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2020年5月12日火曜日

ブロガーとアゴラーとYoutuberと

こんにちは! 東川口の歯医者 中田智之です。

応援している田尾先生がチャンネル登録5000人を突破したそうです! めでたい!!



記念LIVE配信も参加させていただきました。テーマは「情報発信について」ということで、多くの共感できる部分と、反省がありました。


最近同級生とのZOOM飲み会などでもYoutubeどうしたのとか、急に呼ばれたZOOM飲み会では歯医者でYoutuberの人です!と紹介されたことも相まって、ちょっと情報発信のレビューをしたくなりました。



1、Yotuberの圧倒的認知


こういう初対面でのご紹介にアゴラーの人ですと紹介されることはまずないと思うんですよね。

アゴラは基本属性がマニアックなので、歯科医師会の上司の人に「なんかやってるね!」と声がかけられたりしますが、訴求の幅の広さでいうとYoutube圧倒的なんだなぁというのが実感です。



上記田尾先生の動画内にもありますが、歯科医院に来ない人たちに歯科情報をアウトリーチさせるにはYoutubeは最高のツールではなかと感じます。

実は田尾先生の動画を見た後、自分のYoutube動画を久しぶりに確認してみたのですが、何もしてないのに結構PVが伸びているんですよね。


その中で一番伸びていたのがこちらです。



…まじすか!?w

3本撮りした中で流石にクオリティ低すぎやろって思っていたやつなんですが…(^^;

いつのまにか200PVちかくまで伸びてます。初動がそんなではなかったので、自動再生なりで勝手に伸びたということですね。

いや絵がテキトーすぎやろそこだけ修正したいわw



2、Youtubeではどういうテーマがウケるのか


時点が個人的にもオススメの、「良い歯医者ってなんだろう」「金属アレルギー」ですね。特に金属アレルギーは資料にも恵まれてかなりいい動画だと思うんですが、3位です。ただ平均視聴時間は80%と高く、内容の充実具合はしっかり反映されています。

で、どういう動画が伸びているか分析していくと、とりあえずタイトルかなと感じます。



アゴラでもタイトルに関しては編集部でかなり考えて付け直していただけているのですが、やっぱりネットの情報はタイトル勝負なところはあるんだなーと強く実感しました。

私が出した最後のほうの動画は「歯医者の俺が!シリーズ」と勝手に呼んでいるんですが、それなりに有効な戦略だったんだろうなと感じます。



一方で「わかりやすいエビデンスシリーズ」はほとんど伸びてません。再生率の分析などもしないといけませんが、需要ないんだってよくわかりました。



これらから分かるのは私の取り扱ってきた内容において、Youtubeは歯医者にいくまでもないけど、それなりに気になっているところが伸びるということだと思います。

つまりミクロな内容ということですね。

そりゃそうだってのはあると思うんですが、アゴラはマクロ・行政視点、Youtubeはミクロ・現場視点のアウトプットをすればよいと、自分の中ではっきりすみ分けができました。



…ということはアゴラでもミクロな内容のほうがウケるのかな?

まぁ世論が沸き立った時に投入すると伸びるかもしれませんね。ハンドピースの滅菌問題の時にレギュラー執筆陣だったら色々書いたのになぁ…。



3、どういう動画で戦えるのか


しかし私がYoutubeの発信をお休みしているのはアゴラが楽しいというのはたしかにあるのですが、田尾先生や寺岡先生の動画が良すぎて「俺別に頑張る必要なくない?」と思ってしまったからです。



これなんてお金払うレベルだと思いますよ。大変参考になりました。



一方で同時期に巻き起こった政治家Youtuberブームですが、こっちもこっちですごいです。

音喜多さんは3本まとめ撮り、一発録画。柳瀬さんは見た通りの通し動画。つまりどちらも30分以上ノーカットを、フィリングワードや良い淀み、長考ほとんどなしでしゃべり続けられるということです。凄まじい能力だとおもいます

ノーカット50分超高速しゃべりのメンタリストDAIGOはどこかブッ壊れているんではないでしょうか。






そんななかで自分にできることは何か、ニッチを掘ってサバイヴしてきた中田家的な勝ち筋はなんだと、生存戦略を練るわけですね…。



まとめ:今後の展開


とりあえず動画は意外と伸びがいいんで、「一般人が歯医者に面と向かって聞けないことに、正論で回答しつつ、スパイス的に制度批判を混ぜる」この方向で掘り下げていけばそれなりにはなるんじゃないかなと考えています。

スパイス的な批判を冒頭に入れておくなどで序盤の離脱を防ぐなどしてもいいかもですね。面と向かった制度批判はするつもりないんで、「歯医者にいきたくないなぁ」と思っている人がスカっとするようなちょっとしたオトボケを狙ってみようと思います。

なんせターゲットは「歯医者に行きたくない、もっといえば全く興味がない人」であるので。こういった人たちに「歯医者はいいぞ」っていっても無駄だし反感を買うだけなんで、「やっぱり行かなくても大したことにならへん」という共感を引き出しつつ、途中からロジックに巻き込んで「あれ、もしかしてこれ行かなきゃあかんやつ?」ってソワソワさせるという戦略。

それと動画編集とか楽しそうなんですけど、Youtubeスタジオが強化されていけばノー勉でもできるレベルにインターフェース側が進化するんじゃないかと考えてます。あとSurface Goだと多少パワー不足なのでデスクトップPCが欲しくなったり、追加投資が必要になってしまいます。自分ケチなんで成功するかもわからんことに金を投資するのはしません。投資するのは自分の時間とアイデアだけです。



というわけでYoutubeはかなり堀甲斐のあるツールなので、しっかり取り組みたいなという気持ちはあるんですが…

アゴラやブログとどう整合性をつけるか、ですよね。


長くなってきたので今回はここまで、続きます。