内の勉強会。

当院でインプラント埋入手術はやらないのですが、最近手術した医院が閉院するなどしてメンテナンスを引き継がなくてはならないケースが増えてきたことから、若手衛生士も含めコンセプトと見解を統一するために、インプラントメンテナンスの勉強会を行いました。

こちらもインプラント学会・歯周病学会のガイドラインを読み込んでキャッチアップ。正直インプラント学会よりも歯周病学会の資料のほうがメンテナンスについてはよく書いてあったと思います。

それだけでなく、衛生士の銘がインプラント学会認定衛生士とのことで、そこ経由の最新知見も共有しました。スイッチングプラットフォームとか自分が大学院にいる頃はまだ話題になり始め程度だったので、それがすっかり普及していることに時代の流れを感じます。

勉強しつづけなければアカンね。


終わった後は慰労会ということで、スタッフ&出入りの技工士さんとともに焼肉へ。

めちゃくちゃご近所なのに技工士さん以外初めてのお店でしたが、予想以上においしくいただけました。団体なのでコース組んで対応してくれた女将に感謝です。

なが山 東川口支店 - 東川口/焼肉 | 食べログ

自分も小学校と院内とダブルで講演だったので、疲労困憊の体にビールと肉が染み渡るっ。こんな日もあっていいですな。

2026年1月30日金曜日

減税バンド『ZEIファイターズ』結成! 新春減税ライブで一日中ドラム叩いてた話

 こんにちは! 趣味ドラマーの中田智之です。


普段はアニソンを中心に叩いているのですが、今回は私も2024年に参加した『減税&規制廃止カンファレンス』スタッフの”減税あやさん”からお声がけいただき、


減税LIVEイベント『新春減税ライブ2026』に参加させていただきました!


渡瀬裕也さんのトークから始まり、バンド演奏、漫才、そして渡瀬裕也さんの減税替え歌など、多彩な出し物で減税界隈を盛り上げました(笑)


その中で私はこのイベントのために結成された減税バンド『ZEIファイターズ』で、


カバー1曲 + オリジナル4曲 → 替え歌のビート3曲 → アンコール3曲


合計11曲のドラムを叩きました!!


しかもバンドのメンバーは京都や名古屋から来ているので、全員がそろって練習したのは当日の朝。


朝9時から夕方18時ちかくまで、ずーーーーーっとドラム!


たぶん人生で一番ドラムスローンに座ってた日になったと思います。


ドラマーとして「ステージを盛り上げてくれ」と有償で依頼を受けたからには、みっともないドラムは見せられない。


なによりバンドはドラマー以上の実力はだせないもの。ドラマー気張れば、各パートの良さも最大限発揮されるもの!


そんな覚悟で半年間ガチ練した魂のプレイを、イベント無料公開部分でご覧ください!!




そんなこんなもあって、打ち上げでは大暴れでした(笑)


ライブ打ち上げのテンションは、バンドマンにしかわかるめぇ。


でもバンドメンバーはみんなニッコニコだったので、良いドラムが叩けたんじゃないかなーと思います。


サイコーの夜だったZEI!!!

2026年1月5日月曜日

初参加コミケで『さよなら年金』完売御礼!!

 あけましておめでとうございます。医療行政ライターの中田智之です。


昨年大味噌が12月31日、コミックマーケット C107にて『さよなら年金』頒布いたしました。


これは社会保障制度を支出負担ともに縮小し正常化をめざす団体「次世代運動」において『年金解体合同誌』をコミケで頒布するという企画に相乗りさせていただいたもので、


当日は新刊2冊、マンガ(AI)あり多角的な公的データに基づいた問題提起ありの『年金解体合同誌』、本当に行うべき社会福祉の定義からイギリスを参考にした年金制度の大幅縮小という解決策までを論じた拙著『さよなら年金』という形でご案内させていただきました。


どちらも相補的なポジションで、まずは入門編からということで価格も安い『年金解体合同誌』を手に取る方もおられましたし、年金の問題点はよくわかっているから解決案を通読したいと『さよなら年金』を手に取る方、もちろん両方お買い上げいただく方いずれもおられました。


「年金はもう店じまいすべきと考えてきたが、それと同じスタンスで書かれた書籍は初めてだ」とお手に取る方もおられました。このお言葉はライター冥利に尽きます!


次世代運動リーダー北村さんと私の2人が出品者入場で設営と前半戦の売り子を行い、途中から企画編集の梶原げんぜいさん、編集印刷協力の青井孔雀さんが合流し、熱く年金批判を訴えてまいりました。


「障碍者年金や生活保護をなくそうという者ではない、むしろきちんとやるために支出が膨大となった老齢年金にメスを入れるべきだ」と北村さん。


途中、ニコ生のコミケ生中継でも、そのメッセージは広がっていきました!


私の方はというと、快く間借りさせていただいた御恩もあるので、人一倍呼び込み・営業に力をいれました!


笑顔でこんにちは、ちょっとだけ見本みていってください、見本見ている間に内容の説明、お買い上げの場合は見えなくなるまでお見送り、お買い上げでなくてもご関心いただきありがとうございました、といった感じで、さわやかなサークルであるよう努めました。


以前コミティアで一瞬目が合ったところからグイグイ営業かけられて、気づいたら2巻セット+特性オマケファイルを握らされて数千円のお支払いになっていた経験が生きました。あの勉強代がここで活かされたのであればトータル黒字!(小説の内容、おもしろかったです)


結果として私も寄稿した『年金解体合同誌』は60冊以上で大幅黒字、『さよなら年金』は完売御礼となりました! こんなにうれしいことはない!!


『さよなら年金』はAmazonでは年末までのキャンペーン価格中で36冊、コミケで23冊を売ったので、国会図書館に納本した分をあわせて60冊が世の中にリアル本として巣立っていったことになります。


国会図書館でアーカイブページができてました:さよなら年金 : 数字で暴くデタラメ制度 (The quill press) | NDLサーチ | 国立国会図書館


今後もAmazon販売はつづきますので、コチラからお買い求めください:さよなら年金: ―数字で暴くデタラメ制度― | 中田 智之 |本 | 通販 | Amazon



生きてるうちにコミケ出品という目標も、完売御礼という形で達成できました。


一年の終わりとともに社会保障制度に関する執筆活動としては、最高の一区切りができたと思います!

2025年12月17日水曜日

[年末恒例] 2025年を振り返る! 終わったようで始まって、また終わらせた一年

 こんにちは! 中田智之です。


このブログも早6年。6年前というと、副業ライターのキャリアを始めたのが6年前のアゴラ掲載(新田さんとの出会い)からなので、2019年というのは転機の年だったんでしょうね。


何が転機だったかというと、たぶん認定医を取ったことかなと。歯科キャリア形成が一段落して、外の世界に対して色々アクションして、音喜多さんと出会ったり、浜田さんを手伝ったりして、ライター稼業もお金をもらうようになって、と。


振り返るとずいぶん遠いところまでやってきました。医療あるいは医療制度について発信するからには肩書も強化せねばならないと、人生の予定になかった専門医まで取ったり。


実に実りある6年間を過ごさせてもらいました。


その集大成として出版したのが、先日紹介した「さよなら年金」というわけで、国会図書館にも収蔵し一つ形として残せました。




執筆にあたっては年金に関する資料ばかり読み漁っていました。


そんななか大学の同窓と飲みで、みんな色々勉強しているなぁと感心して話を聞いていたら、最近中田は何の勉強をしてるんだと振られ、


「歯医者の勉強はほとんどしてなくて、最近は年金について詳しくなった」


と笑いを取れたのは我ながら面白かったですね!


勉強は博士と専門医取得でしたから、もう学ぶことは何もない。…ウソです(笑) 歯科医学、けっこう進歩してます。


来年はもう少し本業に関する発信や、発信を原動力とした勉強というのをしてもいいのかなと思いました。



飲みの勢いもあり、本までだすなら立候補しろとしきりに言われましたが、しません。師匠の新田さんと同じく「1日で炎上、2日で不祥事、3日で辞任」になると思ってますので。


つまりそれだけタブーにズバズバ切り込んでしまう性分なわけでして、そういう良くも悪くも「空気読めない」タイプは政治家よりもライターとして政治にかかわる方が向いているんですよ。


とはいえ、医療分野については津川友介氏を中心としたグループが、私の主張をさらに深堀した見解を学術の文脈から公表しており、すっかりお株を持ってかれた形に。


しかしこうした意見が大炎上せずに事実として世の中に受け入れられる下地づくりとしての役割こそ、私が果たした役割だったのだと思います。


【論文】医療費適正化の実現に必要なエビデンスに関するレポート(JHPRA Working Paper, 2025-1) ー 一般社団法人日本医療政策学会



実は医療分野についても「さよなら年金」のようなマトメ本をだそうとも考えていたのですが、上記ペーパーの劣化版になるだけなのでやめておきます。


もしやるならば、海外のお看取りガイドライン全訳・解説付きを書くことですね。いまのところ実行に移す予定はありませんが。



そういうわけで今年は、去年末にひと段落と思っていた執筆業の、総まとめとして本にしたよ、という一年でした。


6万文字を取り扱う作業は脳細胞と精神にすさまじい負荷がかかり、現在まだ回復リハビリ期ですが、やればできるという自身にもつながりました。


今後も執筆は大好きなので、有償無償、政治関係か趣味か問わず続けていくと思いますが、正直「さよなら年金」みたいな負荷の大きなことはやりたくないなぁと思います。命削ってる感がすごかったので、肉体か精神のどっちかがダメになります(笑)


こういう無茶を継続的にできるのは若い時だけですね。


来年は余生みたいな感じで、静かに穏やかに暮らしたいと思います。



専門医の更新があるけどな。

2025年12月9日火曜日

【書籍出版&国会図書館納本】 さよなら年金 ー数字で暴くデタラメ制度ー

 こんにちは! 医療行政ライターの中田智之です。


先週12月3日、初めての書籍となる『さよなら年金 ー数字で暴くデタラメ制度ー』を出版しました!!


この出版はKindle direct publishing(略してKDP)というサービスを利用していて、書籍を構成するデータを登録しておくと、Amazonを介して注文があるたびにオンデマンドで1冊ずつ書籍が印刷され、購入者の手元に届くという仕組みです。


つまり私自身が出版費用を出したり在庫を抱えたりする必要がないということですが、その代わりに出版コストは割高になります。今回は政治に関するデータ本、自由主義のスタントで年金政策に向き合うとどういったコンセプトになるかという思想本の側面があるので、多少割高感はありますが違和感のない価格づけになったかと思います。


内容に関する紹介等はAmazonの販売ページにあります。リンク先よりご確認・ご購入いただけると有難いです。


既に個人的に定めていた目標販売数は超えており、Amazon売り上げランキングでは「福祉の参考図書・白書 第2位」「高齢化社会 第3位」を獲得しています。


ご関心いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。


また本書籍は元参議院議員の音喜多駿氏・浜田聡氏、ライター活動のきっかけを頂いた新田哲史氏など若干名に献本しております。各位の今後の活動や発信に活かされるよう願っています。


さらに、まとめたデータや自由主義思想への統合に関して長く保存し参考にできるよう、国会図書館に納本しました。


国会図書館に行くのは初めてでしたし、納本受付は一般利用者は入らない裏方にあるようで、貴重な体験になりました。


ただし館内は全面撮影禁止なので、"映え"るような写真はとれません(笑) 国会図書館名物、ミートソースパスタにトンカツ乗ってる"映え"メニューもあるのですが、撮影ムリでした。もったいない!w


他にも盗難防止のためだと思いますが「中身が見えないカバンや封筒などの持ち込み禁止」というルールがあり、入り口近くのコインロッカー(100円払い戻し型)に荷物を預けなければなりませんでした。


透明バックも同じ場所で配布してますが、わざわざ借りるまでもないかなと、拙著とともに身ひとつで入館するワタクシ。心を強く持つんだ。


納本手続き自体は名前と住所、あと書籍タイトルを書くくらいのものです。それとなく雑談で聞いたところ、こういった持ち込みはそれなりにあるようで、日々無数の書籍が生まれているんだなぁと実感しました。


案内から手続きまで、司書さんからうっすら「この人は"書く側の人"だ」みたいなリスペクトを感じます。すんません、アマチュアです(はじらい)


納本後はおよそ1ヶ月でデータベースに登録され、国会図書館に赴けば閲覧できるようになるそうです。これで正式に参考文献などで引用も可能となりましたので、いつか誰かが活用してくれるとステキだなぁと思います。


そういうわけで6年間の執筆活動の集大成、3か月の生命活動の全てを注いで倍量に加筆した、6万2千文字、126ページを、ぜひ手にとっていただきたいです!!




繰り返しとなりますが、内容に関する紹介等はAmazonの販売ページにあります。リンク先よりご確認・ご購入いただけると有難いです!

2025年12月8日月曜日

出戻りブログ再開! 大学の友人たちと会ってきた件

 こんにちは! お久しぶりです中田智之です。


4月にブログ移転投稿をしてから8カ月ぶり。移転先のブログ、あまり稼働しませんでした…orz


そもそも過去を振り返る日記機能としては継続性のあるサイトのほうがいいので、ほそぼそ続けるなら、いままでやってきたBloggerで…、という判断です。


写真貼りづらいとか、リンク先のサムネイルを自動取得しないとかは、まぁしゃーない。


で、この8か月間なにをやっていたかというと、本書いてました。


その件については専用の記事を作るとして、復活告知がてらの本日はライトな話題でいきましょう。


ということで大学の同窓と飲んできました(おもっくそ公益性のない話題)

みんな変わんねぇな。



色々話した中で、ちょっと書き留めておきたいことがあったから、いまブログを書いているのですが。


なにやら同じ部活だった同級生がいうのは、ある先輩が私のことをベタ褒めしていたと。


どうやら、私の記事や動画の発信をずっと見てくれていたそうで。


当時口ばっかのクソナードだった私を気にかけてくれたのに、自分ったら色々と失礼なことをしたり、先輩自身の思い描いたやり方を邪魔して申し訳なかったと、思い出は反省ばかりで。


ただ、いまでも音楽続けてるのは、その先輩が大学外部のライブに誘ってくれて、一緒にオフスプリングのステージに立ったからなんですよね。厳密にはKissのメイクをした対バンの人に「おめー見どころあんな(意訳)」って言われたからかもしれませんが。


相変わらず恥の多い人生を送っている自分ですが、こう報われた気分になる日もあるもんですね。

2025年4月18日金曜日

【ブログ移転のお知らせ】

 こんにちは。いろいろな目標を達成して次になにをすればいいか、ちょっと迷子になってる中田智之です。


2019年6月からおよそ6年間続いた当ブログですが、次回更新より「はてなブログ」に移転します。


移転先はコチラ:NakaDash!!のカンブリア大爆発



ブログスタートを振り返ってみると、まったく同じ時期にアゴラへの投稿活動が始まっていますから、ライターとして活動した時期をまるごと支えた個人ブログだったわけです。


移転の理由としては単純で、「あっちのほうが書きやすいから」です。


率直な事実を並べるにとどめますが、Bloggerのシステムは長年アップデートされておらず、リンク張っても自動的にアイキャッチを取得しないし、画像はってもよくエラーを起こすし、単独で拡散力を持たないんですよね。


その分広告なしなので、もともと魔改造してクリニックのホームページ替わりに使用していた時には意義がありましたが、その役割もペライチに移行しました。はてなだとアドセンスの広告収入は折半になりますが、それでも私の中では書きやすいUIのほうに軍配があがりました。


今後は日本の学校教育では足りていない、自由主義の考え方に関する発信も増やしていきたいのですが、もともとクリニックのホームページとして、その後エビデンスに基づく医療の考え方について発信してきた当ブログとは食い合わせが悪い部分もあり、今回を転機にブログ移転を決めた次第です。



それでは最後に、当ブログで今でも読み続けられている名作記事を3つ紹介したいとおもいます。Blogger自体が消えない限り閉鎖はしませんので、資料として使っていただければ幸いです。書下ろし執筆が必要であれば、ツイッターDMや@リプ等でご連絡ください。


1,【23年4月4日加筆】花粉症でも抜歯注意!? 免疫療法薬で危険な副作用

1万PVを超えた名記事。ツイッター上での医師からの指摘を、歯科業界ではどこよりもはやく紹介し、ご注目をいただきました。


2,超強力な歯痛止め、今治水の功罪

いまでも薬剤師さんが大好きな歯痛止め薬「今治水」ですが、歯科教育では一切扱わない商品。多くの歯科医が混乱したり、逆に民間療法だと低く見るフシもありますが、その成分を知れば良くも悪くもない適切な運用が見えてくるはずです。


3,歯科で大学院にいく価値はあるのか

この記事は他に代替がないためでしょうか。なんとなく大学院を目指して、なんとなく途中でやめるのが一番もったいないので、そういう意味では参考にしていただけると有難いです。

2025年2月10日月曜日

音喜多さん主催「社保下げ会」登壇 ー 『公的年金の縮小は”できる”』で演説!!

こんにちは! 医療行政ライター / 歯学博士の中田智之です。

2月8日土曜日、武蔵野スイングホールで開催された音喜多駿 前参議院議員が主宰する「社会保険料引き下げを実現する会」第3回ミニ集会にて、「年金」をテーマに講演をしてきました。


講演部分はYoutubeにて公開されていますので、ぜひご覧ください。

概要としては、下記のような構成になっています。

1,救貧と防貧それぞれ制度の定義。
2,基礎年金と報酬比例部分(二階建て部分)が何を担っているのか。
3,既に支払った分の受給権を尊重しながら、ポンジスキームである厚生年金を縮小廃止する概算モデル




講演後音喜多さんとのトークセッション、会場やオンライン視聴からの質疑応答などしました。

そこで印象的だったのは会の性質もありますが、改革を経てどういう救貧防貧制度にしたら良いかについては様々な意見があるものの、厚生年金を廃止すること自体に反対はなかったということです。

こういった部分に、年金制度改革の社会的合意形成の可能性を見出しました。


終わった後は東山あきお 武蔵野市議が幹事で懇親会へ。東山さんとは「減税&規制緩和カンファレンス」の登壇者同士という間柄で、今回私を演者として推薦してくださったうちの一人だそうです。

社保下げ会員の皆様もまた”次世代運動”と同じく医療関係者が多く、それぞれ立ち位置の違った医療現場からのご意見は大変参考になりました。

また参加していた若手地方議員の皆様とも意見交換し、有意義な時間を過ごせました。チヤホヤしてもらえてとてもきもちよかったですが、自分を見失わないように気を付けたいとおもいます。

大変貴重な経験をいただきました。関わった皆様に感謝しつつ、複雑で議論を避けがちな年金制度の理解が深まり、議論が活発になる一助となれたら幸いです。

音喜多さん、私、東山さん


2024年12月23日月曜日

[年末恒例] 2024年振り返り! [今後の展開]

こんにちは、生き急いでる感じのNakaDash!!です。

2024年も残りわずかですね。年々時間が流れるのが早く感じますが、振り返ってみれば1年間に色々やったなぁと感傷にひたる本日のお題でございます。

それでは早速いってみましょー。



・第1位:医療行政ライターとして使命を全うする

『現代ビジネス』の編集方針転換により去年末で月イチ連載を終えたと思いきや、8月には『集英社オンライン』からお声がけいただき計3記事を掲載させていただきました。

初掲載記事はこれまでの発信の総集編的なもので、編集部のご尽力もあり完成度の高い「名詞代わりの記事」に。医療改革というテーマでは先陣をきり、多くの後追い記事を触発させました。

同時期に活動量を増していた社会保障の削減的改革を要望する団体「次世代運動」の活動ももりあがり、ついに衆議院選挙では社会保障改革が日本維新の会・国民民主党の主要公約に。

選挙終盤では市民税非課税世帯へのバラマキを掲げた公明党 石井前党首の批判記事を書いて番狂わせの一助となり、国民民主党の躍進がいち早くハングパーラメントとなっていることを指摘して政治改革の道標を国民に示しました。

この国民民主党の記事は編集部からの企画の打診から入稿・公開までわずか9時間という早業で、睡眠時間を削った甲斐もありPVとしてもヒットだったようです。

また『減税&規制廃止カンファレンス』では600人規模のオーディエンスに対し、医療人としての医療制度に対する問題意識と、社会保障費は制度の効率化や必要性の精査で減らすことができる、それができないのは政治的な理由に過ぎないという、これまで培ってきた医療改革論を熱弁してきました。

その論調に基づき既に一年前から稼働している政治結社『次世代運動』や、新たに政治団体『社会保険料引き下げを実現する会』など継続的に活動する主体も始動。

以上をもって「医療・年金改革を、タブーではなく普通の話題に」という、ライター活動のオリジンとなる目標は達成となりました。

ここから先は「誰が損をするか」の話になり、それは末席ながら医療でメシを食わせていただいている自分が語ることではないかなと。「あとはみんなで決めてくれ、俺はそれに従うよ」という気持ちです。

そういうわけで今後はあまり多くの記事を出す予定にはなっていませんが、自分じゃないと解説できない、言語化できない政治テーマというのはあるので、ここぞというタイミングで発信していきたと考えています。




・第2位:本業忙しくなる

しばらく前から新規の患者さんも増えていましたが、最近も継続的に増加して最近忙しいです。

20年前に実家バイトしながら抱いていた「このまま新規患者なく客層が高齢化したら、自分が中年になるころにはオワコン歯医者なのでは」という危機感は、お陰様で全く感じることはなくなりました。

じっさい根管治療が多すぎて、俺の右手がブッ壊れそう。自分、歯周病の専門医なんだけどな…。

他にも親父の高齢化に伴う仕事量の低下など、今後のためにも本業の踏ん張りどころが近づいてきてるような気がしています。

来年早々はついに40年稼働したレントゲン装置を引退させて、デジタルレントゲンを導入します。フィルム式で引っ張れるとこまで引っ張りたかったけど、自動現像機の修理がもうできない。挙動もあやしいので、限界ですな。

特段コレといったイベントもありませんが、ライター活動が減った分がんばるゾイと。


・第3位:バンド活動は新たな展望

今年前半はかなりコミットしてたような気がします。

バンド「ラドリーズ」に巧いギタリストが加入したことで、音を重ねたセッション動画づくりにチャレンジ。そこで導入した動画編集ソフトやDAMでPCに限界を感じたのが、先日のゲーミングPC導入のキッカケになっています。

5月にはセルビアンナイトという大舞台でのセッションライブ。その打ち上げで勝手に決めたバンド解散。(関係者、読んでたらゴメンだけど時効だ!)

その後は集英社からの執筆依頼や上記イベント登壇依頼がはいり、そちらに全力投球。結果、半年間ドラム動画は出せませんでした。

ということでそれらのミッションもクリアしたので、高校からの友人ギタリストと活動開始! 来年はドラム頑張ろうと思ってます!


・結びとして

2022年は歯周病専門医取得で本業が、2023年は微生物学の論文公開で学術が。

そして2024年は前半にドラムプレイヤーとしての、後半に医療行政ライターとしての、どちらも本業以外の活動で大きな実績を残した1年になったかと思います。

40代最初の年にして「やりたいことをやり切った」感がありますが、やや自分の肉体だけでなく、家族にも負担をかけたと感じています。

来年は盛り上がってきた本業 歯科医業にコミットするとともに、家族や音楽仲間と楽しく過ごし、ゲーミングPCを使った新しい発信を模索していきたいと考えています。

本年は大変お世話になりました。それでは、良いお年を!

2024年12月18日水曜日

ゲーミングPC購入! その理由と早速インストールした作品は

こんにちは! 中田智之あらためNakaDash!!です。
(別に以前から使ってたハンドルネームなので改まってない)

先日おもいたってゲーミングPCを買いました!

これまでミニマリストらしく、タワー型パソコンは不要! つかってもパワーポイントまでと考えていたので、RAM:8GBで軽量安価、安定動作のSurface Goシリーズを愛用していました。

ちなみに一番長く使っていたのはSurface Pro 2です。10インチしか勝たん。

そんな極端な思想をもったパソコンミニマリスト生活でしたが、最近音楽や動画の編集で遊んでみようとすると当たり前のようにスペックも容量もカツカツ。VRゲームにも興味があったり。

いろいろやりたいことをやるために、20年ぶりにタワー型パソコンを所有することを決めた次第です!


ちなみに妻には

「子供達も小学校高学年。パソコンでやりたいことができたときに、PCのスペック不足でできないという辛い思いはさせたくない。教育のためにもキーボードのついたハイスペックPCを、家族で1台共有してはどうだろうか」

という建前でご納得いただきました。


そういうわけで開封の儀→起動実験完了!!

光ってる。めっちゃ光ってるよぉおおお!!!(大興奮)

え? ゲーミングPCっていったら光るでしょ?
教育目的なら光っちゃいけない、って?それってアナタの感想ですよね


茶番はさておき、購入したのは購入後サポートが安心マウスコンピューターのNEXTGEAR。

ゲーミングPCがゲーミングPCである要素ともいえるグラフィックボードに最上位クラスのGeForce RTX™ 4070 SUPERを。その分CPUは妥協して必要十分な性能のRyzen7 5700X。RAMは32GBに増設、容量1TB。

VRゲームやAIイラストのローカル生成でも遊べるレベルを狙いました。




さっそく遊びたかったので以下のゲームからプレイ開始!

まずは今年10周年らしいですが、ちょっと見ないうちにめちゃくちゃ進化してたElte Dangeous。

Surfaceだと恒星間宇宙は旅できても、惑星の地表探索はカックカクで無理でした…。不完全燃焼だったので、再びプレイ!

宇宙に点在するコロニーで運送や買付の依頼を受けたり、賞金首と戦ったりといった部分は大ファンだったPCゲーム LUNATIC DAWNを彷彿とさせます。

いまどきめずらしいMMOですが、宇宙がめちゃくちゃ広いのに対してアクティブアカウントはそこそこなので、往年のUOみたいにPKにボコボコにされることはありません。

根強いファンのいるタイプの作品ですね! 日本人によるプレイ動画は少ないので、いずれ作ってみたいと思っています。




つづいて『原神』のHoYovarthが今年リリースしたゼンレスゾーンゼロ。

スマホでもプレイできますが文字が小さすぎたので、PCの大画面でプレイするほうが向いているゲームだと思いました。

中国産ながら日本アニメへの理解・リスペクトが深く、キャラクターを大切にする文化など共感しやすいメーカーの企業文化。そこにレトロフューチャーとヒップホップが融合した世界観が居心地の良いハック&スラッシュ風アクションゲームです。




他にも、色々調べながらアプリをインストールしています。

音楽編集は前買った機材に無料ライセンスがついてたAbleton Live lite。

動画編集は慣れているCapCut。

ゲームプレイ動画撮影にGefoce App。

AIイラスト等は調べ中。

このPCを使った動画等の発信も、どんどんやっていきたいですね!

2024年12月9日月曜日

5年ぶりの全員集合! 大学の同級生たちと

先日、大学6年間同じ同じグループ? を作ってた同級生たちと飲んできました。 

グループっていうとなんか気持ち悪いので”?”をつけてますが、ようはなんとなく近い席に座って、メシは一緒に買ってきたり食いに行って、忘れ物があったら貸したり、試験の資料を回したり、たまには飲みに行ったり、結婚式があったら呼び合った仲です。

こうして全員集まるのは5年ぶりですが、楽しく飲めるのは有難いことですナ。

社会保険料は”税”であるが、消費税に置き換えれば万事解決なのか

 厚労省の「お悩み募集」SNS投稿に対し、「社会保険料が高すぎる」と多数の返信がつくなど昨今大いに注目されている社会保険料だが、厚生労働省の資料等では『健康保険料(税)』などと表記され税の一種であることが公認されている。


(画像引用)国民健康保険の保険料・保険税について



社会保険税はその半分を労使折半という形で会社側が負担している。一見お得な制度のようだが、この会社が払う分である法定福利費は会計上は人件費に分類され、結局は労働者自身に対するステスル税として手取りを減らす大きな要因となっている。

こうした負担感のごまかしをやめ税制を簡素化する観点から、社会保険税を既存の他の税と合流させるのが良いという考えがある。

もともと社会保障費の歳入と支出を明確にするために税と国家予算から切り離された厚生保険特別会計であるが、社会保険税だけでは社会保障支出が大幅に不足するため、消費税など建前上は社会保障目的税や赤字国債などで国庫負担による補填が行われているのが現状だ。

そうであれば既に保険料収入による制約という財政規律を失っているわけであり、特別会計は巨大な公的支出を国民の目から隠すだけの意味しか持たない。

そういった国民へのごまかしをやめ、税制としてきちんと議論していこうという意味も、税への一本化には含まれている。

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これらの改革案で代表的なのが、社会保険料の消費税への統一だ。

先にも述べた通り消費税はもともと社会保障目的税である。

また地域ごとに物価や最低生活費、社会的課題も違うため社会保障制度は県あるいは道州単位で行うべきと考えたとき、その地域の経済活動と紐づいている税として候補にあげることができる。

実際に「国は安全保障、地方自治体は社会保障」という役割分担は古くから議論されており、地方厚生局の区割り等は道州制の青写真ともいえる。

しかし現状、赤字分野の社会保障の主役をその責任とともに背負いたくない全国の知事たちが、そういった改革には難色を示しているため議論は棚上げになり続けている。

全国レベルで均質な社会保障を行おうとすると、ある地域では深刻な課題となっているが別の地域では共助でどうになかっている部分もすべて公助で支えることになってしまい、理屈の上では社会保障支出は地域ごとに行うよりも膨張することになる。


ある試算では社会保険料はやめて、消費税を25%に引き上げれば良いとされている。消費税25%とは高福祉で有名なスウェーデンの水準だ。

しかし待ってほしい。20%台の消費税(=付加価値税)がある国の多くのは軽減税率を採用しており、食料品など生活必需品は8-10%の軽減税率となっていることが一般的だ。

25%もの大きな消費税は、ブランド品や高級品などに対して課税されるいわば贅沢税、あるいは消費税導入前の日本にあった物品税のような扱いである。

軽減税率なしで25%以上の付加価値税をかけている国もあるが、そういった国と比較するなら税制全体で論じないと意味がない。同じ理由で、日本の消費税率が他国より小さいからといって引き上げてよいという理屈にはならない。

また日本でも軽減税率は導入されているが、消費税を社会保険料の代替として議論する場合には消費税1%あたり2兆円という概算をされることが多く、軽減税率について考慮されていないと考えられる。

生活必需品も含めて消費税の大増税を行えば、消費税のもつ逆進性(低収入者ほど負担が大きい)が顕著にあらわれ、年金制度等で支援すべき低所得・無資産高齢者を直撃する。

「消費税は高齢者自身も払うから公平だ」という言説もあるが、消費税による税込み価格増によって、生活困窮者が最低限必要となるお金が、大きすぎる消費税によって上振れしてしまっては元も子もない。

なぜ基礎控除や累進課税、低所得者に対する納税免除などの制度がなぜあるのか。”所得の小さい人からも税を取って、また配る”のは、非効率だからだ。

そうであれば社会保障費を所得税あるいは市民税といった累進課税に合流させるほうがずっとシンプル。いまの社会保険料も給与に応じて大きくなることから移行において変動する因子が少なく予測可能性の高い税の簡素化ができる。

そういった選択肢も議論の俎上に載せるべきではないか。


また消費税に大幅な軽減税率を導入するとなれば、政治と業界団体との癒着の温床となる可能性も高く、ウリである”公平性”も失われる。

既に新聞に対しても言われるが、軽減税率の対象となるのはともすれば時代遅れのサービスや製品になりがちで、生活スタイルの多様性や革新的なサービスというのは無視されがちだ。

生活に必須という観点でいえば新聞よりスマートフォンのほうが軽減税率対象としてふさわしいという議論もできるかもしれないし、さらに将来はスマートフォンよりももっと生活に密着した何者かが登場するかもしれない。軽減税率はそういった社会の変化、経済成長にブレーキをかけ、時代遅れのやり方を既得権益化して守る。

それにかつて3%だったころは「ま、いっか」で無視できた仕入税額控除(ようはインボイス)や免税事業者(いわゆる益税)などの課題も、10%あるいはそれ以上となると無視できなくなってくる。かつては大手小売り量販店が、増税分を製造メーカーに負担させたなどの問題も生じた。

その結果、なんの収入にもつながらないのに企業会計に多大な負担をかけるインボイス制度が義務化されるなど、消費税の徴税に関する社会的コスト(=民間事業者が負担する法令順守コスト)は非常に大きくなっている。

このように消費税は物流のあらゆる段階で余計なコストを生じるという点を踏まえると、他の税制に比べて劣っているわけでもないだろうが、決して優れてるとは言えないだろう。

少なくとも「消費税は公平だ」というのは推進派のイメージ戦略でしかなく、実際は他の税制と同列にメリットとデメリットを併記して議論すべきだ。

2024年12月4日水曜日

マクロ経済スライド早期終了、3号年金廃止、社会保障加入範囲拡大などの年金議論を見て

11月25日の第21回社会保障審議会年金部会にて将来的な年金改革案が提示された。

直近で導入されそうなのは現状2026年に終了するマクロ経済スライドによる報酬比例部分の調整と関連した、比例報酬部分の調整期間延長と基礎年金調整の早期切り上げによるマクロ経済スライドの2036年終了(21年前倒し)だ。(下図・同資料より引用)

これは要するに「今後の厚生年金の目減りを多くして、基礎年金の目減りを小さくする」と言い換えることができる。そういった改革案は、私たち現役世代にとって有益であるか、反対すべき改悪であるのかを論じてみたいとおもう。結論は個々人違ってくると思うが、判断材料は共有したい。


さて前提のお話として、マクロ経済スライドとはマクロ経済スライド|日本年金機構によると平成16年に決まった制度で、「将来の現役世代の負担が過重なものとならないよう、(略)年金の給付水準を調整」するというもので、ようは将来インフレが起こった場合は年金支給額は引き下げますよという、現役世代の存亡にかかわる素晴らしい制度だ。

この制度があるから官僚たちは「年金制度は100年安心」と豪語する。そりゃ給付を引き下げれば制度は存続するでしょうよ。ウラを返せば現役世代が受け取れる年金は雀の涙ですよという意味でもあるが、とりあえず年金保険料が無制限に上がらないという点では評価できる。

で、当時は想像もしなかっただろうことに実際インフレが起こったため、年金給付水準は引き下げられることが決まっている。だがこのままだと基礎年金が減りすぎるため、国民年金加入者だった高齢者たちの生活が困窮してしまう。そうなるのは自明なのだが、政府の将来予測はいつもガバガバだ。

一方で現状でも低年金・無資産高齢者は年金だけで生活が維持できなくなると生活保護を受給している。

知り合いにインフラ肉体労働系社長がいるのだが、彼の話によると日雇い労働などで私たちの生活基盤であるインフラをマジメに黙々と支えてきた肉体労働者たちは、高齢者になったとき低年金・無資産になりがちだ。高齢になり関節痛や事故等で働くことができなくなった場合、しばしば生活保護申請につきそうという。

そういった観点から考えると、高齢者の困窮を防ぐために重要なのは基礎年金あるいは生活保護であり、厚生年金(比例報酬部分・二階建て部分)はあくまで豊かさである「オマケ」ともいえる。

社会保障審議会の資料によると、基礎年金部分が24.6兆円であるのに対し、報酬比例部分は28.8兆円。「オマケ」のほうが大きいのが現状だ。



もちろん政府は「払った分だけお得」といって厚生年金制度加入を拡大してきた背景があるから、この「オマケ」部分が重要で目減りするのは耐え難いという声は、現役世代からもあがるだろう。

しかし今の年金は賦課方式といって、”いまの高齢者への給付分は今現在の現役世代が支払う”という仕組みになっている。現役世代に支払い側の役割を求めるのであれば、現役世代が不在だった過去に交わされた受給関係について、ちょっと見直してくれないかと声を上げる資格はあるはずだ。

そもそもマクロ経済スライドで基礎年金が目減りすれば、厚生年金加入者の年金も目減りする。どうせ目減りするなら生活困窮者を支えるという本来の目的を尊重したほうが良いのではないか。

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一方で重大な懸念がある。最初に示した図では基礎年金を維持するために、厚生年金財源の活用あるいは国庫負担率を上昇させると記載がある。これはすなわち増税もしくはサラリーマン厚生年金保険料の増額を示唆している可能性が高い。

現役世代としてはこれ以上の国民負担増 = あらゆる増税は受け入れがたい。もし年金本来の目的を機能させるために基礎年金部分を確保したいならば”増税に徹底的に反対”し、比例報酬部分(厚生年金における二階建て部分)の目減りを加速して対応すべきだと、私は考える。

それを極限まで推し進めた形が、自民党 河野太郎氏が提唱する最低補償年金だ。

全ての国民は最低補償年金(およそ基礎年金と同義)の給付が保証され、二階建て部分はNISAやiDecoへとその役割を譲る。

無年金・低年金でも結局は高齢で働けなくなったら生活保護を受給させないわけにもいかないのだから、だれがどれだけ払ったかというのはナンセンスだ。「払った分だけ得をする」というネズミ講そのものの売り文句も、すでにほとんどの労働者が強制加入している現状において役割を終えているだろう。

もし最低補償年金に移行するならば、基礎年金部分よりも大きい報酬比例部分は半減させることができる。その分年金保険料が減額となれば、いうことなしだ。

もちろん今現在年金受給している高齢者や、すでに年金受給間近の高齢者に対する配慮は必要だろう。政府お得意の激変緩和策、テーパリングによるソフトランディングの財源は、年金積立機構がもつおよそ100兆円で良いだろう。

いまの35~50歳代は多少の払い損を生むだろうが、給与所得の源泉徴収の中でも特に大きい年金保険料が減額されるなら、私は賛成だ。

2024年11月20日水曜日

ここが”あの”集英社編集部! 担当編集さんにごあいさつ

11月某日、これまで3記事の掲載をさせていただいている、集英社オンライン編集部にごあいさつにいってきました。

私がライター活動をしている頃には既に、原稿依頼も入稿も電子メールのやりとりで完結する形になっていました。

だから編集さんに会ったこともないまま、良い記事を目指して共同作業をするわけです。

それで気にならないライターさんも多いと思いますが、私は継続してお仕事していくなら一度は対面でお話したい。そこから伝わってくる人となりや考え方もあると思っています。

決して編集部にお邪魔したいというミーハー心ではありません。

ある意味では、普段対面での短いコミュニケーションでお客さんの考えをくみ取ろうとする、職業病みたいなところはあるかもしれませんが。文字に変換できる部分ではない、ノンバーバルなところに本音が現れるというか。

諸事情により詳細は伏せますが、言葉を交わす中で編集さんの大事にしている部分や、仕事を通じてやりたいこと、あるいは私が求められる要点など明らかになったようにおもいます。

ということで帰りがけに編集部入り口で記念撮影!

3年前に生まれたての媒体です。シンプルながらも気の利いたロゴがかっこいいですね!



帰りがけに余裕があったので見回してみると、”あの”マンガ持ち込みスペースらしきブースや、何らかの発表に使うらしきスペースにヒロアカの等身大パネルなどが置いてありました。

ここから名作たちが生まれているんや…。

ということで次のお題もいただいたので、引き続きがんばっていこうとおもいます!









2024年11月5日火曜日

Tax Cut Acton Fes 2024 登壇 ー『重すぎる社会保障負担は人災』で演説!!

秋晴れに恵まれた11月4日、日本教育会館 一ツ橋ホールにてTax Cut Action Fes 2024(減税&規制廃止カンファレンス)が開催。

社会保障改革枠・政治結社 次世代運動ゲスト枠の演者として、代表 北村さんと一緒に登壇させていただきました。

当日会場200人、オンライン配信400人ということで計600人の前でお話させていただいたことになります。このような大集会にお声がけいただき、まことにありがとうございました。

オンラインについては後日視聴可能、またオンデマンドでの対応も検討するようでしたので、詳しくは随時公式サイトをチェックしてください。




ちなみにこの写真、自撮りです。政治家さんたちのように宣材写真はありません(笑)

かっこよく編集していただき、感謝です。

またとない大舞台ということで、身振り手振りあり、ステージ上をウロウロする大演説をブチかましてきました!

あとから考えると右から左にだんだん移動するだけで、舞台の使い方が拙かったなぁと反省ですが、こちとらこんな大舞台はじめてじゃい。しゃーねぇや。

当日は渡瀬さんのアイデアで、衆議院選挙中ずっと医療改革について発信していた日本維新の会支部長 石川まさとしさんに、サプライズゲストとしてご登壇いただきました。

わたし等よりもはるかに医療行政に関してはご専門です。ここでは司会的な役回りも務めました。歯科医だけにね

本当にノープランの急遽だったので、社会保障改革枠の運営メンバーとうまく連携する必要がありましたが、皆さん即意妙答なチームプレイで時間ピッタリで終了。

講演としても枠の運営としても大成功となりました!

サポートしていただいた神奈川減税会さん、風谷葵さん、こじこじさん。すごく頼もしかったです。主催の減税あっちゃんさんならびに運営にかかわった皆様、ありがとうございました!!


登壇後はのんびり講演を楽しみました。

みんないいこと言ってたよ。マジメな話してるのに笑わせることができるってすごいよなー、など。

さいごに、記念写真です。左から渡瀬裕也さん、盟友 北村さん、急遽登壇に応じてくださった石川まさとしさん、そしてテッドみたいなデブが俺です!

この日のためにダイエットしたんだけどな。今日からドカ食いや!

2024年10月12日土曜日

【イベント登壇告知】 11月4日 東京にて 社会保障問題を語ります!【減税&規制廃止カンファレンス】

こんにちは! 自由人なライター 歯医者 中田智之です。

タイトルの通り11月4日(祝日振替)、日本教育会館 一ツ橋ホールにて開催される【減税&規制廃止カンファレンス】において、

『社会保障こそ減税せよ ~この重すぎる負担は”人災”~』

という演題で登壇いたします。



古典的自由主義 / オーストリア学派 / フリードリヒ=ハイエクの流れを組む「減税と規制緩和(廃止)」を求める政治集会の中では最大規模のもので、

800人キャパの会場で行われる一大イベントとなっています。

詳細およびチケット購入は下記リンクから。一般席およびオンライン視聴ともに3000円となっております。

途中出入りは自由。なぜって“自由主義”のイベントですからね。





今回はこれまでの私の発信を総括&ブラッシュアップ。

「一般の方々にとってわかりにくい部分をわかりやすく、誰でも社会保障改革を話題にできるように」という趣旨で、徹底的にわかりやすくまとめました。

この講演を聞けば2024年衆議院選挙でも大きな論点となっている社会保障改革の話題で、後れを取ることはないはず!

最大の公的支出で『ムダおおき聖域』となっている医療・年金の歳出削減の世論を作って、減税と経済成長できる未来を勝ち取りましょう!

2024年9月14日土曜日

小学校で『防災とお口の健康』についてお話してきました

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

先日、戸塚東小の保険委員会にて「災害は小学校にもやってくる そのときどうする?」というテーマで講和をしました。

講和の様子は小学校が動画にしてくださったので、ご関心のある方はぜひご覧ください。



本テーマは今年初頭の能登半島地震をうけて養護教諭の先生が関心をもちいただいたテーマでした。

考えてみれば学校は避難所に指定されているため、災害避難時の口腔衛生について知識は当然必要となってきます。

調べてみると日本歯科医師会や日本学校歯科医会から情報提供されているものの、2023年の大幅変更を始め近年のフッ化物を中心としたむし歯予防法は反映されていないともおもわれました。

それを踏まえ今回、学校で常備していることも多いフッ化物洗口剤の活用など、イマドキのむし歯予防の観点も含める形で再編し講演を行いました。

生徒さん方はもちろん先生方からもご好評いただき、この度動画という形で残していただいたのかなと思います。

今回は私自身も貴重な学びとなりました。







2024年7月27日土曜日

電動キックボード RICHBIT ES1 Proがパンク! 修理 DIY と、知ってほしい原因

こんにちは! 東川口の歯医者、中田智之です。

ご近所ランチ巡りに大活躍の電動キックボード RICHBITが、購入約1年で突然のパンク!!



起こってしまったことは仕方がないとして、修理請け負ってくれる業者も少ない…。

いろいろ調べていくうちに、どうやら後輪タイヤのパンクが多発していることがわかってきました。

その理由は小型廉価モデルゆえに振動を拾いやすく、そのためとくに ”後輪タイヤの空気が抜けやすい” ようなのです。

空気が抜けた状態のまま走行すると、タイヤ内部のエアチューブが裂けてパンクになります。月に1度、300Kpa入っているか確認すべきとのこと。なお、修理後に前輪のタイヤ圧を確認しましたが、こちらはほとんど低下していませんでした。



「タイヤの空気圧を確認するなんて当たり前だ」という声も目にしましたが、そんなん車検の時に「ふーん」って見る程度ですよ!!

みんな違う人生を生きているんだから、知っていることと知らないことがあるのは普通だと思います。

私も「入れ歯は毎日外して洗うなんて知らなかった」とか、「エナドリと缶コーヒー飲みまくるとムシ歯になるなんて知らなかった」とか耳にしても、「そっか、仕方ないね!」で済ませる優しさを持ちたいと思いました。まる。

もちろん知った以上は、月1空気圧チェック、やっていきたいと思います!


で、当初はもちろん修理屋さんにお願いしようと思ったのですが、近所の自転車屋さんでは請け負っておらず、

メーカーに問い合わせて最寄りの修理屋さんを紹介してもらいましたが、

問い合わせが多く順番待ちとのこと。



実は車検が近く、代わりの通勤手段としてRICHBITをアテにしていたので、あまり長くも待てずタイヤ修理DIYを決意。

そこでこんどはメーカーサイトからタイヤチューブを購入しようとしたところ、品切れ!



仕方ないからせめて修理パッチで一時しのぎを…と修理道具をそろえていたところ、翌々日には再入荷のお知らせ! 購入後ソッコーで品切れになっていたから、ラッキーでした。


修理器具としてそろえたのはタイヤレバー3本とパッチがセットになった修理キット2000円、圧力のわかる空気入れ3000円、後輪用タイヤチューブ1100円で、合計7000円程度。

電動キックボードの修理請け負っているところが少ないこともあり工賃は高止まりしているということなので、依頼すると1万ちょっとになりそうかなと思います。

もろもろ、下記のサイトが非常に参考になりました。




素人仕事で一番苦労したのは、タイヤをリムに嵌めるとこですね!

Youtubeで調べて上図のように靴で抑えるのがコツだと知るまでは、汗だくだくになりながらあーでもないこーでもないとやっていました。

ここめっちゃパワーが必要でした。もしかしたらブレーキディスクちょっと歪んだかもしれません。走るとビミョーにシャリシャリいう…。
ということで元に戻して作業完了、用事もないのに試走。

うおー! 快☆適!!

最近どうもスピード上がらないなーと思っていたんですが、タイヤの空気圧のせいでした。



もはやRICHBIT、私の日常生活には欠かせない相棒です。

修理道具もそろったし、月1空気圧チェックするし、これからもバンバン乗り続けようと思います!



※本記事は思い出深い出来事の記録であり、電動キックボードの修理を自力で行うことを推奨するものではありません。DIYは正しい知識と自己責任の下で行うものとし、可能であれば専門家に依頼をしましょう。

2024年7月19日金曜日

トレンド入りした”ダブル歯磨き” せっかくだからネタにしてみた

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

動画づくりにハマってます。いろいろ体制を整えたら制作労力がものすごく小さい…。

ということで、トレンドも拾っていきたいとおもいます!





以前どなたかが言っていたことに、「くだらないことは広まって、高尚になったら狭い世界になる」という説。

日本ではマンガは長くくだらないものにカテゴライズされてきましたが、だからこそ自由な発想同士が熾烈な競争を繰り広げて発展してきたとも考えられます。

一方スウェーデンではマンガに補助金がでて文化保護を受けていますが、子供向けと風刺的なものに二極化しているとのこと。これは「高尚」であるからこそ発展性を失った姿ではないか、と。



そういうわけで私の個人活動としては、「学術論文・エビデンス・ソースを”くだらない”レベルに持っていく」ということを意図しています。

こんなくだらねぇ動画でもエビデンス・ソースが明示される。じゃあお高くとまっている既存の新聞やテレビのその情報、ソース明示できないんですかぁ? とハーレクインみたいなベロ出しあおり顔で挑発していきたいんですよね。

だがしかし結局はどんな意図があってもPV回すやつがエラいので、面白い動画を作れるように日々精進していきたいと思います。

異世界スーサイド・スクワッド おもしろいっす!

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