実は2週間ほど、肺炎でお休みしておりました。
うち前半一週間は入院です。
お休み中は父が一人で診療頑張ってくれていましたが、
こと歯周病治療に関しては私でなければできない部分も多く、
来院していただいた皆様にご迷惑をおかけしたと思います。
誠に申し訳ありませんでした。
今回強く思ったのは、抗生物質なかったら死んでたなーということです。
元来あまり体が丈夫でなく、特に免疫力が低い傾向があって、風邪を引くと治らず、一週間ほど寝込まないとみるみる悪化していく体質です。
(特に診断がつくような持病ではなく、検査数値にも異常は有りません)
子供のころは一度ならず入院し、その原因は単なる風邪でした。
たぶん、現代医療がない江戸時代などに生まれていたら、間違いなく成人せずに病死していた肉体だと思います。
そういうわけで体を鍛えようと何度か運動部に入っているのですが、ちょっとした風邪を引いても一週間寝込まないとみるみる悪化して入院になってしまう、という体質を運動部の皆さんが理解してくれるはずもなく、サボり野郎というレッテルをくらって退部するということを繰り返してきました。
だからいまでも運動部とか、運動というものに対してはコンプレックスを抱えています。
そんな自分でも成人して子供を持つ幸せを恵んでくれたのは、間違いなく現代医療です。
医療は、みなさんが期待するほど万能ではありませんが、それでも多くの人命を日々救っている、そんなあたりまえの有難さを再考した入院生活でした。
ということで、今日から仕事、がんばるぞい。
東川口の歯医者・歯学博士・歯周病認定医
中田 智之
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