2024年も残りわずかですね。年々時間が流れるのが早く感じますが、振り返ってみれば1年間に色々やったなぁと感傷にひたる本日のお題でございます。
それでは早速いってみましょー。
・第1位:医療行政ライターとして使命を全うする
『現代ビジネス』の編集方針転換により去年末で月イチ連載を終えたと思いきや、8月には『集英社オンライン』からお声がけいただき計3記事を掲載させていただきました。初掲載記事はこれまでの発信の総集編的なもので、編集部のご尽力もあり完成度の高い「名詞代わりの記事」に。医療改革というテーマでは先陣をきり、多くの後追い記事を触発させました。
同時期に活動量を増していた社会保障の削減的改革を要望する団体「次世代運動」の活動ももりあがり、ついに衆議院選挙では社会保障改革が日本維新の会・国民民主党の主要公約に。
選挙終盤では市民税非課税世帯へのバラマキを掲げた公明党 石井前党首の批判記事を書いて番狂わせの一助となり、国民民主党の躍進がいち早くハングパーラメントとなっていることを指摘して政治改革の道標を国民に示しました。
選挙終盤では市民税非課税世帯へのバラマキを掲げた公明党 石井前党首の批判記事を書いて番狂わせの一助となり、国民民主党の躍進がいち早くハングパーラメントとなっていることを指摘して政治改革の道標を国民に示しました。
この国民民主党の記事は編集部からの企画の打診から入稿・公開までわずか9時間という早業で、睡眠時間を削った甲斐もありPVとしてもヒットだったようです。
また『減税&規制廃止カンファレンス』では600人規模のオーディエンスに対し、医療人としての医療制度に対する問題意識と、社会保障費は制度の効率化や必要性の精査で減らすことができる、それができないのは政治的な理由に過ぎないという、これまで培ってきた医療改革論を熱弁してきました。
その論調に基づき既に一年前から稼働している政治結社『次世代運動』や、新たに政治団体『社会保険料引き下げを実現する会』など継続的に活動する主体も始動。
以上をもって「医療・年金改革を、タブーではなく普通の話題に」という、ライター活動のオリジンとなる目標は達成となりました。
ここから先は「誰が損をするか」の話になり、それは末席ながら医療でメシを食わせていただいている自分が語ることではないかなと。「あとはみんなで決めてくれ、俺はそれに従うよ」という気持ちです。
そういうわけで今後はあまり多くの記事を出す予定にはなっていませんが、自分じゃないと解説できない、言語化できない政治テーマというのはあるので、ここぞというタイミングで発信していきたと考えています。
素晴らしいです!反サロ五箇条※などの実現を目指す次世代運動としては、可能な範囲で積極的に共闘させていただきます!!
— 北村🍎現役世代デモの人(旧:相馬) (@Tatskaia) December 23, 2024
>多くの方々の協力・共感を得るために、本会の活動目的はシングルイシュー「社会保険料引き下げの実現」
>それ以外の要素は一切入れません https://t.co/OR86iYhuYE
・第2位:本業忙しくなる
しばらく前から新規の患者さんも増えていましたが、最近も継続的に増加して最近忙しいです。
20年前に実家バイトしながら抱いていた「このまま新規患者なく客層が高齢化したら、自分が中年になるころにはオワコン歯医者なのでは」という危機感は、お陰様で全く感じることはなくなりました。
じっさい根管治療が多すぎて、俺の右手がブッ壊れそう。自分、歯周病の専門医なんだけどな…。
他にも親父の高齢化に伴う仕事量の低下など、今後のためにも本業の踏ん張りどころが近づいてきてるような気がしています。
来年早々はついに40年稼働したレントゲン装置を引退させて、デジタルレントゲンを導入します。フィルム式で引っ張れるとこまで引っ張りたかったけど、自動現像機の修理がもうできない。挙動もあやしいので、限界ですな。
特段コレといったイベントもありませんが、ライター活動が減った分がんばるゾイと。
・第3位:バンド活動は新たな展望
今年前半はかなりコミットしてたような気がします。
バンド「ラドリーズ」に巧いギタリストが加入したことで、音を重ねたセッション動画づくりにチャレンジ。そこで導入した動画編集ソフトやDAMでPCに限界を感じたのが、先日のゲーミングPC導入のキッカケになっています。
5月にはセルビアンナイトという大舞台でのセッションライブ。その打ち上げで勝手に決めたバンド解散。(関係者、読んでたらゴメンだけど時効だ!)
その後は集英社からの執筆依頼や上記イベント登壇依頼がはいり、そちらに全力投球。結果、半年間ドラム動画は出せませんでした。
ということでそれらのミッションもクリアしたので、高校からの友人ギタリストと活動開始! 来年はドラム頑張ろうと思ってます!
・結びとして
2022年は歯周病専門医取得で本業が、2023年は微生物学の論文公開で学術が。
そして2024年は前半にドラムプレイヤーとしての、後半に医療行政ライターとしての、どちらも本業以外の活動で大きな実績を残した1年になったかと思います。
40代最初の年にして「やりたいことをやり切った」感がありますが、やや自分の肉体だけでなく、家族にも負担をかけたと感じています。
来年は盛り上がってきた本業 歯科医業にコミットするとともに、家族や音楽仲間と楽しく過ごし、ゲーミングPCを使った新しい発信を模索していきたいと考えています。
本年は大変お世話になりました。それでは、良いお年を!