いろんな意味で大反響の技工士会議からなんだかんだで相互フォローが進んだツイッター歯科クラスタ。
主催者の目論見通りかどうかはわかりませんが、歯医者と歯医者、技工士と技工士、技工士と歯医者のつながりはたしかに増えたように思います。
その中で盛り上がった議論を受けて生まれた記事がマウスピース矯正記事だったりアルツハイマー記事だったりするので、なにがどうつながるかは分かりませんね。
ところでこの歯科クラスターのメンバーがすごい…!その中で注目株は「カミソリ」の二つ名で呼ばれる、akinaさん。
野生のレビュー作成マシーンというべきすさまじいサーチ能力と、ことあるごとに「医療デマは一匹残らず駆逐してやる!」と進撃の巨人のエレンになりきってくれる、エビデンス・タカ派界のホープです。
【STAまとめ】
— akina (@nakixa) October 23, 2020
生物学的幅径(BW:Biologic Width)改め、骨縁上組織付着(STA:Supracrestal Tissue Attachment)について、
ここらで皆様と一緒に知識の整理とアップデートが出来たら嬉しいと思い投下します。
メインとなる文献はこちらです。https://t.co/g4ET57W3Yx
きになったらPubMedにきいてシステマティックレビューしちゃえばいいじゃん!というノリ。しかも複数項目仕立てのコクランが出すような立派なヤツ。 …それ論文投稿できますからっ!
Step0-5)2級CRのためのキーワード探し
— uni (@uni_dot_com) October 22, 2020
「歯周組織の生物学的幅径を考える」
参考図書は「基礎と臨床がつながる歯周解剖」
「生物学的幅径は、「上皮性付着」と「結合組織性付着」の2層がある。実際の臨床では患者ごとの個人差がある。」
なるほど、なるほど・・こりゃ分からん・・
↓
これには辛抱たまらず私も参戦。補綴医のいう生理学的幅径って、意味がフンワリしすぎてるかと。かっこいい横文字つかってみたい的なやつじゃないの。
生物学的幅径について
— 中田智之@歯学博士/医療行政アナリスト (@DashNaka) October 23, 2020
1,健常歯肉で縁下マージンにするなら1mm程度までで、それ以上はポケット底部を侵襲するから炎症を起こすし、炎症があればアタッチメントロスを起こす。
2,ぺリオ的に安定していない歯肉が安定しないのは自明。3
こんな風に論文で語り合えるのは良いことですね。自分のツイートは組織学的切り口だけどw